ママも子どもも時間を忘れて夢中になる!?まんががいっぱい!広島市まんが図書館

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「まんがが読みたい!」そんなとき本屋さんや電子書籍、レンタルまんがなどを利用するのもいいですが、「まんが図書館に行く!」というのもひとつの方法♪今回は、広島市南区にある広島市まんが図書館についてくわしく紹介していきます!

まんが図書館ってどんなところ?

広島市南区の比治山公園内にあるまんが図書館は、全国的にも珍しい“まんがに特化した図書館”です。もともとは、比治山公園の中で気軽に読書を楽しめる比治山青空図書館だったそうですが、1997年にこの比治山青空図書館を改装し、現在のまんが図書館としてオープン!
まんが文化の向上を目指して作られた施設で、館内にはなんと15万冊以上ものまんがが所蔵されているんです。
さらにまんが図書館では、館内での閲覧、貸出の他に展示や各種講座の開催なども行っています。

まんが図書館への行き方

「興味はあるけれど、行き方が分からない…」というみなさんもご安心ください。比治山公園内にあるまんが図書館への行き方をまとめてみました♡

市電

広島駅⇔広島港を行き来する5番線を利用します。「比治山下」電停下車後、800m程歩くとまんが図書館へ。今回わが家はこの方法でまんが図書館に行きました。

電車を降りてからは、比治山公園に上がる坂道を歩いていきます。坂道なので正直ちょっとしんどいです(笑)でも、「あ~!あそこ虫がおったよ!」「あそこには鳥がおる!」なんて言いながら子どもたちと歩くのもなかなか楽しいものでした♪

私は下の子を抱っこひもに入れていたので、置いて行かれてしまいましたけどね(笑)

500m、だいたい8~10分くらい歩くと、比治山公園案内図とともに

まんが図書館の文字が!ここから5分くらい歩くとまんが図書館に到着です。

バス

バスの場合は

・紙屋町・八丁堀方面から、比治山トンネルを経由する「旭町」「大学病院」行きのバスに乗車
・広島駅から「旭町」「大学病院」行きのバスに乗車

どちらも「段原中央」で下車します。その後、比治山スカイウォークを経由して950m程歩くとまんが図書館に到着です。
動く歩道とエスカレーターを使って気軽に登れるスカイウォークは、子連れママにも優しく便利!わが家では、こちらのルートもよく利用します。まんが図書館以外に、広島市現代美術館に行くときなどにも使えますよ♪

また、ひろしま観光ルートバス「ひろしまめいぷる~ぷ」のオレンジルートを使えば、まんが図書館の目の前まで行くことができます。観光者向けのバスなので、バスの中には外国人観光者の姿も多く見られました。ただ、バスの本数は少ないようなので、時刻表のチェックをお忘れなく☆

車で行く場合は、比治山公園内の無料駐車場が利用可能です♡また、広島段原ショッピングセンターの駐車場も利用OK!まんが図書館の2階カウンターで駐車券を提示すると「入館証明」をもらえるので、利用後には広島段原ショッピングセンターのサービスカウンターへその「入館証明」を提示しましょう。当日に限り、3時間無料で駐車できます。

まんが図書館の館内はこんな感じ♪

では、早速まんが図書館の中を見ていきましょう!

まずは、まんが図書館の外観。「笛吹少年ブロンズ像」がお出迎えしてくれますよ。
この建物は、有名な建築家である黒川紀章さんが建築設計したもの。建築界におけるノーベル賞、フランス建築アカデミー・ゴールドメダルを受賞したこともあるすごい方です!ちなみに、まんが図書館のすぐ近くにある広島現代美術館も、同じく黒川紀章さんによる建築設計となっています。ぜひ建物の素晴らしさも一緒にチェックしてみてくださいね。

正面玄関向かって左手にはショーウィンドウがあり、ここでは定期的にテーマに沿った本の展示を行っています。

まんが図書館では、まんが文化やまんがの楽しみ方を伝える講座も行っています。キッズ対象のものあるので、まんがに興味を持つお子さんがいるママは、一度まんが図書館公式HPをチェックしてみるといいでしょう。

閲覧室は2Fにあります。ちなみに、このキャラクターは、公募で選ばれたまんが図書館のマスコットキャラクターマッピーです♪

この階段を上ると、ついにまんが天国が!わくわくしちゃいますよね。2Fへは階段の他に、エレベーターも使用可能!ベビーカーのママさんこちらを利用しましょう。

階段を上がってすぐ目に入るのは、まんがの歩み年表。まんがの歴史をくわしく知ることができる年表です!

