どんなことに気をつけたらいいの?私が実践した妊娠中の食生活

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妊娠中に悩むママも多い、体重増加。産後に、今まで着ていた洋服が着られなくなるだけでなく、体調面でも不調をきたすこともあるようです。妊娠中に気をつけたい食生活について、私が第二子を妊娠したときに実践した方法と、その結果をご紹介します! 

妊娠中の食生活に要注意!気づかぬうちに体重増加

二番目の子どもの妊娠が判明して喜んでいたのもつかの間、辛い辛いつわりの時期がやってきました。上の子もいたので、体力をつけなければと、食べられるものを食べるようにしていた私。食べづわりのような症状があったので、食べたいものを食べると、少しだけ気分がよくなるという状況でした。だんだんとつわりが落ち着いてきたのは、妊娠6ヶ月ごろです。好きなものを好きなだけ食べることが、つわり生活で染みついてしまった私は、もはや食欲爆発状態。体重のことなんてすっかり忘れて、おいしい食べ物に囲まれた幸せな生活を楽しんでいました。 

気づけばあっという間に4㎏増。久しぶりの検診で体重増加を注意されたとき、私はハッとしました。「このままでは、デブになってしまう…そしてなにより妊娠トラブルが起きたら、後悔しても後悔しきれない」と不安と焦りに襲われたのです。 

確かに、妊娠中に食べられるものを食べて体力をつけること、ストレスを軽減することは大切なことだと思います。しかし、つわりが落ち着いてきたら、自分の今後のためと赤ちゃんのためにも、暴飲暴食は避けたほうがいいと言えるでしょう。

なぜこんなに体重増加に気をつけなきゃいけないの?

なぜ妊娠中に体重増加に気をつけなければいけないのか、私が通っていた産院で言われたことをいくつかご紹介します。

赤ちゃんが大きくなりすぎると、出産がしんどい 

暴飲暴食を続け、体重増加を無視すると、それだけ赤ちゃんも大きくなることがあるそうです。赤ちゃんが大きく育ってくれることは嬉しいことですが、大きく育った赤ちゃんがこの世に誕生する際、産道を通りづらくなり、ママも赤ちゃんも苦しい思いをすることがあるため、体重増加には注意が必要なのだそう。

妊娠高血圧症になるかもしれない! 

検診の際、通っていた産院の医師から体重増加しすぎると、妊娠高血圧症を発症するかもしれないと言われたことがあります。妊娠高血圧症を発症すれば、ママの身体も赤ちゃんの身体にもよくないことが起こるかもしれません。妊娠高血圧症によって、ママが痙攣を起こしたり、赤ちゃんに栄養が届かなくなったりするなどの症状があるそうです。 

ほかにも、妊娠中の急激な体重増加による妊娠中のトラブルはいろいろありそうですね。何かあってからでは遅いので、妊娠中の食生活にはできるだけ気をつけましょう。

妊娠中に私が実践した食生活はコレ!

とはいえ、おいしいものを我慢するのはなかなか難しいもので、急に食べないというのは無理でした。(笑)その結果、できることから始めようと決心した、私の妊娠中の食生活をご紹介します。

ミンチ肉には豆腐を混ぜる! 

ハンバーグやつくねなど、ミンチ肉を使う料理には豆腐を混ぜて、少しでもカロリーダウンをしようと努力しました。結果、お通じもちょっとだけ改善したような気がします。

おやつは手作り 

甘いものが大好きな私は、おやつがどうしても我慢できなかったので、手作りしてカロリーダウンを狙うことにしました。豆腐で作るティラミスや、油分を入れないチーズケーキなど、さまざまなアレンジスイーツを考案。砂糖は使わず、できるだけはちみつやメープルシロップを使って甘みをつけることも心がけました。

ご飯は取り分ける

一食分のご飯を小皿に取り分けて、食べ過ぎないように努めました。どのくらいの量を食べたのかがわかるので、食べ過ぎ防止に一役買ってくれる方法だと思います。 

飲み物は麦茶 

すっぱくてさっぱりしたものを口にしたくて、ジュースを欲していましたが、そこをグッとこらえて、飲み物は麦茶に絞りました。ジュースって、見た目にはわからないけどたっぷりお砂糖が入っているそうなので、体重増加の原因になりかねません。

もともと料理が好きだった私にとって、いろいろと工夫をしてオリジナルのヘルシーレシピを考えるのは、ストレス発散にもなって楽しかったです。

頑張った結果の体重増加は果たして!?

いろいろと努力した結果、総合増加体重はなんと9.6㎏!決して優秀とは言えませんが、10㎏超えなくてよかった…というのが私の本音です。妊娠9ヶ月ごろの検診時に「体重増加は1週間で200g以内です」と指導されました。厳しい~!「もう水しか飲まなくていいよ~」と冗談交じりで言うスパルタな先生。先生の愛のムチと、ちょっとした努力でなんとか頑張れました!

妊娠中の体重増加を気にするあまり、私は「食べたら吐けばいいや」なんていう危険な思想にとりつかれていた時期がありました。その結果、吐血をしてしまったのです。幸いにも大事には至らなかったのでよかったのですが、体重の増加を気にしすぎると逆にストレスになることもあるので、無理のない範囲で、できることから始めてみるのがおすすめです。なにより、困ったときは通っている産院に相談するのが一番!くれぐれも無理はせず、専門家の指示に従いましょう。

自分のペースで楽しむことが大切!

妊娠中の無理なダイエットは危険です。まずは、ちょっとしたことから気をつけるようにしてみてください。自分自身が楽しめるかどうかも大切だと思います。せっかくのマタニティライフが苦痛になってはたまりません。自分のペースを乱さず、楽しみながら妊娠中の食生活を工夫してみてくださいね。

担当ライター

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