寝る前の絵本おすすめ6選!親子時間や寝かしつけにもぴったり

「子どもがなかなか寝てくれない」「寝る前のタイミングで読み聞かせをしてあげようかな?」とお考えのママは少なくないでしょう。寝る前に絵本を読むときは、子どもが穏やかな気持ちになれることが大切です。今回は、7歳の息子と5歳の娘を持つママライターが、親子で寝る前に愛読している絵本を紹介!読んだ際の子どもたちの様子もお届けします。絵本の選び方や読むときのポイントも解説するので、リアルな声と併せてぜひチェックしてください。
寝る前の絵本|選び方や読み方のポイントとは
まずは、寝る前の絵本を選ぶ際のポイントや、読み方のコツをチェックしておきましょう。
【年齢別】寝る前の絵本の選び方
寝る前の絵本におすすめの特徴を、0歳から6歳まで年齢別にまとめました。
年齢 |
絵本の特徴 |
0~1歳ごろ |
絵が分かりやすく、フレーズの繰り返しを楽しめる |
2~3歳ごろ |
登場人物が眠りにつく内容になっている |
4~6歳ごろ |
ストーリー性が高く、読むことでリラックスできる |
寝る前の読み聞かせは、まだ言葉や絵を十分に理解できない0歳から始めて問題ありません。親子の触れ合いタイムとしてはもちろん、子どもの学びをサポートする意味でも、貴重な時間になるでしょう。
「寝る前の絵本は目が冴えてダメ?」と心配するママもいるかもしれません。大切なのは、ゆったりと落ち着いた気持ちになれる絵本を選ぶこと。適切な絵本を選べば、入眠をサポートする効果も期待できます。
絵本の読み方に寝る前ならではのポイントはある?
寝る前に絵本を読む際は、以下のポイントを意識しましょう。
- ゆっくりとした穏やかな口調を心がける
- 明るすぎない照明のもとで読む
- 終わりの時間を決めておく
リラックスできる空間で、子どもの心が落ち着くよう促します。「寝る前に絵本を読むのがエンドレスになってしまう…」とお悩みの方は「これが最後の一冊ね」と子どもに伝え、就寝時間を過ぎないよう徹底しましょう。
寝る前の絵本おすすめ6選|元気いっぱいの子どももまったりした気分に
ここからは、元気いっぱいの子どもをゆったりとした気持ちにさせる、寝る前に読みたい絵本を紹介します。わが家の子どもたちに読み聞かせた様子や、落ち着いた雰囲気につながるポイントと併せて、チェックしてください。
眠りを誘う絵本の決定版|飛鳥新社「おやすみ、ロジャー」
心理学に基づき、眠気を誘う工夫が凝らされた一冊です。寝かしつけのための絵本として、そのタイトルを耳にしたことがある方も多いでしょう。ギフトとしても人気で、わが家も寝る前に読む絵本として、息子が2歳のころにプレゼントでいただきました。
主人公のロジャーをはじめとする登場人物同士の会話を通して、ゆっくりと展開するストーリーに、子どもはもちろん、大人もまったりとした気持ちに。ページ数も適度に多く「今日はここまでにしようか」と、途中で眠る日もあるほどです。
子どもたちが動物たちの寝かしつけをお手伝い|童心社「おやすみなさい」
寝る前に読みたい仕掛け絵本「おやすみなさい」。遊んでいる動物たちに「寝る時間ですよ」と布団を掛けてあげられる、ユニークな仕組みの絵本です。
動物たちが片付けをして布団に入るという流れが繰り返されているのもポイント。片付けてから寝るという流れを、実際に子どもに伝えやすくなっています。わが家では、寝る前に読む絵本として、息子は2歳前、娘は0歳から愛読中。5歳の娘はいまだに「わたしがお布団を掛けてあげる!」と楽しそうにしています。
いろいろな動物の眠る様子が分かる|潮出版社「おやすみなさい どうぶつたち」
身近なペットから生態をよく知らない野生動物まで、さまざまな生き物がどのように眠るのかを描いた絵本です。リアルながらも温かみのあるタッチの絵が魅力。巻末には、生き物の眠りに関する豆知識が記載されており、可愛い動物に目がない娘だけでなく、図鑑が大好きな息子にとってもお気に入りの一冊です。
動物たちの眠る様子を淡々と読みながら、子どもたちにも寝る時間であることを伝えやすいところも、寝る前の絵本としておすすめできる点です。
子どもへの愛がいっぱい|PIE International「だいすきだよ おつきさまにとどくほど」
アメリカで200万部もの販売を達成したベストセラー。クマの親子の触れ合いシーンがたくさん描かれており、読み終わった後に「大好きだよ!」と、子どもに愛を伝えたくなる絵本です。本文は、ひらがなに加えて英語表記もあり、子どもたちに「英語のほう読んで!」とリクエストされることも。
可愛らしいイラストと短く分かりやすい文章で、子どもが小さいうちから楽しめます。絵本の素材も分厚く丈夫で、子どもが自分でページをめくりやすいのもポイントです。
穏やかな気持ちで仕掛けを楽しめる|ひさかたチャイルド「さわってごらん!よるの星」
仕掛け絵本が大好きなわが家の子どもたち。とはいえ、迫力のある絵本や大がかりな仕掛けのものは、寝る前には避けたいものです。「さわってごらん!よるの星」は、ゆったりとした気分で仕掛けを楽しめるところが魅力。絵本の中で、森や空の神秘的な夜の世界を堪能できます。「お星さまにお願いごとするー!」「明日はどんな一日になるかな?」と、ワクワクした気持ちで眠りにつく子どもたちの様子が見られます。前向きな気持ちで一日を終えられる一冊です。
ふくろうの言動に親子でほっこり|文化出版局「ふくろうくん」
主人公のふくろうくんのユニークで愛らしい姿に元気をもらえる、親子で大好きな絵本です。短いお話が一冊の中に複数含まれており「このお話読んで」「今日は全部読む!」と、子どもからのリクエストが絶えません。
物語は終始穏やかなトーンで綴られており、落ち着いた色味の挿絵も相まって、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。ふくろうくんがベッドに入っていたり、月にまつわるエピソードがあったりと、眠りを連想させる話も多く、寝る前にほっこりしたいときに読みたくなる絵本です。
寝る前に絵本を読んで穏やかな親子時間を過ごそう!
寝る前に絵本を読むことは、子どもの気持ちを落ち着かせ、健やかな眠りや成長につながります。リラックスできる空間で、心が落ち着く内容の絵本を読みましょう。動物が主人公だったり、ちょっとした図鑑のような内容があったりと、子どもが好きな要素を取り入れるのもおすすめです。これを機に、夜にぴったりのお気に入りの一冊を見つけて、心安らぐ親子時間を過ごしませんか?
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。
関連記事はこちら▼
担当ライター