小学生親子必見!楽しくできる自由研究のヒントと参考にしたいテーマ8選

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毎年、夏休みの自由研究にひと苦労している親子も多いのでは?「自由すぎて何をすれば良いか分からない」「良いアイデアが思い浮かばない」といった悩みはよくあるケースです。テーマの決め方や進め方が分からないことで、自由研究が楽しくなくなることも。そこで今回は、自由研究のテーマを決める際のヒントや、楽しく取り組むためのコツをご紹介します。加えて、自由研究の例としておすすめのテーマを8個ピックアップしました。 ★掲載情報は変更になる場合がありますので、公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。

自由研究ってなんのためにやるの?親子で考えたいその目的

夏休み 自由研究

出典:photoAC

小学生の夏休み定番の宿題といえば自由研究!そもそもどのような目的で出される宿題なのか気になりますよね。自由研究は自由にテーマを決められるため「好き」を追求できる学びです。子ども自身が好きなことを見つけ、それについて調べていくうちに、知的好奇心を養うことが目的のひとつ。また、自分でテーマを見つけることから、主体的に取り組む姿勢が育まれます。さらに、テーマを決めて、実践し振り返るといった過程のなかで、やり抜く力ややり直す力をつける、達成経験を経て自信をつけるといったことも自由研究の目的なのです!

テーマ決めで迷わない!親子でできる3つの決め方ヒント

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ここからは、自由研究のテーマで迷った際に参考にしたい、決め方のヒントを3つご紹介しましょう。自由研究がグッと楽しくなりますよ♡

「好き」を題材にする

誰しも好きなことをより深く研究するのは楽しく感じるもの。そこで、子どもに好きなことがある場合は、それをヒントにテーマを探してみましょう。料理や工作、車やお花など、好きなジャンルを絞り、テーマを具体的に決めてみてください。

料理や工作といった体験系のテーマであれば実際にトライしてレポートをまとめる研究ができます。車や花といった物系のテーマであれば、博物館や図鑑などを参考に、レポートをまとめることが可能。興味があることをテーマにした結果、より「好き」が増すきっかけになることもあります。

生活のなかで気になったことを題材にしてみる

テレビやタブレット、本など、日々の生活のなかには情報があふれています。そのなかから、ふと気になったことを自由研究のテーマにするのも楽しいアイデア。

例えば、テレビのニュースでよく目にする環境問題や天気なども自由研究のテーマにしやすいでしょう。また、スポーツや音楽について調べてみるのも面白そうです。こういった普段の生活のなかから自由研究のテーマを見つけることで、何でもなかった毎日がキラキラして見えてくることもありますよ。

何かのついでに題材を決定するのもアリ

いいアイデアがなかなか思い浮かばないときには、何かのついでに題材を決定する方法もアリ!普段、パパやママが買い物する機会に、商品の値段やその動向、産地などを調べてみたり、家族旅行のついでにその土地の特徴をまとめたりなど、きっと楽しいテーマが見つけられるはずですよ。

これやってみて♡おすすめの自由研究案8選

「好きなことはあるけれど、具体的には何をしよう…」「いいテーマが見つけられない…」と困っている親子に向けて、おすすめのテーマを10個ご紹介します。

【自然観察系】

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まずは自然に関するテーマからご紹介します。

ごみ問題とからめて!段ボールで作るコンポスト

コンポストとは、生ごみや落ち葉といった有機物を微生物の力を使って発酵・分解させ、肥料にする装置です。これを段ボールで作ることができます。コンポストをテーマにした自由研究は、生ごみなどを活用するため、ごみ問題と絡めた自由研究が可能です。

虫の生態を研究!アリを観察する

アリは昆虫のなかでも身近な虫の一種ですよね。そんなアリの巣について研究し、分かったことをまとめるのもおすすめのテーマ。アリの巣の周辺を観察すると、エサを持ち運んだり巣のなかの石を外に運んでいたりと、さまざまな姿が見られます。また、アリの種類は意外と多いのでその違いについて研究したり、アリの好物について調べてみたりするのもひとつのアイデアです。

