手抜きも可能!料理が苦手な私が実践した自宅でのお食い初め

この記事をシェアする

広島には、お食い初めで利用できるお店がいくつかありますよね。しかし、小さな子どもを連れての外食は大変なことも…。さらに、コストもそれなりにかかるので悩みます。そこで今回は、料理が苦手な私が実践した自宅でのお食い初めの体験談をご紹介します。

お食い初めの準備はどうする?

出産準備に関しては事前に育児本を購入していたので、まあまあOKでしたが、お食い初めに関してはよく分からなかったのでネットで情報をチェック!調べてみるとお食い初め用の食器を使用するのが一般的だったり、料理は縁起の良い和食を用意したりと、いろいろな習わしがあるのが分かったのです。

お食い初めを準備するにあたってネックなのが、私の料理の腕(笑)。親族に振舞えるほどの料理が作れません。そこで私は、出来合いのものを用意したり料理が苦手な人でも簡単に作れる方法を検索したりして、お食い初めを自宅ですることにしたのです。

鯛のお頭はスーパーの鮮魚売り場にお任せ!

お食い初めのメイン料理となるのが“鯛”!白にピンクのグラデーションが入ったような色合いの鯛は、日本のお祝いカラーの紅白を連想させます。広島では、お食い初めの鯛は尾頭つきのものを準備するのが主流ですよね。でも、スーパーの鮮魚コーナーに行ってみると、刺身や切り身ばかりで尾頭つきの鯛がない!「どうしたものか…」と悩みつつ、鮮魚コーナーにいた店員さんに質問してみました。すると、

「日にちが分かれば取り寄せることもできますよ。内臓やウロコを下処理した状態でお渡しすることも、塩焼きにしてお渡しすることも可能です」

とのこと!まぁ、なんとステキなサービスなのでしょうか。料理が苦手で魚の調理も苦痛な私は「塩焼き調理でお願いします!」と即決しました。スーパーによっては、このようなサービスを行っているところもあるので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、スーパーの鮮魚売り場で注文した塩焼きの鯛ですが、お祝い飾りがついていて見た目もキレイ♪肝心の味もおいしかったので、親族から褒められました!(私は作っていませんが…笑)

お吸い物は”素”と”麩”でなんとかできる!

「吸う力」が強くなるようにという意味が込められている、お吸い物。お食い初めではハマグリを使用した貝のお吸い物がメジャーですが、砂抜きしたり下茹でしたりと手間がかかる工程も!授乳や家事などで何かと忙しいママにとって、準備や手間がかかるハマグリのお吸い物を作るのは大変ですよね。そこで私が活用したのが、スーパーで手軽に購入できるお吸い物の素と麩です。
添加物が多めのだしの素、赤ちゃんに食べさせるメニューとしては抵抗がありますが、お食い初めは食べさせるマネをするだけなので我が家ではOKとしました。お吸い物の素を使うだけで食材の下準備をしたり、出汁を取ったりする手間が大幅にカットできるのでパパっと作りたい方はぜひ!最近では添加物の少ないだしの素もあるようなので、気になる場合はこうしたものを使っても良いかもしれません。

お吸い物の素は乾燥したネギやきのこなどが入っていますが華やかさにかけるので、我が家ではカラフルな「まり麩」をプラスしました。そこに三つ葉やゆずの皮を少し入れれば、見た目も香りも格段にアップするので、用意できる方はプラスしてみてはいかがでしょうか。

お煮しめの飾り切りは型抜きで

包丁を使うのが大の苦手の私。普段の料理でもできるだけ包丁を使わないようにと心がけています(笑)。そんな私がお食い初めの献立で一番ネックになっていたのが、お煮しめ!お煮しめの飾り切りはマストではありませんが、食材によって切り方を変えた方がよりおいしそうに見えるのでチャレンジすることにしました。ですが、やっぱり包丁はできるだけ使いたくない!そこで私が活用したのが、お菓子作りで活躍する型抜きです。

例えば、にんじんの飾り切りは輪切りにしたものを花形にカットして、表面に斜めの切り込みを入れます。そうすることでキレイなねじり梅ができますが、包丁が苦手な私にとってこの飾り切りはまさに恐怖!そのため、ねじり梅の飾り切りは断念して、花モチーフの型抜きを使用しました。見た目はねじり梅に劣りますが、安全かつキレイにできるので◎。レンコンの飾り切りは、ハートモチーフの型抜きを使うだけでキュートな花レンコンができるので包丁が苦手な方はぜひ試してみてくださいね。

ちなみに歯固め石はココのものを使用しました

お食い初めのお膳に乗せるものの中で、唯一食べ物ではないのが“歯固め石”。丈夫な歯が生えることを祈願するものなので準備しておきたいですよね。祈祷済みで清められているものが欲しいという場合は、お宮参りのときに神社で授かるか、お店やショッピングサイトなどで購入するといいかもしれません。購入したものは見た目もキレイなので、思い出の品として大切に保管しておくのもいいでしょう。

我が家はお食い初めのときだけあればいいという考えだったので、神社の敷地内にある石をお借りし、熱湯消毒をして使用しました。神社の敷地内にある石なので、ご利益もあると信じています。

自宅で行うお食い初めは手抜きするのもアリ!

何かと準備するものが多いお食い初め。広島にあるお店を予約するのもいいですが、自宅で簡単に準備することも可能です。料理が苦手な方や何かと忙しい方は、ぜひ試してみてくださいね。

担当ライター

この記事をシェアする