広島から錦帯橋へどう行く？初めてでも安心の行き方を徹底解説！

錦帯橋とは？

出典：錦帯橋（山口県岩国市）世界遺産をめざして│錦帯橋世界文化遺産登録推進協議会

山口県岩国市にある錦帯橋は、5つのアーチが美しい木造橋で、日本三名橋のひとつとして知られています。建造は1673年、岩国藩主・吉川広嘉の「流されない橋を」という願いから生まれました。橋の構造には、日本古来の木組み技法が用いられ、木材同士を組み合わせることで頑丈さと美しさを両立しています。橋の裏側からは、木組みならではの精巧で幾何学的な構造を間近で見ることができます。訪れた際にはぜひ注目してみてください。

錦帯橋の魅力は？

錦帯橋は、遠目に眺めても、間近に触れても、橋を渡っても、すべてが美しい橋です。重厚な石積みの橋脚の上にかかる、リズミカルな5連のアーチは、訪れる人を魅了。毎年開催される「錦帯橋まつり」では、岩国太鼓の音色と華やかな大名行列も楽しめますよ。さらに春の桜や夏の鵜飼、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季の移ろいを感じられる姿も大きな魅力です。

入橋料は、次の通りです。

錦帯橋周辺のおすすめスポット

錦帯橋の周辺には魅力的なスポットがたくさんあります。次に、その中でもぜひ立ち寄りたいおすすめの場所をご紹介します。

日本一のソフトクリーム屋「むさし」

珍スポットとしてテレビでも話題になったソフトクリーム屋。味の種類はなんと200種類以上あり、バニラやチョコレートといった定番から、納豆やスッポン、ハバネロなどユニークなものまで揃っていて、子どもも喜ぶこと間違いなし！錦帯橋周辺の散策のお供にぴったりです。

100円で特産品を味わえる「松がね」

岩国城の対岸、錦帯橋の手前に位置する案内所「松がね」は、江戸時代後期に建てられた建物とされています。館内では観光情報に加え、岩国市の歴史について触れることができます。また、100円～250円で地元の特産品を試食できるため、食事場所選びにも役立ちます。

市内を一望！歴史ある山城「岩国城」

錦帯橋から徒歩約10分でロープウェイ乗り場に到着し、そこから標高200メートルの岩国城へ直行できます。1608年に初代藩主・吉川広家が築城した山城で、現在の天守は1962年に建て直されたものです。展望台からは瀬戸内海までの景色が楽しめます。錦帯橋・岩国城・ロープウェイのセットチケットもあるので、まとめて購入するのがおすすめです。

楽しく学べる「岩国シロヘビの館」

錦帯橋から徒歩約5分の場所にあるミュージアムです。ここでは、国の天然記念物で、岩国だけに生息する珍しい「シロヘビ」を間近で観察できます。生態や歴史については、ゲームや模型を使いながら、大人も子どもも楽しく学べます。

広島から錦帯橋へのアクセス方法は？

広島から錦帯橋へ向かうには、電車やバスなどさまざまな手段があります。ここからは、各アクセス方法を簡単にまとめてご紹介します。

高速バスの場合

広島市中心部にある広島バスセンターから岩国駅・錦帯橋・岩国空港行きに乗車します。所要時間は約60分で、料金は大人片道950円（往復券1700円）で利用可能です。

電車の場合

広島駅からJR山陽本線に乗り、岩国駅で下車。駅前のバス停から「錦帯橋行き」のバスに乗れば、約20分で錦帯橋に到着。またタクシーの場合は、約15分で到着します。広島駅から錦帯橋までの所要時間は、約70分です。

自家用車の場合

岩国インターチェンジで山陽自動車道を降り、国道2号線を5kmほど進み、岩国トンネル手前でゆるやかに右折するとすぐ錦帯橋が見えてきます。車でおよそ10分の距離です。錦帯橋周辺の駐車場は「錦帯橋下河原駐車場」と「横山河川敷グラウンド横駐車場」があります。

広島からすぐ！観光もグルメも楽しめる錦帯橋に行こう！

広島から気軽に訪れることができる錦帯橋は、歴史と絶景、グルメを一度に楽しめる観光スポットです。橋の散策に加え、岩国城やシロヘビの館、個性的なソフトクリームや特産品など、見どころ満載です。バス・電車・車など交通手段が多く、初めて訪れる方でも安心です。この記事を参考に、ぜひ家族で錦帯橋へ出かけてみてください。