焼き物の町“萩市”を満喫!子連れで旅行するときのポイントは?

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子連れでのドライブやプチ旅行で、「たまには県外まで足をのばしてみたい!」と思ったら、広島のお隣山口県にある城下町、萩市はいかがですか?ここでは、1歳の子どもを連れての萩旅行体験談をもとに、子連れで萩を散策する際のポイントなどをご紹介します。

そうだ、萩へ行こう!

我が家が初めて萩旅行に行ったのは、子どもが1歳4ヶ月の頃のことでした。きっかけは、「お気に入りの湯飲みと急須をゲットしたいなぁ」とふと思ったこと。せっかくなら窯元のある本場で探したい…ということで、小旅行も兼ねて萩に行くことになりました。

広島から萩市へは、車で3時間半、電車なら2時間半ほどでアクセス可能。広島から子連れで3時間の車移動というと決して短いものではありませんが、ドライブ好きの人にとっては苦ではない距離かもしれません。もちろん、子どもの様子を見ながら途中で休憩をはさんでの移動にはなりますが、道中で道の駅やサービスエリアに立ち寄るのも長旅の楽しみのひとつ☆

古い町並みにおしゃれカフェ…萩は魅力がいっぱい

尾道や東広島など、広島県内にも風情ある町並みの残る場所は多数ありますが、萩も歴史あるものと新しいものが混在する魅力的な町。その特徴をいくつかピックアップしてみました。

風情ある古い町並みの中を散策できる

萩市のいちばんの魅力は、なんといっても歴史を感じられる古い町並みの中を歩けることでしょう。

萩はもともと、毛利元就の孫にあたる毛利輝元が、広島城に代わる居城として1604年(慶長9年)に萩城を築いた土地で、以来城下町として栄えてきたそう。そのため萩市内には今も、風情のある美しい町並みが残っています。中でも有名なのが、市の中心近くに並ぶ「江戸屋横丁」「伊勢屋横町」「菊屋横町」。我が家も主にこの周辺を、子連れでブラブラと散策しました。

焼き物のお店がたくさんある

萩といえば萩焼。焼き物の町だけあり、歩いていると至るところに焼き物のお店を見つけることができます。ただし子連れでお店に立ち寄るのは気を遣うべきポイントも。そちらについては後ほどお話します。

思わず寄りたくなるおしゃれカフェがたくさんある

萩の城下町を歩いていて目につくのは、焼き物のお店だけではありません。観光客も多いせいか、あちこちでカフェが見られます。しかもどのカフェも、思わず立ち寄りたくなるようなおしゃれなお店ばかり。古い建物を利用したお店もあるので、古民家カフェ好きにはたまらない場所といえそうです。

子連れで萩散策するときはここに注意!

魅力いっぱいの萩の町。広島から遠くないこともあり、友だちなどと訪れたことがあるという人も少なくないでしょう。ただし大人だけで歩いていると気づきにくいのですが、いざ子連れで散策してみると、いくつか気をつけたいポイントがあります。最後に、子連れで萩旅行をする場合の注意点をご紹介しましょう。

結構歩くので行動は計画的に

萩の古い横丁は細い路地道が何本も連なっているので、全部歩こうと思うと結構な距離になります。大人だけならまだしも、子連れで歩くとなると結構な時間がかかる場合も。実際私も、夫と交替で子どもを抱っこしつつ、かなり長時間歩き回りました。

そのうえ萩には古い町並みが残る横丁以外にも、博物館や史跡など見ておきたい観光スポットがたくさんあります。そのため、日帰り旅行の場合も宿泊する予定の場合も、あらかじめ計画をきちんと立てておくことが大切です。特に城下町散策では、無駄な移動を省くためにも、どういうルートで歩くかを先に決めておくといいでしょう。

立ち寄る店は先に決めておく

上でもご紹介したように、萩の城下町には素敵なカフェがたくさんあります。歩いていて気になったお店に立ち寄るのももちろんいいですが、移動距離が長いので「全部見てから入るお店を決める」というのが難しい場合も。

「やっぱり最初のお店がよかった」と思っても、後戻りするとなると移動がなかなかに大変ということもあるでしょう。そのため食事や休憩で入るお店は、先にいくつか目星をつけておくことをおすすめします。

ちなみに我が家は食事の店を決めていなかったので、子連れで結構ウロウロする羽目になりました。

ベビーカーだけでなく抱っこ紐も携帯しておく

萩の小路は、脇に水路が流れているところもが多いのが特徴。お店によってはこの水路に渡された小さな橋などを通って中に入らなければならないところもあり、ベビーカーだと渡りにくい場所もあります。

また焼き物のお店では、店頭や店内にズラリと焼き物が並べられているので、ベビーカーだとうっかり棚にぶつかってしまう心配も。子どもが0~2歳くらいの場合は、抱っこ紐も携帯しておくことをおすすめします。

ちなみに子どもがまだヨチヨチ歩きの時期ならまだしも、ひとりでウロチョロするような年齢になると、割れ物のお店はかなり気を遣ってしまうもの。そのため見たいお店がある場合は、子どもはパパがママのどちらかが、外でお散歩させておくのが得策かもしれません。

事前準備があれば子連れ萩旅行は楽しめる

広島から少し足をのばして、城下町ならではの風情を満喫できる萩の町。落ち着いたところだから子連れで旅行するのは難しいかも?と考える人もいるでしょう。けれど事前準備さえしっかりしておけば、非日常を味わえるよい旅になるはずですよ。

お出かけはいつも子ども中心になりがちですが、たまには、大人が楽しめる休日を過ごしてみてもいいかもしれませんね。

担当ライター

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