不妊治療を始めたい!不妊治療専門の病院選び体験談

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不妊治療を始めよう!と決意して、まず行うことが病院探しです。二度の不妊治療で私が行った、不妊治療専門の病院選びで重要視したポイントと、治療後に感じた良かった点、反省点をご紹介します。

病院探しも十人十色

不妊治療を開始する際、自分はどの段階から始めたいのかを考えておくことが大切です。私が初めて不妊治療の開始を考えた時、最初に訪れた病院は一般の産婦人科でした。なかなか妊娠しないな…と思い始め妊活を始めようと考えましたが、不妊治療専門に一気にジャンプアップするには敷居が高く感じてしまい、まずは産婦人科で検査やタイミング法からスタートすることに。
産婦人科に通って良かったなと思う点は、気軽に通えた点や、結果が思うように出なかったことで夫に現状を意識させることができた点でした。
数ヶ月産婦人科に通いましたが、思うような成果が出なかったため夫婦で相談し、より本格的な治療を求めて不妊治療専門の病院に通うことになります。

自分の状態を知る

なかなか妊娠しないな…と思い妊活を開始する場合には、自分の身体の状態を知ることが治療の第一歩になります。産婦人科で治療を始めた私の場合、子宮や卵巣と言った妊娠に必要不可欠な場所の検査を実施。もちろん夫も精子の状態をチェックし、夫婦の身体の現状を知ることから始まりました。
事前に二人の状態を調べ、二人の状態に合った病院選びを行うことも私の感じた病院選びのポイントです。不妊治療専門の病院の中にも、男性不妊に力を入れる病院や、体外受精よりも精度の高い顕微授精などを実施する病院などさまざまなタイプの病院があります。夫婦の状態を知ることで、より成功率の高い病院を選ぶことにも繋がると実感しました。

病院への通いやすさ

不妊治療に問わず病院選びのポイントになるのが、通院のしやすさです。不妊治療を行う際、平均的に週に1回の通院が必要になり多いときでは毎日通院ということもあります。そのため通いやすさは重要ポイント!また、治療を進めていく中で、体外受精を実施することも考えられます。体外受精にはさまざまな治療が実施され、ときには気分が悪くなったり、帰宅する体力がなくなったりなんてことも。少しでも通いやすい環境にある病院選びをしたことで、後々救われたなと感じました。
近くに不妊治療専門医院がある場合は良いですが、住む地域によっては件数の少ない場合もあります。その場合も、交通手段や周辺環境の利便性の高さを検討材料にすることがおすすめです。

独自のケアやサービスもポイント!

不妊治療専門の病院も日々進化しており、患者目線で設備を構える病院も多くあります。不妊治療を初めて行った際、待合室ではなくエレベーターホールに子連れの患者さんが診察の順番を待っている光景を目にしたことがありました。不妊治療を続けていくと気持ちの面でとてもデリケートになっていきます。子どもたちの声にも敏感に反応してしまうもの…。そんな複雑な環境を少しでも軽減するため、子連れ禁止の病院もあるほどです。
しかし二人目で不妊治療を行いたい人も大勢います。そんな問題の解決になっているのが、一人目不妊と二人目不妊のフロアを別に設けた病院や、託児サービスを実施する病院です。こんなサービスやケアを取っている病院も、病院選びにはチェックしておきたいポイント!
その他にも、妊娠率を上げるためのヨガや鍼灸を有料で実施する病院、患者同士でコミュニケーションをとる機会を設ける病院など、患者の声を聞きさまざまなサービスを実施している病院も増えており、患者目線で治療を進めていることを実感できるポイントにもなります。

選択肢を広げておく

治療が終わって感じたことのひとつに病院選びは一択ではなく、いくつか選択肢を設けておくことが大切だということでした。病院によって治療方法や、先生の考え方はさまざまです。治療を進めていく中で、違う意見を聞いてみたい、違う治療方法を行ってみたいと思うこともあるかもしれません。また金銭面の点でも病院によって差はあり、転院を考えるきっかけにもなります。
私の場合、不妊治療を終えて出会った不妊治療経験者の方の話を聞き、病院で行う治療の違いに驚きました。私が辛いと感じていた治療が軽減されている病院や、また違った方法で治療を進める病院など、さまざまな治療法を取り入れている不妊治療専門病院があったことを知ったからです。セカンドオピニオンのように転院を検討できる不妊治療専門の病院の情報を何件か調べ、チェックしておくこともポイントだなと感じました。

不妊治療の病院選びは夫婦二人で行おう!

私が不妊治療の病院選びで重視したポイントをいくつかご紹介しましたが、病院選びは夫婦二人で行うことが大切なポイントです。病院を訪れる頻度は女性の方が多いですが、検査や治療法の説明などには男性も通院します。不妊治療は夫婦二人で行うもの。夫の意見もしっかり踏まえて病院選びを行うことで、二人で一緒に取り組む気持ちにもなれますよ!

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担当ライター

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