【工作・ものづくり系】

続いては工作系!ものづくりが好きな子どもは必見です。

牛乳パックで作るエコ貯金箱

どの家庭にもよくある牛乳パックを使って貯金箱を作ってみるのも楽しそう♡リサイクルの観点でも学びが得られるテーマです。牛乳パックはさまざまな形の貯金箱が作れるので、自由な発想で作ってみてくださいね。

ソーラークッカーづくり

太陽のエネルギーを活用したソーラークッカー(太陽熱調理器)は、ネットショップなどで手軽なキッドが販売されていることもありますが、実は家庭によくある、アルミホイルや段ボールなどを使って作ることもできます。制作過程や、パワーの強さの研究など、さまざまな角度から自由研究ができます。また、キットではなく、一から自身で作ったソーラークッカーは、きっとクラスの注目の的になるはずですよ♡

【社会・調べ学習系】

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調べ物や普段の生活に興味がある子どもには、身近なことをテーマにするのがおすすめです。

スーパーで商品値段の推移や値上げ(物価高)の理由を調べる

1週間や2週間といった、ある程度まとまった期間を設け、その間にスーパーに足を運び、商品の値段の動向を調べてみましょう。特定の商品の値段推移を記録し、なぜ値段が上下しているのかその理由について調べてみてください。社会の動向や環境など、今まで知らなかった新しい発見があるかもしれません。

電気の使用量をチェックしてみよう!

自宅の電気使用量を1週間チェックし、グラフなどにまとめてみるのも楽しそうなテーマ。電気使用量が高い日には、何をしたのか、生活を振り返るきっかけにもなります。また、電気の使用量をチェックすることで節約の意識が高まる場合も。すると、結果的にエコに絡めた研究につながることもあります。

【個性派】

ほかの人とかぶりたくない!という子どもには、このようなテーマはいかがでしょうか?

カープ選手のピッチングフォーム比較

野球好きの子どもにぴったりなのが、カープ選手のピッチングフォームを比較する自由研究。もちろん、バッティングフォームという手もあります。選手の写真や動画を使って情報をまとめてみましょう。子どもの野球の技術向上にも役立ちそうですね。

マンホールのふたを調べよう

近所を歩けば必ずといっていいほど見つかるマンホール。ふたの柄について調べたり、大きさについて調べたりするのもおすすめのテーマです。範囲を決めてマンホールがいくつあったか数えるのも楽しそう♪調べた情報をまとめて、オリジナルの地図を作るのも良いですね。

自由研究をもっと楽しくするためのコツ2つ

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最後に、自由研究に楽しく取り組むためのコツを2つご紹介します!

計画を立てる

せっかく興味のあるテーマを見つけても、きちんと計画を立てなければスムーズに自由研究が進まず、楽しくなくなってしまうことがあります。そのため、自由研究を始める前に、調査や実験の具体的なやり方、レポートをどのようにまとめるかなどを決めておくと「○○しておけばよかった…」と後悔することなく進めることができます。また「〇日は計画を立てる」「〇日は実験を実施する」といったように、ある程度スケジュールを決めておくことも大切です。

パパやママの共感や応援も大切

子どもが自由研究に取り組む際には、パパやママの共感や応援が大きな力になることもあります。「なんでだろうね」と疑問点に共感したことでやる気がアップしたり、「結果が気になるな」と声をかけた結果、研究に対する意欲が増したりすることも。

また「去年の自由研究、とっても素敵だったから今年も楽しみだね」などと声をかけることで、積極的な姿勢で楽しく取り組めることもあります。ちょっとした言葉が子どものやる気につながることもあるので、パパやママも協力してあげてくださいね♡

夏休みの自由研究を楽しくスムーズに進めよう!

夏休みの自由研究、これからテーマを決める方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。子どもが好きなことや生活のなかでふと気になったことなど、意外と身近にワクワクするテーマがころがっています。より楽しく取り組むためには、しっかりと計画を立てることや、パパやママの共感や応援も重要ポイントです。今年こそはスムーズな自由研究を目指しましょう!

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担当ライター

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