共働き歴1年!フルタイム夫と業務委託妻(週3日・5時間)の子育て&家事分担ルール

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仕事復帰を前に、「共働きが不安……」と悩むママも多いでしょう。働きながら、家事や子育てをこなすのは大変。だからこそ、パパという協力者の助けが必要です。今回は、共働きを初めて1年が経過した我が家を例に、子育てと家事の分担について考えてみます。

家計はほぼ安泰!それなのに我が家が共働きになった経緯とは?

我が家はわずかながら貯蓄する余裕もあったため、私が無理に働きに出なくても問題はありませんでした。では、なぜ共働きをしようと思ったのかをお伝えします。

1.働くことが好きだったため

まず、私はもともと働くことが大好きだったためです。妊娠中はつわりがひどいときもあり、また通勤はモノレールとバスを乗り継いで片道1時間と結構ハード。しかし、それでも仕事が好きで、体調を見ながら妊娠8ヶ月まで働いていました。
ただし、転職したばかりで法律上の規定を満たさず、産後休暇が取れなかったため、一旦退職することに。とても残念でしたが、「子育てが落ち着いたら復帰すれば良い!」とよく考えたものです。
収入を得られることももちろん魅力なのですが、それと同じくらい「誰かの役に立てた!」と思えたときの充実感を、また味わいたいと思っていました。

2.自由に使えるお金が欲しかったため

退職してから、毎月夫にお小遣いをもらっていた私。さらに、ボーナス月は「いつもありがとうね」と特別なお小遣いも渡されていたのです。
しかし、私の分をなくせば、夫のお小遣いやボーナスの取り分はもっと多かったはず。気遣いがうれしい反面、やりたいことや欲しいものをきっと我慢している夫に心苦しさを感じることもありました。
そうなると、もらったお金を気安くは使えなくなってしまうもの。残金は息子名義で貯金したり、家族での食事や旅行に使ったりしていました。
それが少しずつストレスに感じてしまい、ならば「自由に使えるお金を自分で稼ごう!」と思うようになったのです。

3.日中息子と2人でいることを持てあまし始めたため

さらに、活発な息子との毎日に体力の限界を感じ始めたせいもあります。共働きの両親に代わって、小さい頃から弟の面倒を見てきた私。ほんの少しですが、男の子育児を心得ているつもりでした。
しかし、息子と弟は似て非なる性格だったのです。大人しくて室内遊びが好きだった弟に比べて、息子は体を使う遊びが大好き!地域の支援センターや近所の幼稚園へ遊びに連れて行っても、室内を次から次へ動き回って少しもじっとはしていません。
体力を発散させようと屋外へ行けば、毎回数時間は公園遊びに熱中したり、大人顔負けの体力で何kmも散歩するはめになったり……。
幸い、息子は人見知りや場所見知りもほとんどなかったため、保育園に通わせても問題なく生活できると判断。息子を預け、私も働いていた方が気分転換になると考えました。

最初の子育て&家事分担ルールは夫が提案!その内容とは?

就活を経て、私は無事に広島市内で働き口をゲットすることができました。家事・育児と仕事の両立ができるか不安でしたが、夫は「仕事で収入を得るのはとても良いこと!」という応援スタンス。私が働き始める前に夫が「家事と育児は分担してやろう」とも言ってくれて、ルールづくりを買って出てくれたのです。

家事分担のルール

夫の提案により、我が家では家事と育児を日替わりで分担することになりました。

家事担当の内容は、

朝食づくり
お弁当づくり(夫と子どもの分)
ゴミ出し
夕食後のお皿洗い
乾いた洗濯ものの片付け
炊飯器のセット

などです。
夫よりも家にいる時間が長いため、それ以外の洗濯・掃除・朝食後のお皿洗い・日用品の注文・家計簿の入力などは私の担当ということに。
やることは多いのですが、家事担当は別室にひとりで眠ることができるという特典が付けられました。

子育て分担のルール

一方、子育て担当の内容は、

翌日の保育園(現在は幼稚園)の用意

お風呂(入浴介助・着替え)

歯磨き

体調不良の場合は投薬

寝かしつけ&朝まで添い寝

などです。こちらも日替わりで担当
我が家の場合、赤ちゃんの頃から夫が寝かしつけをしてくれていたため、息子が眠れなくて「ママが良い!」とグズることはほとんどありませんでした。
難しい場合は、寝かしつけるまでママもいっしょにいて、子どもがパパとの入眠に慣れて行くようにすると良いのかもしれません。

共働き分担ルールあるある!うまく行かずに改善したこととは?

夫が提案してくれたルールにしたがって、共働きをスタートさせた我が家。どの家庭も同じでしょうが、計画通りにはいかないことも多々ありました。そういったとき、我が家の場合はどのように乗り越えてきたのかも最後に紹介しましょう。

困っていることは相手へ具体的に伝えよう!

一般的に、女性はその場の状況をつかんだり、相手の要求を聞く前に実行したりするのが得意ですよね。しかし、男性はそうでない人も多いかもしれません。
ママが困っていたり、助けて欲しい場面に気付くのが遅れたりすることもあるでしょう。夫もそのタイプで、「見たらわかるでしょ!○○してよ!」とイライラした口調をぶつけることもしばしばありました。
それに対し、「それは俺の仕事じゃない!」と言われて大ゲンカになったことも。

先輩ママに相談したところ、「困っている内容やして欲しいことを、感情を入れずに端的に伝える方が良いよ」とアドバイスをもらいました。
実践したところ、大成功!夫も「具体的に指示してもらう方が、不機嫌に当たられるより助かる」と言っていました。

男性には効果てき面?分担内容や問題点は見える化しよう!

口頭で伝えるのではなく、紙やボードを使って見える化することも男性にとってわかりやすいようです。
ある家庭では、パパとママの分担内容をマグネットボードに書いて貼り、終わったらマグネットを取るようにしたそう。
こうすることで、マグネットが残っている家事や育児の分担が未完了なことがわかるため、手が空いている方が手伝いやすくなるそうです。
我が家では、分担がうまく行かないときの話し合いでは、困っていることを書き出してから始めるようにしています。こうすることで、夫と問題点をしっかり共有でき、感情的にならずに建設的な話し合いができるようになりました。

共働きを続けられるのは、パパのサポートあってこそ!

家庭の状況などにもよりますが、共働きしながら家事や子育てを行うためにはもっとも身近なパパの協力が不可欠です。男性の特徴を理解して、しっかりとルールづくりをしたり、わかりやすいように見える化する工夫をしたりして、お互い歩み寄ってみてくださいね。

担当ライター

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