2F入口の左手側には、広島にゆかりのあるまんがを集めたひろしまコーナーや、日本のまんがを外国語に翻訳した“外国語まんが”が並ぶコーナーがあります。

右手側には、閲覧室。まんがは作者の名前のあいうえお順に並んでいるので、お目当ての作品も探しやすくなっています。

まんがの他に、まんがに関わるさまざまな本も置かれています!サブカル絡みの本も多くて、サブカル好きの私も気になる本がたくさんありました。思わず興奮(笑)

閲覧室の奥には、こんなコーナーも!伝説のまんが雑誌「ガロ」がたくさん並んでいるのを見て、またまた興奮してしまう私(笑)ディープなまんがファンも満足しそうなラインナップです。
この他にも古書貴重資料が多く揃うまんが図書館。貴重書については、カウンターで手続きすれば閲覧もできるそう。ただし、貸出はNGです。

お目当てのまんがが見つかったら、館内のイスに座ってじっくりと読むことができます。
ただ、小さい子どもを長い時間静かにさせておくのは至難の業ですよね…。私自身の経験では、子どもが年長~小学生以上になれば館内で一緒に読書が楽しめましたが、それより小さい場合は館内での閲覧は難しい印象です。子どもが小さいうちはスピーディーにまんがを選んで、借りて返って家で読むというスタイルがママにとってもストレスが少ない方法かもしれません。
私も末っ子が大きくなったら、心おきなく閲覧室で読書を楽しみたいと思います!

カウンターで手続きすれば、館外の木陰やベンチでまんがを読むことも可能!1人10冊まで持ち出すことができるので、天気が良い日は緑の中で読書を楽しむのもおすすめですよ。子どもを外で遊ばせるのを見ながらママは読書!なんてこともできるかもしれませんね。

1Fにはトイレがあります。

ベビーベッドもあるので、赤ちゃん連れのママも安心ですね。

まんがを借りるには?

まんが図書館は広島市立図書館の中のひとつ。そのためサービス内容は、その他の広島市立図書館と同様になっています。

本を借りることができるのは、広島市内に住んでいる人or広島市内に勤務先や通学先がある人、広島広域都市圏に住んでいる人です。この条件に当てはまれば、貸出利用券を作成して本の貸出をすることができますよ。未就学児や小中学生も、保護者の同意があれば貸出利用券を作ることができます。
1枚の貸出利用券で、10冊まで貸出OK。つまり、5人家族ならば最大50冊までの貸出が可能ということですね!これなら、「気になるまんがを全巻借りる!」なんてこともできそうです。
貸出期間は2週間。次に貸出を待っている人がいる場合もあるので、貸出期限はきちんと守りましょう。予約がない場合に限りますが、延長の申請を行えばさらに2週間、貸出期間を延長してもらえます。

借りた本は、図書館のカウンター・返却口はもちろん、その他の広島市立図書館や広島市公民館、広島市立大学附属図書館にも返却可能!例えば、佐伯区の人がまんが図書館でまんがを借りた場合、返すときにわざわざまんが図書館まで行かなくても佐伯区内の図書館や公民館に返却することができるんです。これなら、子どもを連れては動きにくい子育てママも、安心してまんが図書館を利用することができるのではないでしょうか。
さらに、「イオン広島祇園店」「福屋広島駅前店」にも図書返却ポストが設置されているそうなので、ショッピングのついでに返却する、なんてこともできますよ。

まんが図書館の周辺は?

比治山公園に位置するまんが図書館。周辺は緑あふれる環境です。まんが図書館から外に出ると、子どもが走り回れるような広場があります。広場では、親子でキャッチボールをしたり、子ども同士で鬼ごっこをしたりする姿が見られましたよ。
また、紅葉を楽しめるスポットとしても人気の比治山公園。まんが図書館の周りにも真っ赤に色付いた木々たちがたくさんあります。子どもと一緒に落ち葉の上をサクサク歩くのも楽しそう♡
さらに近隣には広島現代美術館があるので、比治山公園内ではいろいろなアートに出会うこともできます。子どもと一緒にアートを探して散策するのも楽しそうですね。
もちろん、広島現代美術館でどっぷりアートに触れるのもおすすめです◎。

まんが図書館でまんがを思う存分堪能!

好きなまんがを好きなだけ読むことができるまんが図書館!「たくさんまんがが読みたい!」というときに、ぜひ訪れてみて欲しいスポットです。美しい比治山公園の風景も一緒に楽しんでみてくださいね♡

広島市まんが図書館

住所

〒732-0815 広島市南区比治山公園1番4号

電話番号

TEL:082-261-0330

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日

8月6日に当たるときは開館。また、月曜日が祝日法の休日に当たるときも開館。

祝日法の休日の翌日

ただし、その日が土・日・月曜日・休日に当たるときは、その直後の平日。

図書整理日

奇数月の末日。ただし、その日が土・日・月曜日に当たるときはその直前の金曜日。

年末年始

12月29日~翌年の1月4日。ただし1月4日が月曜日にあたるときは1月5日まで。

特別整理期間

7日以内。

公式HP

https://www.library.city.hiroshima.jp/manga/index.html

担当ライター

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