妊娠期間中に買う母子手帳ケースはいろいろなシーンを考えるべし!

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初めてのマタニティグッズ、みなさんは何を購入されましたか?私は妊娠が判明して初めて買ったのは母子手帳ケースでした。我が子の成長を記した大切な母子手帳を保管するケース!長く使うものだからと、かなり吟味したうえで購入しました。しかし、実際にいま使っているのは…ここでは私の母子手帳ケース選びの体験談をもとに、失敗しないコツをご紹介します。

母子手帳ケースは妊婦になって最初に購入したマタニティグッズ

私は妊娠願望が強くかなり真剣に妊活に取り組んでいましたが、なかなかすぐに授かることができず苦戦していました。
自宅から30分以上離れた広島市内にある産婦人科にも3日置きに通い、○○の漢方がいいと聞けば高額でも躊躇なく購入してかたっぱしから試す日々。ショッピングに出かけたときも、ついつい足を止めて見入ってしまうかわいいベビーのお洋服たち。「いつかこんなベビーグッズを購入したい!」頭の中はいつも“ママになりたい”そのことばかりでした。
そんな中で、ついに私のお腹に宿ってくれた小さな命。妊娠検査薬の反応を見ても、エコー写真を見ても「なにか夢を見ているんじゃないか」と、なかなか実感が持てずにいました。
しかし保険センターに行き、「おめでとうございます」と交付された母子手帳を実際に手にしたとき、「あぁ本当に私ママになれるんだ」とぶわっと一気に感情が湧き出したのを覚えています。帰宅途中に立ち寄ったショッピングセンターでは、自然と子ども服売り場へと足が向かい、気持ちはすでにママ気分。
「1年後にはこんな洋服を着せているのか~♡でもまだ性別分からないし洋服は気が早すぎるよなぁ。何から用意すれば…。そうだ!まずは母子手帳ケース!」
そして母子手帳を受け取ったその日から、母子手帳ケースをひたすら探す日々が始まりました。ただスマホで母子手帳ケースの通販ページを眺めているだけなのに、とっても幸せで、気分はハイテンション!ニマニマ顔でひたすら何時間もスマホ画面とにらめっこしていました(笑)

デザイン・機能どっちも捨てられない!私が選んだ母子手帳ケース

「おすすめ 母子手帳ケース」、「母子手帳ケース 選び方」などのワードもかなり検索しました。そこで私が母子手帳ケース探しの条件にしたのは、
・汚れにくいビニル素材であること
・カードがたくさん入る大容量のもの
これはどの育児サイトにも結構書かれていたポイントでした。
“妊娠期間中は検診の度にもらえるエコー写真を入れておくこともできる、出産してからは子どもの行きつけの病院も増えるし全部を一括管理できる、やっぱり容量は大切!”そんな情報に私も納得でした。
もちろん出産後も使うものだからデザインも妥協したくない。「機能性もデザイン性も満足できるものを!」とひたすらネット検索しました。
たかが母子手帳ケースにどれだけこだわるんだと笑われそうですが、必死だった妊活の末に叶った妊娠に、一つ一つの準備がどれも楽しくてたまらない。今思うと妊娠ハイ状態だったのだと思います。
そんな中でようやくお気に入りのものに出会うことができたのは、母子手帳を交付されてから約1ヶ月後。「これからこれが私の相棒~♡」と、カバンを開けるたびにウキウキしていました。
検診でもらうエコー写真はもちろんケース内に収納。「やっぱりこれにして大正解!」妊娠期間中はそう思っていました。

子どもが産まれて結局別の母子手帳ケースにチェンジ!?

母子手帳ケースに続き、そのほかの育児用品もすべて買いそろえ、息子を迎え入れる準備は万端!37週と、ちょっぴり早めに出てきた息子でしたが、長い道のりの末に無事生まれてきてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。
そして始まった初めての育児。それはもう想像をはるかに超える大変さで、世のママたちはみんなこんなことをしているのか!と尊敬せずにはいられない、そんな感じでした。
日々の育児はもちろんですが、特に小さな子どもを連れての外出は一苦労。月齢の小さな時期はオムツ替えも頻繁だから枚数もたくさん必要、授乳ケープや吐き戻したときの着替え、泣いたときにあやすためのおもちゃなど、とにかく荷物は盛りだくさん。ママバッグとして使っていたリュックは、チャック部分がはち切れそうになるほどでした。
そんなバッグの中で結構なスペースを取っていたのがあの母子手帳ケース。何かあったときのためと毎日母子手帳は持ち歩いていましたが、出先で急に病院にかからなければいけないような緊急事態は頻繁に起こるわけでなく、ただひたすらバッグの中で邪魔になっていました。そのうえもしそんな事態が起きたとしても、かかる病院は行きつけの小児科、もしくは耳鼻科、皮膚科の3か所ぐらい。カード類は保険証と診察券3枚ほどだけだったので、何もこんな大容量の母子手帳ケースに入れて持ち歩く必要はないのでは…と気づいてしまったのです。
そして悩んだ末に、たまたま自宅で通帳ケースとして使っていた雑誌の付録のパスポートケースにとりあえずチェンジしてみたところ…かなり楽!ほかの荷物を入れるバッグ内のスペースも確保でき、ケース自体もとっても軽量。結局、その雑誌の付録ケースに落ち着いてしまったのです。

妊娠ハイの中で購入するアイテムは落とし穴がいっぱい!

そのパスケースに変更してから、かれこれもう1年以上経ちます。あれだけ吟味して選んだ母子手帳ケースはいま自宅のどこかに眠っています。4,000円近くもしたのに…(泣)
今考えると、妊娠ハイの中で購入してしまったこと、ネットや育児本の情報を鵜呑みにしてしまったことが良くなかったのだと思います。
ほかの育児グッズでも同じようなことが多々ありました。かわいいというだけで購入した背中に立体的な羽のついたベビー服、おしゃれというだけで選んだブランド物のマザーズトートなど、どれも実際使ってみたら「何だか違う…」となってしまったのです。
妊娠ハイの中で購入する出産準備グッズは、意外と落とし穴が多くあります。お気に入りのアイテムを身につけることで、子育てを楽しくしてくれることもありますが、しっかり使用時をイメージしていないと私のように残念な失敗をしてしまうこともあるかもしれません。
ネットの情報ももちろん参考になりますが、まわりの先輩ママから意見を聞いたり、それらの情報が自分にあてはまるのかどうか考慮したりすべきだったと反省しています。

使用したときのことをしっかりイメージして準備しよう!

妊娠期間中は我が子を迎え入れるうれしさから、ついテンションが高くなってしまいますが、子育てをしているときのイメージをしっかりしたうえで選定しないと、私の母子手帳ケースの例のようにお蔵入りアイテムがたくさん発生してしまう可能性も…。ただでさえ費用のかさむ出産準備、無駄にしてしまわないように賢く用意してくださいね。

担当ライター

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