年末ギリギリでも間に合う!子どもと作れる簡単おせち♡

年末ギリギリに取り掛かっても間に合う、簡単おせちをご紹介します。あるだけでお正月気分が盛り上がるおせち。でも「大変そう」というイメージもありますよね。今回は、長年おせちを作り続けているライターが、焼き芋やカット野菜を使って簡単に作れるアイデアをご紹介。子どもに手伝ってもらうと、食育にもつながって一石二鳥ですよ♪
今あるものでOK!年末ギリギリおせちを成功させるコツ
作るときの工程が多いおせち。簡単おせちのポイントはズバリ!途中までできあがっているものを使うこと。焼き芋やカット野菜など、おせちに使える材料は身近なところにあるんです。また、年末年始は食材の買いだめをすることも多いので、使い切れる量が入っているミニパックを使うのもポイントです。
裏ごし不要!スーパーの焼き芋で作る栗きんとん

栗きんとんといえば、さつま芋をやわらかくなるまで茹でて、裏ごしして…と、とても手間がかかるおせちのひとつ。裏ごしする作業だけでも、とても時間がかかっていました。

そこで目をつけたのが、スーパーで販売されている焼き芋。しっとりとやわらかいので、裏ごし不要です。ほかに必要な材料は、栗の甘露煮と色づけのためのターメリック。(ターメリックはなくても大丈夫です)

作り方は簡単!焼き芋の皮をむいて、栗の甘露煮と合わせるだけ。味付けも不要です。

茶巾絞りにしないで、容器に入れてスプーンで食べるスタイルも◎。
おつまみ&おやつに♪数の子クリチ和え

「子どもが苦手で…」という声を聞くことが多い食材、数の子。そのままだと余ってしまうというときは、クリームチーズと合わせるのがおすすめです。

クリームチーズと数の子、アクセントにブラックペッパーを加えて混ぜるだけ。数の子に味が付いているので、味付け不要です。
子どもが食べるときは、ブラックペッパーを加減してくださいね。

クッキングペーパーに包んで形を整え、冷蔵庫で冷やすと完成!食べるときは包丁でカットしてくださいね。

数の子クリチ和えは、ローストビーフで巻いても美味しいですよ♪
レンジで簡単♪アーモンドフィッシュで田作り

子どものおやつに人気の、アーモンドフィッシュ。田作りにしても美味しいんですよ♪

しかも、少量ずつ販売されているので、量の調節がしやすいのもうれしいポイント!

少量だけ作りたいときは、電子レンジ調理がおすすめ。わが家では、同量の砂糖・醤油・酒を一度電子レンジにかけて、熱々のたれにアーモンドフィッシュを加えて再度電子レンジで加熱します。

電子レンジから出したら、キッチンペーパーに広げて冷ますと完成です。
はんぺんでボリュームアップ!ふんわり伊達巻

おせちに欠かせない存在の、伊達巻。

わが家では、はんぺんでボリュームアップして、ふわふわに仕上げています。はんぺんを潰すときは、袋に入れたまま。子どもに「はんぺんぐちゃぐちゃに潰してー」とお願いすると、楽しそうに潰してくれますよ。
潰したはんぺんは、ボウルに入れてヘラでなめらかにして、卵や出汁と合わせます。焼き上がりをすのこで巻いて一晩おくと、ふわっふわの伊達巻のできあがり♪
切らなくてOK!カット野菜で作る紅白なます

箸休め的な存在の、さっぱりした紅白なます。しかし、年末の忙しいときに大根やニンジンを細く千切りにするのは大変。

そんなときは、スーパーやコンビニで手に入る、大根サラダ用のカット野菜が便利!千切りの手間がかからないので、あっという間になますができあがりますよ。
本格おせちに見える?盛り付けのポイント

簡単おせちとはいえ、盛り付けを少し工夫するだけで本格的に見えるんです。ちょっとしたコツをご紹介しましょう。
黒や朱を入れるとお正月っぽい雰囲気に
黒いお重に盛り付けられたおせち、美味しそうに見えますよね。実家に眠っているお重があったら、ぜひ使ってみましょう。

お重がなくても、黒い器や朱色のお椀を組み合わせるだけでグッと雰囲気が出ますよ。
お正月っぽいピックを使うのも◎

わが家のおせちでよく使うのが、水引や梅飾りが付いたピック。お正月用品が並び始めるころ、100円ショップで買っています。ピックに黒豆をいくつか刺して入れると、良いアクセントになるんですよ。
南天があるだけでお正月のテーブルコーディネートが完成

自宅や実家の庭に南天の木がある人は、ぜひ使ってみて♪南天の葉や実をお重の中にあしらうと、一気に華やぎますよ。この写真のように、ボリュームたっぷりの南天をテーブルに置いておくだけでも◎。
子どもと作る簡単おせちで楽しいお正月を
今まで本格的に作ったことがない人にとっては、ハードルが高く感じるおせち。ちょっと便利なものを使うだけで簡単に作れると、うれしいですよね。子どもにも、混ぜてもらったり、きんとんを茶巾にしてもらったり、いろいろお手伝いをしてもらいながら、おせちの由来について会話をするのもおすすめです。簡単おせちで、楽しいお正月を過ごしてくださいね。
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担当ライター
































