広島インターナショナルスクール幼児クラスを取材!国際バカロレア教育で育む『探究力』とは?オープンキャンパス情報も

「国際教育に興味がある」という方必見!広島市安佐北区にある「広島インターナショナルスクール(HIS)」は、3歳から通える国際バカロレア(IB)認定校です。多国籍の子どもたちが集う環境で、探究心や豊かな感性を育む教育を実践していることが特徴。今回は、幼児クラスを担当するMasayo先生に、HISならではの学びの姿勢や、子どもたちの様子を伺いました。オープンキャンパス情報もあわせてご紹介します!
広島インターナショナルスクールは“3歳から通える”国際バカロレア認定校
広島インターナショナルスクールとは?

広島市安佐北区にある「広島インターナショナルスクール(Hiroshima International School:HIS)」は、幼児期から高校卒業まで通える幼小中高一貫校です。国際的に評価される教育プログラム「国際バカロレア(IB)」認定校であり、25ヶ国にも及ぶ多様な国籍の子どもたちが通っています。
IB教育とは、多様性を受け入れる豊かな感性と、グローバル社会で求められるリーダーシップを兼ね備えた人材育成を目的とした教育のこと。HISでも、ただ英語を習得するだけではない、子どもたちの探究心や主体性を伸ばす教育を実践しています。
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3~5歳の幼児クラスは日本人の先生がサポート!

幼児クラスは、EC3(3歳児)、EC4(4歳児)、KG(5歳児)で構成されており、日本人の担任の先生がサポートしながら授業を行います。そのため、入学時に英語の経験がなくてもOK!初めて英語環境に飛び込む子や、両親ともに日本語が母国語という子も、安心して通えます。
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広島インターナショナルスクール「幼児クラス」の魅力を担任のMasayo先生に聞きました!
「幼児クラス」の授業内容と普段の様子は?

今回お話を伺ったのは、長年HISで幼児クラスの担任を務めているMasayo先生。とっても明るく、朗らかなお人柄のMasayo先生は、20年以上のIB教員歴を持つベテランです。この日の午前中のひとコマは、アニメ教材を使った“探究”と“道徳”の授業。

アニメを見終わったら先生の問いかけに、子どもたちが思い思いに自分の意見を発言します。実はプロジェクターに流れているアニメはあえて言語が入っていない物語で、Masayo先生はこのとき、子どもたち一人ひとりのお話の理解度や集中力を見ているのだとか。

また、Masayo先生がわざと「できない役」を演じ、子どもたちに解決方法を考えさせる場面も。この日は「仲が良すぎてふざけている」シーンで、子どもたちは「もっと離れて!」や「No Thank youって言えばいいんだよ」などと、楽しい雰囲気の中で自由に発言していました。
Masayo先生は日常的なトラブルのシーンや、季節・曜日などの規則的な習慣を、あえて『わからないフリ』で再現することがよくあるのだとか。すると、英語でのコミュニケーションの取り方を体感的に気付けたり、わからないことを自ら調べてきたりと、自然に成長する子どもたちの姿が見られるそうです。

次は、2つのグループに分かれ「うれしい気持ち」「いやな気持ち」を絵で表現する活動。新学期で慣れない日本人の子や、日本語も英語もわからない子は、Masayo先生のグループでやさしくサポートします。まずは5分座る、意見は数名から出ればOK…と、小さな目標からスタートするのだそう。

一方、もう1つのグループは英語での表現に慣れている子たちで、より幅広い表現方法に挑戦します。同じ活動でも教育の狙いを柔軟に変え、みんなが「できた!」と自信をつけられる環境なんですね。最後は、それぞれのチームが描いた絵を発表。途中で泣いてしまう子がいても、Masayo先生が気持ちを受け止め、あたたかくサポートしていました。

授業は1コマ40分制。15分の外遊びタイムを挟み、この日はこのあと「音楽」と「日本語」の授業が待っています。午後は子どもたちのコンディションに合わせ、午睡をしたり、絵本を読んで体を休めたりと、ゆったりと過ごすそう。遊びを通じた活動で、子どもたちの言語の幅を広げ、探究心を自然に引き出していることが印象的でした!
幼児クラスには創造力や主体性を伸ばす工夫がいっぱい!

