小学生になったら絵本の読み聞かせは不要?童話館の方に聞きました!

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自分で字も読めるようになり、いろんなことに興味を持ち始める小学生の時期。小さい頃から絵本を読んであげていたママにとっては「読み聞かせはそろそろ卒業?」「一人読みっていつから?」と戸惑うことも増えてくるかも。
そこで今回は、小学生ママであるpikabuスタッフが、絵本の定期配本サービスで知られる童話館へ相談に。小学生への絵本の読み聞かせについて聞いてきました♪

息子もいよいよ小学生、絵本の読み聞かせはそろそろ卒業…?

息子が0歳の頃から私が続けてきたこと、それは絵本の読み聞かせです。
最初は入眠儀式として始めたものの、いつしか自然と習慣に。今ではすっかり絵本は生活の一部なので、「読み聞かせをいつまで続けるか?」なんて考えたこともありませんでした。

…ところが、息子が小学一年生になり、最近ではこんな悩みを感じるように。

  • 「小学生になったことだし、ボリュームのあるお話のほうがいいのかも!」と思って絵本を選んだけど、読むのに時間がかかりすぎる
  • 友達と遊ぶことが増え、テレビやゲームが大好きな息子。絵本を読むことが少なくなってきたような…

そもそも小学生ともなれば、簡単な絵本は自分で読めるようになるお年頃。親の読み聞かせはそろそろ卒業する時期なのでしょうか。(それはそれでちょっと寂しい…!)

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そこで、「絵本にまつわる悩みといえば…」とpikabuが相談させていただいたのは、いつもお世話になっている童話館の企画広報課のTさん。私が抱える読み聞かせの疑問について答えていただきました!

▼前回のお悩み相談記事はこちら♪ぜひ読んでみてください

【一問一答!】小学生になったら絵本の読み聞かせってどうするべき?

【Q1】そもそも、小学生に絵本の読み聞かせは必要ないのでしょうか?

いえ、必要です!小学生は文字を習い始める時期なので、一人読みをさせようとする親御さんも多いですよね。ただ、絵本は親御さんが文を読み、お子さんは絵を見たほうが、より深く物語の世界を理解できると思います

それに、親から離れて行動することが増えていく時期だからこそ、親子で同じ物語を共有し、心を動かされる時間を、ほんのわずかでもつくることは大切なことです。

【Q2】小学生向け絵本は長くて読み聞かせに時間がかかります、どうすればいいですか?

読み聞かせの時間があまりとれないときは、「今日はここまでにしようか」と少しずつ区切り、何日かに分けて読んであげたらいかがでしょうか
小学校高学年になったら、さわりを読んであげるだけでもいいかも。それだけでもきっと「読んでみたい!」という気持ちになってくれますよ。

【Q3】絵本を読んであげても反応が薄い…それでも読んであげるべきでしょうか?

私たちは「続けてみてください」とお伝えしています。
せっかく読んであげても、お子さんが興味を示さなかったり、思ったような反応が返ってこなければ、がっかりしてしまいますよね。けれど、絵本の読み聞かせはすぐに効果が現れるものではありません。

子どもは日々成長しますし、感情も興味も移り変わっていくもの。今は興味を示さなかったとしても、絵本を読んであげることで日々心の土壌が耕され、いつか必ずその効果を実感できると思っています

【Q4】一人読みをなかなかしない…いつからするようになる?

一人読みをしないからといって、不安に思うことはありません。お子さんが「読んで」と絵本を持ってきたら、ぜひ読んであげてください。そうすれば、物語を楽しむ力が蓄えられていき、これから先“自分で本を求め、本を読む人”へと成長していきます。

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童話館のTさんに相談して、なんだか気持ちがスーッと軽くなった私。今は息子の反応が薄くても、いつか自分から本を手に取ってくれるようになると信じて、読み聞かせは続けていってあげようと思います

絵本や本を自然と好きになる♪「童話館ぶっくくらぶ」の小学生向けコース

最後に、こどもの本の童話館グループによる絵本の定期配本サービス「童話館ぶっくくらぶ」についてご紹介します!

