0歳から保育園に通わせるのはかわいそう?私が感じた保育園に通わせてよかったこと

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我が家の息子は現在3歳。生後10ヶ月の頃から保育園に通わせているのですが、預けた当初は「0歳で入れるのは早かったのかな」、「かわいそうだったかな…」と息子に対して後ろめたさを感じていました。しかし、今では「あのとき保育園に預けてよかった!」と感じています。具体的にどのようなところが息子と私にとってよかったのか。いくつかそのポイントをご紹介したいと思います。

保育園に入れることになったきっかけ

「0歳で保育園に入れるのは、何だかかわいそう。せめて幼稚園まではいっしょに過ごす時間を大切にしたい」妊娠中はそんな育児ビジョンを思い描いていた私。きっとそんな風な想いを抱いているママも多いことでしょう。
しかし、実際に育児が始まってみると、思っていた以上に大変。実家・義実家ともに広島県外で、主人も仕事で帰りが遅く、息子と二人で過ごす日々に、気持ち的にもふさぎ込みがちに…。そんなときにふと耳に入ってきたのが、自宅から近い場所に保育所併設のママのための職場ができるという情報でした。もともとの性格は慎重派の私ですが、このときは「これは行くしかない!」と本能的に感じ、勢いで応募。その結果、息子は生後10ヶ月で保育園に通うこととなったのです。
当初は、「勢いで応募して保育園に行くことになったけど、本当によかったのかな」と不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、いま振り返るとあのとき預けることを決めてよかった!と心から感じています。

メリット1:たくさんの経験をさせてあげられる

大勢の同年齢のお友だちと過ごす機会に恵まれ、みんなとさまざまな遊びや行事を共有することで、確実に子どもの「経験値」は増えたと思います。そのなかには、お友だちに噛まれてしまった、息子が噛んでしまったというようなトラブルもありましたが、それも経験のひとつ。これは私の持論ですが、経験が多ければ多いほど、感性を育むことにつながるのではと考えています。
毎日、いろいろな手遊びをしたり、お遊戯をしたり、ときにはみんなでお散歩に行って公園で遊んだり、プール遊びをしたり。自宅で私だけで育児をしていたら、きっとこれほど刺激的な日々を送らせてあげることはできませんでした。11ヶ月頃には息子も歩き出し目が離せない時期でしたが、保育園で先生たちに見守られ、のびのびと過ごさせていただいたのでとっても感謝しています。

メリット2:生活リズムが整う

保育園ではご飯の時間やおやつの時間、お昼寝の時間まで全て決められています。そのため、自然と生活リズムが整い、休日も保育園と同じようなスケジュール感覚で息子が動くようになりました。保育園に通うまでは、ミルクの時間も息子が泣いたら…眠らせるのも息子がぐずり出したら…といった感じで、息子の反応に応じて私も動いていたのですが、だいたいの時間が定まってきたらとっても楽!「もうすぐお昼寝しそうな時間だな」など、予測できるためおでかけするのもスムーズに。また、日中たっぷり体を動かして遊んでいるので夜もぐっすりで、保育園に通う前までずっと悩んでいた夜泣きもすっかりなくなりました。
二人育児のときは、「この時間に眠らせないと」と生活リズムを無理に整えようとして、息子も私も不機嫌になったりしていましたが、保育園に通うようになって自然とリズムを身につけられたのはとってもありがたかったです。

メリット3:栄養満点の離乳食つき

料理が苦手な私は、離乳食作りに大苦戦していました。レシピ本を見たり、ママ友に作り方を聞いたりと、私なりにいろいろ工夫して頑張っていたのですが、息子は食に興味があまりないのか口に入れてくれないことも多々…。少し早めに生まれてきた息子は、体つきも小さめ。「男の子だし、いっぱい食べて大きくなってほしい!」と思っているのに、食べてくれない。だんだん離乳食を作るのも食べさせるのもプチストレスになっていました。
しかし、保育園の先生に聞くと息子はいつもモリモリ食べて完食しているとのこと。離乳食のメニューは、毎回たくさんの野菜が入っていて栄養も満点◎栄養士さんが作るメニューはさすがです。1日のうち、1食でもしっかり食べているというのは、私のなかでも安心材料となっていました。

メリット4:免疫力がついた

たくさんのお友だちと集団生活をする保育園では、感染力の強いウィルスが流行ることもしばしば。預けた当初は、いろいろなウィルスをもらってきて、よく保育園を休んだものでした。そのときは、「やっぱり0歳で預けたからだよな…」と感じていたのですが、当時さまざまな病原体に触れたおかげなのか、いまでは免疫力がついて熱を出すことも少なくなり、何か病気をしても回復するのが早くなりました。
ウィルスをもらってくるというのは、保育園に通わせるデメリットとも思われがちですが、長い目で見るとデメリットではなかったのかも。と私は感じています。

ママと子どもにとってプラスになる選択をしよう

保育園に通わせることは、もちろんメリットばかりではありません。大切な成長を間近で見られなかったり、送迎や身支度など生活がバタバタしてしまったりなどの面ももちろんあります。しかし、それでも息子と私にとってはメリットの面の方がはるかに大きかったと感じています。保育園に通わせる・通わせないというのは、家庭によって考え方もさまざま。当時の私のような「0歳で預けるのはかわいそうかな」と悩みを抱えているママにとって、我が家のこのエピソードが何か参考になれば幸いです。

担当ライター

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