授業のほかに、幼児クラスの教室で目を引いたのがブロックや列車、レールなどのおもちゃ。HISでは、これらも大切な「探究のツール」だと言います。たとえば列車を使ったレール遊びでは、線路をつなげて高架を作り、立体的な構造に挑戦。途中で電車が落ちたり、崩れたりするハプニングも学びのチャンスです。「どうして落ちたのかな?」「どうしたら支えられる?」と話し合い、本物の橋を調べて仕組みを確認。最終的に、子どもたちの力で完成させるのだとか。
「授業には軸がありますが、子どもたちの興味に寄り添い、日々変化のある活動をしています」と話すMasayo先生。こうした子どもたちの“興味”や“気づき”を逃さず、次の学びにつなげたり、関連するテーマへと発展させたりしているのだそう。IBの理念に沿って、子ども主体の教育を実践している様子がうかがえました。
広島インターナショナルスクールの幼小中高一貫教育の魅力とは?

HISの魅力のひとつが、幼児期から高校卒業まで一貫して学べる環境。Masayo先生は「HISには、いじめがない」と胸を張れるほど、上級生と下級生が年齢を超えたつながりの中で、思いやりやリーダーシップを育んでいると言います。もちろん、意見の違いや小さな衝突はありますが、子どもたちは相手の良いところを見つけ、悪い行動があったときには「なぜ良くないのか」を話し合って解決へ導きます。お互いの違いを尊重しながら関係を築いていく姿勢は、IB教育の根幹でもあるんです。
「3歳からインターナショナルスクールに入れて大丈夫?」という不安を持つ保護者の方もいるかもしれませんが、英語教育についてもHISならではの理念があります。ただ英語でのコミュニケーションを追求するのではなく、生まれ持った母国語を大切にしながら、“自分の考えを伝える力”を育むことを重視。英語と日本語が行き交う環境で学んだ経験が、のちに“深みのある表現力”や“人間力の豊かさ”につながるのだとか。
Masayo先生は、「幼児期は言葉の土台づくりの時期。焦らず、長い目で見守ることが大切です」と話してくれました。
英語が不慣れでも安心!保護者へのサポートもしっかり◎

お子さんを預け、不安に思う保護者の方もMasayo先生が丁寧にサポート。たとえば新入生の保護者には、個別チャットで日々の小さな成長をこまめに報告すると言います。毎週金曜日のクラス便りでは、「家庭での会話のきっかけになるように」と、今週の授業の解説や教材のリンク、子どもたちの活動の様子を写真付きで共有。担任の先生と密に連携がとれるのは、家でも子どもの話を広げやすく、大きな安心につながりますね。
▽不安はなかった?「幼児クラス」先輩ママたちの座談会はこちら!
【要予約】広島インターナショナルスクールでオープンキャンパス開催♪

広島インターナショナルスクールでは、毎月予約制の「オープンキャンパス」を開催しています。当日は授業見学や校内ツアーを実施するほか、入学手続きに関する相談も可能。もちろん、日本語での質問にも対応しています。今回紹介した幼児クラスの探究活動や、多様性のあるキャンパスライフを知る貴重な機会!「IB教育が気になる」「インターナショナルスクールへの入学を検討している」という方は、ぜひこの機会に参加してみてくださいね♪
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日時 |
2025年10月29日(水)/11月28日(金) |
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対象 |
入学を検討しているお子様と保護者の方 |
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スケジュール |
9:45~ 受付開始 10:00~ オープンキャンパス開始 (説明会、質疑応答あり)※日本語対応可 12:00 終了予定 |
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駐車場 |
あり |
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申し込み |
広島インターナショナルスクールで世界に羽ばたく力を育てよう!
広島インターナショナルスクールの幼児クラスでは、IB教育に沿ったさまざまな活動を通じて、子どもたち一人ひとりが自分で考え、行動できる力を育んでいます。Masayo先生をはじめとした教師や上級生のあたたかなサポートのもと、言葉や国籍の違いを越え、お互いを認め合える環境が魅力。興味がある方は、ぜひオープンキャンパスでその雰囲気を体感してみてくださいね。
【広島インターナショナルスクール】
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所在地 |
広島市安佐北区倉掛3-49-1 |
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電話番号 |
082-843-4111 (受付時間/平日8:30~18:00、日本語・英語対応) |
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公式サイト |
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