初めての妊娠!つわりで痩せるどころか食欲が止まらない!食べづわり の苦しい日々

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妊娠するとほとんどの人が経験しているつわりですが、つわりの症状といっても十人十色。私はというと、食べていると気分がスッキリして、空腹になるとものすごく気分が悪くなる、いわゆる食べづわりでした。その時の辛かったエピソードをご紹介します。

妊娠が判明!何だか気分が悪い…。これがつわりかぁ

妊娠が判明したとき、嬉しさと不安と緊張とが入り混じった、不思議な気持ちになったことを覚えています。しかしそんな気持ちも束の間、妊娠が発覚して数日後にはつわりが始まりました。吐き気が毎日襲ってくる、あーっこれがつわりかぁと、はじめはつわりが来たことにもちょっと感動していました。

でも、そんなある朝、目が覚めるといつも以上に気分が悪くて、身体を起こした瞬間強烈な吐き気が襲ってきました。まるで二日酔いで気分がすぐれず目が覚めたような感じでした。とはいっても寝起きなので空腹です。吐きたいのに何も吐けない状況。とりあえず水を一杯飲んでみることに。なんとなく落ち着いた気がしてきましたが、吐きたい衝動にかられるような気分の悪さは、朝食を準備しているときにも続いています。食べたら吐くかな…、でも、仕事もしていたので少しは食べないとね、と思いいつもより少なめでしたが朝食を済ませました。でも、食べたら何となく気分の悪さも落ち着いたので、何故だろう?とはじめは不思議な気持ちになりましたが、あまり気にも止めていませんでした。

つわりで気分が悪くなるのは、決まって空腹時

つわりが始まって数日後、職場の同僚の中にも妊婦さんがすでにいて、「あなたは食べれているみたいだけど、つわりでしんどくないの?大丈夫?!」と私に尋ねてきました。そこで、気分は常に悪いのに決まって空腹時に強烈な吐き気やムカムカが襲ってくることを伝えると「それは食べづわりじゃね」と、言われました。

食べづわり???初めて聞いたその言葉に頭には、はてなマークがいっぱい!。育児雑誌にはそんなこと載っていなかったし、妊娠・出産を経験している友人は食事もできず、吐いてばかり。体調が整わず仕事を辞めた友人や、出産するまで入院をしていた友人もいました。あーっ、私は食べづわりなのだと、そのとき初めて知ったのでした。

この時期はとにかく空腹になってくるとムカムカしてきて、吐き気が襲ってきていました。とはいっても、吐きたいけど出てくるのは唾液ぐらい。ため息ばかりの毎日でした。

妊娠初期なのに、どんどん体重が増加していく

振り返ると妊娠が発覚してからというもの、自分でもよく食べていたなと思います。朝は、目が覚めるとつわりで気分が悪いので、すぐに野菜ジュースや前日の味噌汁の残りなどを飲みほしてから朝食作り。つまみ食いをしながら旦那様のお弁当を作っていました。職場へ着くとお昼ご飯までの時間が苦痛でした。おなかが鳴ったと思ったら、吐き気が襲ってきてとても辛かったです。その頃は、しっかり食べたと思っていても数時間ですぐにお腹が空いていたような気がします。

妊娠が判明してから数回健診へ通って、ようやく医師から「母子手帳をもらってきてくださいね。次回の健診から必要ですから」と言われましたが、その頃にはすでに3㎏も体重が増えていて自分でもビックリしました。

食べづわりを乗り切る方法

妊娠が分かってからの食べづわりは、抑えられない食欲との戦いでしたが、おなかの中で子どもが育っている証拠です。順調であるなら食べても問題ない!と思う反面、いつまで続くのだろうか、この食べづわり…と、不安にも感じていました。

そんなとき職場の先輩が飴をこっそりと渡してくれました。「気分が悪くなったら食べて」と!仕事中なので、ちょっと後ろめたさがありましたが、ありがたくいただいてさっと口に入れました。すると、気分が悪いのもだいぶ楽に感じてきたのです。それからというもの、一口サイズのチョコレートや、飴、小さいビスケットなどをカバンに忍ばせて出勤していました。勤務先は広島市内。電車に20分弱乗ってそこから徒歩で20分ぐらいでした。移動の間に気分が悪くなることはあまりありませんでしたが、移動中に吐き気が襲ってきたらいけないという思いもあって常備食は必要でした。

だた、そのことを母に話すと「そんな甘いものばかりじゃ身体に悪いでしょ。小さいおむすびとかにしたら?」と言われ、ちょくちょく小さなおむすびを持参。この小さなサイズが丁度よいのです。一口で食べられるし、意外とシンプルな塩むすびが美味しくてはまってしまいました。仕事がない日でも自分のために、せっせとおむすびをにぎっていたのを思い出します。あとは、サンドイッチにもはまってしまい、よく購入したり好きな具をはさんで作ってみたり。今思えば、食べ物のことばかり考えていたつわりの時期でした。

つわりはしんどい。だけど可愛いbabyに会うための大切なプロセス

毎日のように襲ってきていた吐き気も、安定期に入ると収まりました。自分だけでは正直、不安で心が折れそうなつわりですが、何より家族や職場の理解があったからこそ、辛い時期をなんとか乗り越えてこられたのだなと、改めて感じます。

ちなみに第2子妊娠のときも食べづわりに襲われてしまい、またかー、という感じでしたが。私の体質かな?!だけど、可愛いわが子に会えた瞬間、そんな辛いことも忘れてしまうんですよね。

担当ライター

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