【食費節約術】田舎暮らしのママが教える家庭菜園!道具や育て方とは

お米などの食費だけでなく、電気代やガソリン代など物価高が止まらない日本。固定費を見直したり、パパのお小遣いを減らしたりして家計をやりくりしている家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、お家で簡単にできる家庭菜園について解説します♪プランターでの野菜作りをご紹介するので、畑や庭がないお家でも始めやすいので必見です!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♡
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初心者でも育てやすい野菜を選ぼう
マンションやアパートなど、畑や庭がないお家でもベランダを使用すれば家庭菜園が可能です。しかし野菜選びを間違ってしまうと失敗する可能性もあります。初めての家庭菜園なら、育てやすい野菜を選びましょう♪数多くある野菜の中でも、育てやすい夏野菜は初心者向き!さっそく、家庭菜園におすすめの夏野菜を確認していきましょう。
・ミニトマト
出典 :photoAC
植え付け時期 |
5月〜6月 |
収穫時期 |
6月〜10月 |
夏野菜を代表する野菜の一つ、ミニトマト。小学生の理科の授業で育てた経験がある方も多いのでは?それくらい初心者でも育てやすいのがミニトマトです。手間も少なく、実がなり始めると次々収穫できますよ!
最近では、たくさんの品種があるのでいろいろ育てて味わいを楽しむのもいいですね♪
・キュウリ
植え付け時期 |
4月〜6月 |
収穫時期 |
6月〜9月 |
キュウリも収穫が追いつかなくなるほど、たくさん採れる野菜です。まだ大丈夫かな?と放置していると、あっという間に大きくなり食べられなくなるので注意しましょう。私も、まだ冷蔵庫にあるからと収穫を先延ばしにして、後悔した経験があります。
キュウリは、ツルを巻き付けながら上へと伸びていくのが特徴。夏の暑い日のグリーンカーテンとして楽しむ方法もあります。
・ナス
出典:photoAC
植え付け時期 |
4月〜5月 |
収穫時期 |
6月〜10月 |
夏の暑さや湿気に強いとされるナスも、初心者におすすめの夏野菜です。上手に育てられると、夏はもちろん秋まで収穫が楽しめるのもおすすめポイント。
育てる際は、プランターの水切れに注意してください。
・大葉
植え付け時期 |
4月〜6月 |
収穫時期 |
6月〜10月 |
爽やかな香りが料理の味をプラスしてくれる大葉(青紫蘇)は、食卓に彩りを添えてくれる野菜です。暑さに強い大葉は、日陰でも生育するため育てやすい!メイン料理やサラダなどさまざまな料理に使えるので、夏に育てると便利ですよ。取り立ての大葉の香りをぜひ楽しんでもらいたいです♪
・リーフレタス
筆者撮影
植え付け時期 |
5月〜6月 |
収穫時期 |
7月〜9月 |
成長が早く、苗から栽培した場合は1ヶ月ほどで収穫が可能なリーフレタスも初心者向きの野菜の一つです。次から次へと葉が出てくるので、長い期間収穫を楽しめます。リーフレタスは、乾燥気味で涼しい半日陰の環境での栽培が適しています。
・オクラ
出典:photoAC
植え付け時期 |
4月〜6月 |
収穫時期 |
7〜10月 |
オクラも収穫量が多く、暑さにも強いため育てやすい野菜。オクラにはさまざまな種類がありますが、大きくなっても食べやすいのは、サヤが丸いオクラです。
オクラは寒さに弱いので、温度管理に注意しながら育てる必要があります。また、収穫の際は、細かなトゲに注意しましょう。
ホームセンターやインターネットでも購入可能!用意するもの
出典:photoAC
野菜を育てたくても、何を準備すればいいかわからない方も多いでしょう。ここではプランター栽培に欠かせない道具をご紹介します。ホームセンターで手に入れられる物ばかりですよ。
<準備物>
・プランター
・スコップ
・培養土
・鉢底石
・鉢底ネット
・肥料
・苗
ベランダで栽培する場合、プランターは幅よりも深さ重視で選びましょう。材質もさまざまですが、ますはプラスチック製でOK!私も、近くのホームセンターでプラスチック製を買いましたが、何の問題もなく使用できています。スコップは、土入れの際に必要です。コンパクトで使いやすいタイプがおすすめです。培養土とは、肥料などが混ぜられた土のことで野菜作りには欠かせません。市販の培養土は、野菜作りに適した調整がされています。「野菜作り用」として販売されている物を購入してくださいね。
鉢底石と鉢底ネットは、プランターの底に使用します。初心者には、鉢底ネットに鉢底石が入った一体型タイプがおすすめです。肥料は、育てる途中段階で追加する必要があるため、準備しておくといいでしょう。野菜作りは種から植えるのが基本ですが、初心者は発芽した苗から栽培するのがおすすめです。苗から栽培するメリットは、発芽の手間や失敗がないこと、収穫を早く楽しむことができる点にあります。ホームセンターなどの入り口付近でたくさんの種類が販売されているので、チェックしてみてください。野菜によっては、もう実がつき始めている物もありますよ♪そのほか、手が汚れるのが気になる方は軍手があると便利です。
