妊娠初期のあなたにこそ知ってもらいたい!神出鬼没の妊娠線について

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妊娠し、マタニティ雑誌を読んで初めてその存在を知った「妊娠線」。私は保湿ケアをしっかりしていたつもりでしたが、第1子妊娠中に妊娠線ができてしまいました。その反省も踏まえて、妊娠線のエピソードをご紹介したいと思います。

妊娠して初めて知る、「妊娠線」の存在

私は生まれてこのかた、第1子を妊娠するまで「妊娠線」というものの存在を知りませんでした。妊娠したことが判り、購入したマタニティ雑誌。そこに、お腹を中心に全身の保湿ケアをする大切さや、妊娠線ができないように保湿するボディクリームについて紹介されているのを見て初めて知ったのです。

そのページに掲載されている妊婦さんの大きなお腹。そこに赤く筋状に入ってしまった妊娠線の写真を見て、ショッキングな気持ちになったことを覚えています。

お風呂上りに欠かせない!クリームを塗るひととき

私はもともとずぼらな性格。それまで仕事でヘトヘトに疲れ、お風呂上りに顔の保湿をすることなく、眠ってしまうことも珍しくはありませんでした。しかし、マタニティ雑誌に載っていた妊娠線の写真を見た瞬間「妊娠線を絶対に作りたくない!」と強く思った私は、人が変わったかのように、お風呂上りの保湿を徹底するようになりました。妊娠線ケア専用の保湿クリームをインターネット徹底的に調べた後これだ!と思うものを購入し、妊娠初期の頃から身体中の保湿をするようになったのです。

ときにはテレビを見ながら、ときには離れて暮らす夫と電話で会話をしながら、日に日に大きくなるお腹や胸を重点的に、そして丁寧に保湿を行いました。初めの頃は妊娠線を作りたくない一心で保湿ケアを行っていた私でしたが、次第にこのひとときが、心穏やかに過ごせるリラックスタイムへと変わっていたように思います。

出産までに大容量の保湿クリームをほぼ2本まるまる使い切なるほど、日々丹念に保湿ケアを行っていました。その甲斐あって、お腹や胸などに妊娠線ができることなく、出産の日を迎えることができたのです。

ショック!こんなところに妊娠線!!

産後、「妊娠線ができなくてよかったなあ」とのんきに思っていた私に、衝撃が走ります。それは出産から1年半ほど経過した、ある夜のことです。

妊娠中に住んでいた広島の家は1人暮らし用マンションのためお風呂場に鏡がなく、出産後に夫が待つ関東の家で暮らし始めたものの、そこにもお風呂場に鏡がありませんでした。そして子供が1歳半になった頃、夫の転勤により現在住む広島の家に引っ越しをした我が家。お風呂場に設置された鏡で産後の自分の体を改めてまじまじと見た私は、愕然とします。なんと、妊娠線があったことが判る、白い縦筋を無数に見つけてしまったのです!

自分では確認しづらい場所にあったため、ずっと見過ごされていた私の妊娠線。それは、お尻と太ももの境目のあたりに多数できていました。マタニティ雑誌で見ていたような赤い筋ではなく、ときが経つことで白く色が変わっていたものの、見つけたときは思わずお風呂場で叫んだものです。

思い返せばお腹や胸などには、たっぷりと保湿クリームを塗っていたものの、お尻や太ももには、ほとんどクリームを塗った覚えがありません。そんなお尻や太ももにもしっかりとお肉が付き、皮膚が伸びていたのでしょう。「妊娠線は1度ついてしまうと、完全に消えることがない」ということを知っていただけに、妊娠線を見つけたときのショックは大きいものでした。

妊娠線対策が適当になった2度目の妊娠…しかしお尻も保湿します!

現在私は第2子となる赤ちゃんを妊娠中です。今回の妊娠中も、お風呂上りに保湿クリームを塗るように心がけています。心がけてはいるのですが…正直に言うと毎日はできていません。お風呂上りの最優先事項は、息子の身体の保湿です。息子が眠たさでぐずり始めている場合、自分の保湿はさておき、歯磨きやトイレなど、寝かしつけのための準備が優先されてしまいます。

しかし、お風呂上りのタイミングで息子がまだおもちゃで遊ぶ元気が残っているときには、さっと自身の保湿を行っています。その際、前回の反省も踏まえて、お腹や胸だけでなくお尻や太ももにもクリームを塗るようになったのは、私にとって大きな進歩と言えるでしょう。1人目の妊娠時に比べれば、保湿にかける時間は短くなり、適当になってはいますが、これ以上妊娠線が増えないよう、出産まで保湿を続けていきたいものです。

妊婦したら、全身の保湿ケアで妊娠線を防ごう!

妊娠が分かったら、早めに身体の保湿ケアを始めたいもの。それも大きくなるお腹だけでなく、可能な限り全身を保湿しておけば安心です。マタニティ雑誌によると、妊娠線は二の腕などにもできやすいとのこと。まさに妊娠線は神出鬼没です。この記事を読んでいるあなたには、妊娠線ができないことを心から願っています。

担当ライター

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