人気すぎて自由席しか取れないカープ!子育て中の球場観戦はどうする?

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大人気のカープ。少し前までは考えられないくらいに、広島で野球を観戦するのは容易ではなくなってきました。子育て中のカープ観戦となるとさらに難易度が上がりそうですよね。11ヶ月の子連れでカープ観戦するとどんな感じになるのか、我が家の体験を通してお伝えしたいと思います。

生後3ヶ月ですでにカープ女子の娘

突然ですが、私はカープの捕手である曾澤選手のファン。我が家は普段あまりテレビをつけないのですが、カープの試合があるときにはテレビで見ています。産後間もない頃はさすがに毎試合見るほど余裕はなかったのですが、少し育児に慣れてくると再びテレビで試合を見る生活リズムを取り戻しました。そんな風に過ごして娘が3ヶ月になった頃、気が付くと試合を見るときに娘はカープの応援グッズを手に取るようになっていました。

さらに時が経ち、娘が10ヶ月を過ぎた頃にはどこで覚えたのかカープの歌を口ずさむように。「ぱーぷ(カープ)ぱーぷ(カープ)♪」と怪しい発音とサビの部分だけでしたが、繰り返し歌っていました。そんな娘を連れて、いっしょに球場で応援したいと思っていた矢先に観戦できることになりました。

自由席で挑戦!11ヶ月の娘のカープ初観戦

初めて娘をつれて球場に行ったのは子育て真っ最中の2017年5月、娘が11ヶ月のときでした。知り合いの方がカープの自由席のチケットを2枚プレゼントしてくれ、急遽行けることに。2017年もカープの人気はすさまじく、指定席はもちろん自由席も完売という日が続いていたのでありがたかったです。

子どもの料金は?

いただいたチケットは2枚。子ども料金はどうなるのか調べると、指定席の場合は3歳から有料。自由席の場合は大人1人につき、未就学児1人まで無料(※2017年度現在)とあったので、私と夫と娘の3人で観戦することにしました。

試合当日の席取りについて

いただいたチケットの試合はナイトゲームで試合開始は18時でした。しかし、自由席のチケットなので、当然席を確保する必要があります。子連れなので、できれば日の当たらない席が欲しい!私が狙う席は、自由席エリア一番上のあたりの屋根の恩恵を受けられる場所の席、または出入りしやすいように通路(階段)側の席です。さらに贅沢を言うと、スピーカーの真下や付近は避けたい!というもの。

そこで、夫と作戦を立てました。

  1. 開門時間は15時だが、13時半には入場待ちのために並ぶ
  2. 並んでいる間は交代で娘と遊んだり近隣施設に出かけたりして過ごす
  3. 開門したら、夫が席確保用に持参したタオルだけを持って走って席をとる
  4. 私は荷物と娘を連れて夫と合流
  5. 席を確保したら試合開始までは、近隣の商業施設で食料品を確保するなどして時間をつぶす

席は確保!でも

開門後の夫の決死のダッシュにより見事に通路側の席を確保できました。スピーカーからも離れているし出入りもしやすい席だしと満足していましたが、真後ろの席にものすごく大きな声援を送る3人組のグループが…。その声に娘はびっくりした様子でした。「そりゃ、そうだ、ここは応援する場所だもんね」と私は娘を驚かせてしまったと反省しました。そこで序盤は着席することなく、コンコースを巡ったり売店を覗いたりして過ごしました。ところが、段々と慣れてきたのか試合が進むにつれて娘は手拍子でカープを応援したり歌ったりノリノリに。そのうち抱っこしている間に爆睡し、あとは席に戻っても起きませんでした。

娘が眠っている間は試合を楽しみ、帰りの混雑を避けるため試合の9回が始まる前に帰宅しました。

周りを見渡すと子連れが多かった

席に戻ってから辺りを見渡すと、同じような月齢やもっと小さな月齢のお子さんを連れたご家族が多いことに気が付きました。子連れで観戦する人も多いのだなと思ったのを覚えています。

球場に行くために準備したもの

球場にはベビーカー置き場や授乳室もあるので、しっかり準備をしていけば子連れで試合を楽しむことができるとわかり、子を持つカープファンとしては嬉しくもありました。

私が娘とカープを観戦するために準備したのは以下のものです。

  • 抱っこ紐(着席しているときには外していました。娘は膝の上)
  • 授乳ケープ(着席中、抱っこで娘が寝ているときにカーテン代わりにつけていました)
  • タオルケット(寒暖対策に持参)
  • うちわ(寒暖対策)
  • タオル
  • 着替えやオムツ
  • お茶
  • おやつ
  • お気に入りのぬいぐるみ(万が一娘が投げて人に当たってもケガさせないようなものを選び、紐付きクリップでカバンと繋げていました)
  • ゴミ袋

試合よりも娘を見ている時間が長いけど満足

娘を連れていると娘の相手をする時間のほうが長くて、独身時代と同じようには試合を満喫できませんが、娘の手拍子やカープ恒例の風船飛ばしを見るキラキラした目を忘れることはないでしょう。子育てが始まってから初の球場観戦は夫婦ともにテンションが上がりましたし、良い思い出になりましたよ。

担当ライター

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