さっそく実践!プランター栽培の手順
必要な道具が準備できたら、さっそく植えてみましょう。ここでは、プランター栽培の手順を解説していきます。
・ステップ1:プランターに鉢底ネットを敷き、鉢底石を入れる
まずはプランターの底に鉢底ネットと鉢底石を入れましょう。鉢底ネットと鉢底石には、土が流れ出たり、害虫が侵入したりするのを防いでくれる役割があります。また通気性を良くするためにも使用します。
・ステップ2:培養土を入れる
出典:photoAC
鉢底ネットと鉢底石を敷いたら、その上に培養土を入れてください。しっかり押さえながら(鎮圧しながら)入れます。水をやると溢れてしまう可能性があるため、プランターの淵ギリギリまで入れるのはNGです!淵から3cm程度下までを目安に入れて、溢れ出ないようスペース(ウォータースペース)を空けておきましょう。
・ステップ3:苗を植える
出典:photoAC
次に培養土に苗が入る大きさの穴を掘り、苗を植えます。ここで注意したいのが、根を傷つけないこと!根鉢(根の周りに付いた土)はくずさないように、そのままの状態で植えてください。苗ポットから出すときもやさしく行いましょう。植えたら、根鉢の肩が隠れるくらいまでしっかり土を被せます。
・ステップ4:水をやる
出典:photoAC
最後は水やりです。プランターの底から水が流れ出てくるくらいたっぷりあげるのがポイント!葉に水がかかると病気になってしまう可能性もあるため、水はプランターの淵から入れて土にかけましょう。
プランター栽培の注意点
プランター栽培を楽しむためにどんなことに気を付けるのか、注意点やポイントを確認しておきましょう。
・日当たりや風通しを意識する
出典:photoAC
プランター栽培は、日当たりと風通しが重要です。基本的には、日当たりが良く風通しの良い場所に置きましょう。しかし日に当たりすぎて葉が焼けてしまった場合は、日陰に移動するなどの対策が必要です。私も、夏の直射日光で葉を焼いてしまい、野菜作りに失敗した経験があります。栄養が届かず、実が大きくならないまま枯れてしまいました。また、エアコンの室外機付近は熱風が当たってしまうため、避けてください。
・土の様子を見ながら水やりや追肥を行う
畑とは違い土が乾燥しやすいプランター栽培。土の表面が乾いている、土に指を入れて乾いていたら、水やりのサインです。水をやる際は、たっぷりとあげてくださいね♪水やりは初心者の失敗あるあるの一つではないでしょうか。水をやればいいとだけ考え、土の様子など見ずにただやるだけではダメですよ!表面に水がかかるだけでは水がすぐに蒸発して、下の土や根まで水が行き渡らなくなります。私も最初の頃、水やりをしているにも関わらずうまく育たないことがありました。これは、水やりが不十分であったことが原因。水は、少し多いかな?と思うくらいでも大丈夫と、祖父から教わりました。(私の経験談より)
ただし、気温が高い真夏は水が高温になり根を腐らせてしまうため注意が必要です。夏場は気温が低い朝か夕方に水やりを行いましょう。反対に冬場は夜にやると根が凍ってしまうため、気温が高い午前中に行うのがおすすめです。
また、追肥も野菜作りには欠かせないお手入れの一つ。特にプランター栽培では肥料が水と共に流れやすいため、追肥が必要です。だいたい2週間に1回程度を目安にまくといいでしょう。
・虫や鳥対策をする
出典:photoAC
害虫や鳥は、野菜作りの天敵です。虫除けグッズや防虫ネットなどで、害虫や鳥を寄せ付けないようにすることが重要!私の場合は、ミニトマトを鳥に食べられた経験があります。
害虫はジメジメした場所を好むため、風通しを良くしてください。また、葉に虫を見つけたら、すぐに取り除きましょう。虫を手で触れない方は、捕獲用の割り箸を用意しておくと便利ですよ。私は、プランターの端っこに割り箸を刺しておき、すぐに使えるようにしています☆
・日焼け対策も念入りに!
出典:photoAC
夏の日差しは本当に強い。すぐ終わるから…と甘く見ていると後悔することになるかもしれません。水やりだけと思っても、収穫できるものを見つけて夢中になることもあります。私はそれで首の後ろをガッツリ日焼けしてしまいました。帽子、サングラス、アームカバーは必須です!
今日から家庭菜園に挑戦!美味しい野菜を食べよう♪
物価高のこの時代、食費節約のためにもぜひ家庭菜園に挑戦してみてください。家計の助けになるのはもちろん、子どもの食育にもおすすめ☆一緒に育てることで、食べ物の大切さを学べたり野菜嫌いを克服できたりするのが、家庭菜園の良いところでもあります。この夏は、家庭で育てた美味しい野菜で、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか♪
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担当ライター