「童話館ぶっくくらぶ」の魅力とは?

質の良い絵本が毎月自宅に届く

「童話館ぶっくくらぶ」の配本リストは、約25社もの出版社の絵本を質の良さで厳選。その良さに気づけず、自分だったらきっと手に取らなかったであろう、素敵な絵本にも出会えるんです。

出典元:童話館出版の本 | こどもの本の童話館グループ

また「童話館ぶっくくらぶ」の本の中には、良質なのに絶版になってしまった絵本や本の“復刻版”も。国内外の隠れた名作を読めるのは「童話館ぶっくくらぶ」だけなんです♪

対象年齢は0歳~15歳まで!年齢にぴったりの絵本が届く

0歳~15歳までの配本コースがあり、年齢に応じた絵本が届きます。その中でも小学1年~2年向けのコースは、絵本の読み聞かせから一人読みに移行するための大切なコース。小学校入学を機に入会するママも多いようですよ♪

▼詳しいサービス内容は前回の記事をぜひ読んでみてください♪

小学生になったら始めよう♪おすすめコースをご紹介

大きいさくらんぼコース(およそ6~7歳向け)

『メアリー・アリスいまなんじ?』(童話館出版)
ジェフリー・アレン/文 ジェームズ・マーシャル/絵 小沢 正/訳

小学校への入学など、初めてのことに戸惑いや不安を抱える子どもたちへ、励ましや頑張るきっかけとなるような絵本が多く届きます。

小さいみかんコース(およそ7~8歳向け)

『こぶたのプーと青いはた』(童話館出版)
カーラ・スティーブンス/文 レイニイ・ベネット/絵 代田 昇/訳

読み聞かせにぴったりの作品と、一人で読める達成感や喜びを楽しめる作品をバランス良く配本してくれるコースです。

小学生用のコースを利用するママの口コミは?

1歳から利用していましたが、「学校に行けば図書室もあるし…」と小学校入学を機に退会。でも、子どもが自分で選ぶ絵本はアニメやキャラクターものばかりで、「もっと良質な絵本を読んで欲しい!」と、その年の秋に再入会しました。子どもの気持ちに寄り添う絵本や本が届くことで時に励まされたり、頑張る勇気をもらえたり…たくさんの良い影響を受けています
小学生になってから親子で過ごすことが少なくなってきたと感じていたので、読み聞かせの時間が何よりの癒しです。それに、息子が「これ読んで」と持ってくる絵本によって、気持ちや悩みに気づけることも。「小学生になった今、初めて良かった」と感じています

ママたちに聞く!「童話館ぶっくくらぶ」小学生用のコースのメリット

  • 毎月自分宛てに届く“ワクワク感”のおかげで、絵本・本を好きになってくれる
  • 良質な絵本とのたくさんの出会いが、発想力や多様性を伸ばしてくれる
  • 子どもとの会話や一緒に過ごす時間が増える
  • 読み聞かせを通して、子どもの悩みや不安に気づいてあげられる

 

「童話館ぶっくくらぶ」の良さを感じられるのは、しばらく続けてからとのこと。子どもの反応がイマイチだったとしても、親がまず絵本を楽しみ、それを読み聞かせを通して伝えてあげることが大切だそうですよ。

小学生になっても読み聞かせは続けてあげよう♪

字が読めるからといって、読み聞かせを卒業するのはまだ早い…!私も息子に絵本の楽しさを伝えられるよう、読み聞かせを続けるつもりです。
「童話館ぶっくくらぶ」の小学生用のコースは、そんな読み聞かせから一人読みに移行する時期をサポートしてくれる心強い存在。きっと、子どもの心にずっと残るような絵本との出会いを与えてくれることでしょう♪

絵本の定期便 親と子の童話館ぶっくくらぶ

運営元

株式会社 童話館

TEL

050-3538-6908

 受付時間:平日9:00~17:30

 休日:日曜・祝日・第二土曜

申し込みについて

申し込み専用ページはこちらから

公式サイト

絵本・こどもの本の定期便 童話館ぶっくくらぶ

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担当ライター

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