おもちゃ買って!店でギャン泣きする子どもへの神対応とは?4歳児の子育て体験談

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時間のあるときや自宅にいるときであれば、子どものわがままにつき合う余裕があるかもしれませんが、急いでいるときや外出先などでは難しいこともありますよね。怒ったりイライラしないで解決するママの神対応とは?リアルな子育ての体験談からご紹介します。

街中へ家族でおでかけ!魅力的なおもちゃに子どもはワクワク

わが家は広島市内でも自然が多く子育てするには恵まれた環境の場所にあります。山や川で遊んだりカブトムシやザリガニを捕まえたりなど、わんぱくな息子にとっては毎日が冒険のようです。そんな息子を連れて、めったに行かない広島市中区の東急ハンズへ家族でお出かけした日のことでした。探究心の強い息子は、ホビー・クラフトコーナーのおもしろそうなグッズにくぎづけ!いつもとは違った都会的な雰囲気や見たことのないようなおもちゃは、彼にとって新鮮で刺激的だったのでしょう。中でも彼の心をぎゅっとつかんだのが「科学実験キット」。息子は心が踊るような科学実験キット展示の前から一歩も動きませんでした。

ギャン泣きの息子を夫が抱きかかえ強制退去

帰る時間だと伝えても息子は帰ろうとせず、「これが欲しい!買って!」と強くおねだりをしてきました。親としては、目についたものを簡単に買い与えたくなかったので拒否すると、息子も自分の要求をなんとか通そうと「買って!」の声をだんだん大きくしたのです。見かねた夫が息子を抱きかかえ「帰るぞ!」と一喝。スタスタとエレベーターに乗り込んでしまいました。

エレベーターの中で息子はついに泣きはじめ、私たちは周りの方に申し訳ない気持ちで急いでエレベーターを降りました。夫は腕の中で暴れる息子を東急ハンズを出てすぐの道路に降ろしましたが、ここからが息子の反撃。

道路に寝そべりながら「買って!買って~!!」と叫びバタバタと手足を動かし、どこかのアニメで見たことがあるような典型的な“だだをこねる子ども”の光景を私たち夫婦に見せてくれたのです。そんな息子を横目で見ながら、夫は素知らぬ顔で「おいて帰るぞ!」と歩いていってしまいました。きっと、その場を離れれば息子もついてくると思ったんでしょうね。私は大変困りました。

子育ての基本を思い出せば解決策がみえてきた!

私も夫に合わせいったんその場を離れて見守りましたが、決して諦めない粘り強い心を持った息子は両親が自分から離れていっても根気強くその場で泣き続けました。人通りも多い街中の道路で小さな子どもが泣いていると目立ちます。息子をちらっと見ながら通り過ぎる人たちから「この子の親は何をしているの?」という心の声が聞こえた気がしました。

このまま放っておくことはできないし、暴れる息子を夫のように抱きかかえ駐車場まで連れていける自信もない私は、子育ての基本に立ち返りどうすればよいのか考えてみました。私にはいくつか軸としている子育ての基本がありますが、そのときに思い出したのが次の2つでした。

・子どもの気持ちを認めて寄り添う

・自分で行動を選ばせる

この2つの子育ての基本から解決策が思い浮かんだのです。

暴れて泣きわめく息子が気持ちを切り替えガマンができた神対応とは?

自分のしたことを神対応だというのはおこがましいのですが、この対応は本当にびっくりするくらいうまくいったので、あえて「神」だと言わせてください。

子どもの気持ちを認めて寄り添う

泣いている息子は何を言っても耳をかさないので、まずは息子の気持ちが落ち着かなければ次にすすめません。子どもの気持ちを認めて寄り添うために、私はこう言いました。「あの実験キットかっこよかったね!見たことなかったし、すごく欲しいと思っているんだね。あなたの気持ちをきいてあげたいのだけど、泣いているからちゃんとお話できなくて母さんは困ってしまうよ。」その一言で子どもの様子が少し落ち着いたことを覚えています。

自分で行動を選ばせる

次のステップは息子に「泣くのをやめる」と決めてもらうことでした。泣きじゃくる息子はまだ落ち着いて会話をする準備ができていないので、言葉で言わなくても簡単に意思表示ができるように工夫をしました。私は息子の前に両手を差し出し、泣きやんで話をするなら右手・泣き続けるなら左手を握るように選択肢を与え「好きなほうを選んでいいよ、どっちを選びたい?」と言いました。すると息子は右手を握ってくれたのです。どちらを選ぶかは賭けでしたが、「泣き止んで話をする」ということを選んでくれて嬉しかったです。

自分で決めたことなら実行しやすい

「母さんと話したいと思ってくれてありがとう、母さんはあなたが泣きやむのを待つからね」と声をかけると、私の右手を握った息子はまるで魔法にかかったようにスーッと泣き止んでくれました。あんなに暴れて大きな声で泣いていたのが嘘のようでした。自分で泣くのをやめると決めたので、すんなり泣きやんだのかもしれません。息子は落ち着いて私の話を聞き、今絶対に欲しいと思っていた科学実験キットをがまんし、自宅でできる実験をするという代替え案まで提案したのです。

信頼しあえる親子関係を築く子育ての秘訣は親が子どもを尊重すること

小さな子どもがだだをこねて泣き、親の言うことを聞いてくれなくて困るということは、子育てにおいて珍しいことではないのかもしれません。そんなとき「わがまま言わない!」と怒ると、小さな子どもなら怖くて親の言うことをきくかもしれませんが、自我が芽生えると通用しなくなる子も増えるようです。信頼しあえる親子関係を築くためには親が子どもの気持ちに寄り添い、子どもの考えを尊重することがとても大切だと学んだできごとでした。

担当ライター

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