旦那は子育てに非協力的な俺様系?!ワンオペ育児からの脱却計画

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現在広島で初めての子育てに奮闘中。年上の主人はいわゆる「俺様系(?)」で、子育てにもあまり協力的ではなく、わが家はほぼワンオペ育児。この状況を少しでも打開したい!主人にも子育てに参加してほしい!という思いから、ワンオペ育児脱却計画をこっそりと実行することにしました。

待望の長男誕生!子育ては夫婦でするものだと思っていたら…

わたしの主人はいわゆる「俺様系」ぽいところがあり、交際しているときから亭主関白感がありました。しかしここまでワンオペ育児になるとは、妊娠中は想像もしていなかったのです…。

2017年の冬、待望の長男が誕生!わが家は立ち合い出産はしなかったため、無事出産を終え、さまざまな処置をしてもらった後カンガルーケアをしているあたりで主人が登場。「お疲れさま」「ありがとう」「頑張ったな」などと声をかけてくれて、一緒に息子の誕生を喜んでいたのを覚えています。
そして一週間の入院生活を終え、息子と共に無事に退院して自宅へ。この日からわたしのワンオペ育児がスタートしたのです…。

【ワンオペ育児の実態1:抱っこできない】
いよいよ自宅での子育てがスタート!そんな中主人は、産まれたてほやほやの息子を抱っこするのが怖いと言い、いつも眺めているだけ。わたしが家事で手を離せないときなどに息子が泣いたとしても、ただ眺めているだけ…。どんなに「こうやって抱っこしたらいいよ」「首を支えてあげれば大丈夫だよ」と手取り足取り教えてもだめ。もちろん、夜泣きしたときもわたしひとりで対応。「せめて、わたしがすぐ手を離せないときくらい抱っこしてあやしてあげてよ!」とモヤモヤしていたのでした。

【ワンオペ育児の実態2:おむつ替えをしない】
息子が泣いていると「○○(息子)が泣いてるよ、おむつ汚れじゃない?」、小さな体から大きな爆発音をさせてうんちをしたら「○○(息子)がうんちしたぞ!」と毎回お呼びがかかります。
主人が初めておむつ替えをしてくれたのは、おむつをテープタイプからパンツタイプに変えた頃。現在息子は1歳10ヶ月になったところですが、主人が息子のおむつを替えてくれたことは両手で収まるほど(もちろんおしっこの場合のみ)です…。

【ワンオペ育児の実態3:息子とふたりのお風呂は無理】
抱っこが怖い主人は沐浴なんてもっての他。沐浴を卒業し、大人と一緒にお風呂に入れるようになってから「たまには息子とふたりでお風呂に入ってみたら?」と言ってみたところ、間髪入れず「無理」と返ってきました…。1歳をすぎた頃からごくたまに、息子とふたりでお風呂に入るようになってきましたが、1歳未満の頃は頑なに入らなかったのを覚えています。

ワンオペ育児からの脱却計画その1「褒めて伸ばす」

まずわたしが初めたのが、「褒めて伸ばす」という計画です。「なんでやってくれないの!」「ちょっとくらい協力してくれてもいいじゃん!」という気持ちをぐっとこらえ、主人から動いてくれるのを待ちました。
主人が息子を抱っこすれば「お父さんの抱っこは安定していて快適そうだね~」とさりげなく(?)ヨイショ。沐浴後の息子を受け取り、タオルで身体を拭いてくれたときは「ありがとう!いつも湯冷めさせないように必死だったの~!助かる~!」と大感謝。子育てではないですが、わたしが息子とお風呂に入っている間、夕飯の洗いものを済ませてくれたときは「えー!洗いものしてくれたの?!すっごく嬉しい、ありがとう!」と狂喜乱舞している姿をアピール…。
ぱっと見やり過ぎ感がありますが(笑)うちの主人には効果があったようで、頻度は少ないものの少しずつ家事や育児を手伝ってくれるようになりました。

ワンオペ育児からの脱却計画その2「息子の声を代弁?」

「息子の声を代弁」計画とは、その名の通り、息子の喃語を勝手にアフレコして主人に子育てを手伝ってもらおう!いうもの。例えば、おもちゃを持って息子があうあう言っているときには「お父さんと遊びたいって言ってるよ~」、主人に抱っこされているときにあうあう言えば「お父さんの抱っこいいね~、嬉しいね~♪」、ハイハイでお風呂場に行こうとしていれば「お父さんとお風呂に入りたいんだね~」など、なんでもかんでも「お父さん」に括りつけてアフレコしました。
一見短絡的なこの計画もうちの主人には効果的だったようで、「しょうがないな~」と言いながらも息子に構ってくれるように。なんだかんだ息子がかわいいのはわたしと一緒なんだな、とあらためて感じることができました。

息子とともに主人も成長中?

そんなほぼワンオペ育児を続けているうちに、気づけば息子は1歳に。息子の成長を実感するとともに、主人も父親として少しずつ成長しているのではないかと感じるようになりました。
まだほとんどの育児はわたしが行っているものの、以前と比べれば息子と一緒に遊んでくれる時間も増え、1ヶ月に1回くらいは息子とふたりでお風呂に入ってくれることも。息子の体つきがしっかりしてきたことで面倒を見るときの不安が減ったからなのか、自己表現ができるようになってきたからなのか理由はわかりませんが、以前よりは子育てに参加してくれるようになったなぁ、と思います。同じく子育て中の友人に話すと「いやいやまだ全然ワンオペじゃん!」と言われることも多々ありますが…(笑)。

未熟なのは自分も同じ。みんなで成長していける家族に

「子どもにとっていい親でありたい」と思うママはたくさんいると思うのですが、わたしの場合は主人にも「いい父親であってほしい」という思いを押しつけすぎてしまっていたのかな、と思います。しかし、自分自身「いい母親だと思うか」と問われたとき、自信をもって「YES」と言えるわけではありません。今は主人にばかり成長を求めるのではなく、息子の成長とともに夫婦で一緒に成長していければいいな、と思っています。

担当ライター

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