はじめての出産で身体に変化が!産後は変化に追いつくのが大変

この記事をシェアする

はじめての出産を終えて「一仕事終わった…!」と安心するのも束の間、産後の変化に悩まされるママも。私もその1人で、体調面やメンタル面など自身の変化に戸惑いました。わが子の育児に追われる日々に感じた、私の“産後の変化”をご紹介します。

常に汗だく!産院でも里帰り中も暑がり状態に

産後初日は後産の痛みでうなっていた私ですが、痛みが引いて一番に感じた変化は“暑がりになった”こと。病室でも、里帰り中の日々も、常に汗だくで暑さと戦っていました。
わが子を出産したのは6月のはじめころ。梅雨入り前で気温もそこまで高くない時期です。それなのに暑い!動いていても、寝ていても、とにかく暑くて汗だくに。お見舞いに来てくれた母が、「髪の毛濡れてない?」とつっこむほどです(笑)相部屋だったので自分の都合で空調を調節できるわけもなく、母には予定以上の洗濯と着替えの用意をお願いすることになりました。そんな入院生活で役立ったのは保冷剤です。母乳が溜まって胸が痛い人用の保冷剤を、助産師さんが多めに使わせてくれました。お見舞いに来る家族には毎回保冷剤を注文。5日間の入院生活はたくさんの保冷剤とこまめな着替えで乗り切りました…
里帰りで実家に帰っているときは、布団の下に「腰が痛くならないように」と母がクッションシートを敷いてくれていました。しかし初日から暑くて眠れない!片面にアルミが貼ってあるタイプのクッションシートだったので、熱がこもって余計に暑く感じたようです。母には急きょマットレスを買いに走ってもらい、さらに冷却ジェルパッドを使って寝るときの汗だくを回避しました。自宅では自由に調節できるはずの空調も、生まれたてのわが子を思えばあまり低い温度に設定するわけにもいきません。日中は扇風機の前を陣取って過ごし、汗だくになる授乳のたびに着替えていました。
私の暑がり状態は、秋になって気温が落ち着くまで続きました。「このままいけば冬場はあんまり寒くないかも」と少し期待していましたが、数ヶ月で元通りに(笑)暑がり期間が真夏と重なって、人生で一番多く汗をかく日々になりました。

座る姿勢にご用心!長引く会陰切開の痛み

会陰切開の痛みが産後しばらく続いた私。里帰り中も座る姿勢を考えて過ごしていました。
出産後にはじめて座ったとき、突然走った痛みに衝撃!「座れない…」と困っていたところ、助産師さんが円座クッションをすすめてくれました。産院の共用スペースには基本的に円座クッションが置いてありましたが、私は部屋でも使えるようにレンタル。円座クッションがあっても座り方によっては痛みを感じる状態だったので、座る姿勢には常に気をつけていました。
会陰切開の縫合には自然に溶ける糸が使われていて本来なら抜糸ナシでOK。しかし、退院当日になっても痛みが続いていたので、部分的に抜糸してもらえることに!「これで痛みから解放される!」と期待していましたが、思ったようにはいきません…里帰り中も痛みが引くまでの間、マイ円座クッションを持ち歩いて過ごしていました(笑)私の場合、違和感が完全になくなったのは1ヶ月健診の直前。皮膚のつっぱりが気になっていたので、痛みがなくなってからもしばらく円座クッションを使い続けていました。
会陰切開の痛みの感じ方は人によって違うと思いますが、円座クッションの活用は産後ママにおすすめしたい方法のひとつ!座る姿勢に痛みを感じるとママにとってはストレスになってしまうので、対策を考えることが大切ですよ。

夜はわが子が気になって意味もなく目覚める

産後は夜間授乳で睡眠不足になりますよね。しばらくするとわが子の授乳ペースや睡眠のサイクルがわかってきますが、「今のうちに寝ておかないと」と思っていても眠れない日々に悩まされていました。
わが子はどちらかというと夜間にしっかり寝てくれるタイプで、2ヶ月になる頃には5~6時間まとめて寝ることも。しかし私は、わが子が泣かなくても3時間おきに目覚めてしまいます!産後1ヶ月くらいで目覚める習慣が身についてしまったのか、どうしても気になってしまう…目覚めたタイミングでわが子の様子を見てみると、すやりと寝ていて起きる気配はナシ。「日中眠気でしんどいこともあるのに」という気持ちもありながら、安心して眠れない日々が続きました。
体調面を思えば“寝られるときにしっかり寝ておく”というのはママにとって大切なこと。しかしはじめての出産では特に、わが子が気になって目覚めてしまうパターンもあるようです。もちろん体調面を気遣う必要はありますが、“今だけのこと”とあまり悩まず、わが子の寝顔を眺める時間に使ってみるのもアリ!

出産前から心の準備をしておこう

産後にどんな変化があるかは人それぞれですが、「出産前と何かが違う!」と気づくと不安になってしまいますよね。出産前から“出産すると何かしらの変化がある”と思っておくだけでも、いざ出産を終えたときに焦らずすむかもしれません。はじめのうちは変化に戸惑っても時間が経つと元に戻ることもあるので、どっしり構えておくと気持ちが楽になりますよ♪

担当ライター

この記事をシェアする