心配性&過保護すぎる夫にイライラ…子育てママのちょっとしたグチ

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子育てに積極的に関わろうとする夫。その気持ちはありがたいのですが、心配性&過保護のため息子の行動をいちいち心配し、1日の終わりにはくたくたに疲れています。子育ては1日だけじゃない。ずっと続くから妻は少し手を抜いて、毎日をやり過ごしているのです。広島ママのちょっとしたグチを聞いてくださいね。

心配性&過保護の夫にイライラがたまる…

33歳で初出産。現在、広島市内の幼稚園に通う3歳9ヶ月の息子と夫との3人で暮らしています。周りの人からは、「子煩悩のお父さんでいいね~。」とよく言われる夫ですが、一緒に暮らしていると、心配性&過保護で、イラッとすることも多々あります。息子を授かる前から夫の心配性には気が付いていましたが、子どもができてからは、さらにエスカレートしてきたような気がします。例えばこんなエピソードが…
出産後、病院から自宅に戻り、初めての沐浴。仕事の休みを取ってくれた主人と、息子の沐浴に挑戦することになりました。11月で、お風呂場が寒かったため、キッチンシンクにベビーバスを入れて沐浴スタート。何でも完璧にやりたがる夫は、お湯の温度を38度から39度に保たないと気が済まない。私が息子を洗っている間、「風邪をひいちゃいけないから」と、息子の足のほうからお湯を少しずつ入れたり、お湯が溢れないようにぬるくなったお湯を取ろうとしたりして、私の周りをうろうろするので、息子に集中できない…。たしかに育児本にも、温度調節に気をつけてと書いてあるけれど、そんなにすぐぬるくなるわけもないのに、必死に温度調節に励んでいました。こんな感じで、心配性夫との子育てが始まり、息子が3歳9ヶ月になった今でも、心配性&過保護の夫とよくぶつかっています。

100%で子育てするから、1日もたないんだ!

息子が1歳になるくらいまででしたが、グズりが少し続いただけで、「何か病気かもしれん。病院に連れて行ったほうがいいよ」と、病院に行かせたがる夫。「子どもは1日に何回グズッてると思ってるんだ!」と、心の中で思う私。言葉に出すといちいち喧嘩になってしまうので、最近は心の中にしまって、夫の言葉をスルーしたり、聞こえないふりをして、その場から離れたりもします。(笑)
そのほかにも、息子のご飯を食べさせる前に熱さをチェックして、「これ熱すぎるんじゃない?」とか、床にほこりが少しでもたまると、「息子がハウスダスト アレルギーになったら困るから、もう少し綺麗に掃除したほうがいいんじゃない?」とか、いちいち口出ししてくるので、私のイライラはたまる一方です…。夫の言ってることは間違ってはいないんです。ただ、夫は本当に細かい!そんな夫は、息子へも全力で接します。肩車したり、お馬さんになってあげたり、本を読んであげたり、とにかく一生懸命息子の相手をします。そんなだから、休日の夕方頃にはいつもぐったりです。「いやいやいや、これからお風呂入れたり、寝かしつけもあるんだよ!」と、心の中で思う私。これが、お父さんとお母さんの役割の違いなのでしょうか…。「子育ては、ずっと続くものだから、100%じゃ体がもたないのだよ。夫くん。」

家族で過ごしたい夫と、一人になりたい妻

夫婦間で、価値観の違いってたくさんあると思いますが、夫との最大の価値観の違いは、休日の過ごし方です。夫はいかなるときも家族と一緒に過ごしたいタイプ。私は、一人の時間が欲しいタイプ。これって結構厄介です。
夫は、平日は朝7時半ごろ出勤して、だいたい毎日夜の21時を過ぎて帰ってきます。そのため、息子が幼稚園に入園するまでは、1日の大半を息子と私の二人で過ごしてきました。息子と二人きりでは時間を持て余してしまうため、近所の子育て支援センターに足を運んだり、同じ年頃の子どもがいる友だちと遊んだりと、毎日なにかと予定をいれて過ごしました。出発前に家事をして、帰ってきて夕飯を作って食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけ。こんな生活で平日はくたくた。だから、主人が休みの日には、息子と少し離れて、一人の時間が欲しいのです。夫に「息子をつれてどこかへ出かけて欲しい!」と頼むと、しぶしぶ息子を連れてドライブや公園に連れて行ってくれます。でも、この“しぶしぶ”がものすごく伝わるので、お願いしにくい…。ママ友に相談したら、「幸せな悩みだよ。うちの旦那さんは、子ども置いてサッカーだよ~。」と言われましたが、私の場合は、サッカーに思う存分行ってくれていいから、そのぶん、私を一人にさせてほしい。と思ってしまうのです。

過保護が子どもをダメにする?

子育てをしていて最近気がついたことがあります。それは、これまで過保護すぎていたのではないか、ということ。前述したとおり、私の夫は心配性&過保護です。食事の前には、「○○くん、お箸で食べる?フォークで食べる?」と聞き、夫がお箸などを持ってきて息子に渡します。トイレのときも、「一人じゃ難しいからお父さんが手伝ってあげるね。」と、息子が終わるまでそばにいて、手伝ってあげます。それが今まで当たり前だったから、何も感じない行動だったのですが、あるとき、私が息子に言ってみたのです。「お母さん、ちょっと忙しいからお箸やフォーク自分で用意してね。」と。すると息子は、スタスタスタと、食器棚まで歩いていき、お箸とフォークを持ってテーブルに置いて待っているではありませんか!トイレに関しても、「お母さん手伝って」という息子に、「ごめん、今忙しいから、一人でできるところまで頑張って」と言うと、踏み台を自分でセットして、ズボンを脱いでトイレを一人で済ませてみせたのです!「え!?いつからできてたの!?」と息子に聞くと、「幼稚園では一人で全部やってるよ。」とのこと。それを、夫にも話し、これまで過保護過ぎたことを反省。それ以来、できることはできるだけ自分でやるように促し、できないときには、少し手伝うというスタンスに変えました。子どもはどんどん成長するのに、できないと親が決めつけて先回りしてやってしまうと、子どもの可能性を奪ってしまうこともあるかもしれないといことに気づかされたのです。

夫も息子も程よい距離がちょうどイイ

夫が子育てに積極的なのはいいけれど、心配症&過保護すぎると、やってもらうのが当たり前という子どもになってしまうかもしれません。無関心は困りますが、程よい距離で子どもを見守るのが良いのかなと思います。夫婦の仲も、つかず離れず、程よい距離間を保つことが、夫婦円満の秘訣でしょうか?

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