子育て中でも映画館・美術館に行きたい!託児サービスのある広島の文化施設

子育て中のママやパパだったら、「子どもが小さいから」という理由で、泣く泣く何かを諦めた体験は数知れずあるのではないでしょうか?
小さな男の子2人を育てている私も、大好きな映画館や美術館になかなか行けず、くやしい思いをしたことが何度もあります。なにせ、どちらも基本的に静かにしなくてはいけない場所。やんちゃ坊主2人の手を引いて館内に入る度胸は、とてもありません。
しかし最近、私の住んでいる広島市では、託児サービスのある映画館や美術館がチラホラと出てきました!実際に利用したときの体験談なども踏まえて紹介します。

託児施設と提携している映画館「サロンシネマ・八丁座」

広島市中心部にある2つの映画館「サロンシネマ」と「八丁座」(広島市中区)。大ヒット作から隠れた名作まで、幅広い作品を上映する映画館として全国的に知られています。マルニ木工製の特注シートは、広くて座り心地抜群!おしゃれなカフェも併設されていて、非日常的な特別感が味わえます。

しかし、2館とも広島県の子育て応援ネットワーク「イクちゃんネット」に参加していることは、あまり知られていません。この「イクちゃんネット」は、子育て家庭を応援する企業やお店を結ぶネットワークで、広島県の外郭団体が運営しているもの。メルマガ登録すると、マスコットキャラクターの画像がGETでき、参加店で提示すると割引サービスなどの特典が受けられます。2館は近くにある「広島市公募型子育てオープンスペース つばさ」と提携しており、そこで子どもの一時預かりを利用した人限定で、当日料金1100円で映画を鑑賞できる特典を設けています(窓口で一時預かり票を提示する必要があります)。
以前私が利用したのは、長男が3歳のとき。最大3時間預かってもらえる枠を目いっぱい使い、映画1本をしっかり堪能してリフレッシュできました!

「つばさ」の利用申込書には、抱き方の指定から好きな遊びやおもちゃのこと、苦手なもの、トイレトレーニングの有無まで細かく書く欄があります。保育スタッフの方と事前に情報共有できたので、安心して預かってもらうことができました。
ただし、このサービスを利用するには「つばさ」に事前の利用登録が必要です。また、希望日の1週間前までに予約が必要で、予約状況などによっては利用できない日時があることにも注意してください。実際私も、その後何度か申し込んだものの、預かり枠がいっぱいで利用できなかったり、イベント開催のため利用できなかったりしたことが何度かありました。早めに予定を立てて申し込むことをおすすめします。

●広島県の子育てポータル「イクちゃんネット」http://www.ikuchan.or.jp/index.html
●サロンシネマ・八丁座 https://johakyu.co.jp/
●広島市公募型子育てオープンスペース つばさ http://tsubasa.npoc.or.jp/

赤ちゃん連れで映画館に入れる「TOHOシネマズ緑井」

8つのスクリーンを持つシネマコンプレックス「TOHOシネマズ緑井」(広島市安佐南区)。赤ちゃんと一緒に劇場内に入れる「ママズクラブシアター」のサービスを実施しています。
入場できるのは、赤ちゃんを連れた人のみ。赤ちゃんに配慮して、劇場内は通常よりも照明が明るく、音響は控えめになっているとか。

毎月初旬に、その月の「ママズクラブシアター」の日程と対象作品が決まり、公式サイトに掲載されます。原則として毎週木曜日の、午前中の上映作品が対象になるようです。
残念ながら私は「ママズクラブシアター」未体験なのですが、利用した人は「赤ちゃんが泣いても気兼ねなく映画が見られる」と好評のようです。

●TOHOシネマズ緑井 https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/019/TNPI2000J01.do

館内で託児サービスをしている美術館「広島市現代美術館」

館内で託児サービスを行っているのが「広島市現代美術館」(広島市南区)です。絵画や立体作品、インスタレーションなど、ときには「これもアートなんだ!?」と驚くような作品の数々を、意欲的に展示しています。
託児サービスは、2歳以上〜未就学児の子どもが対象。利用は1回2時間までで、利用はなんと無料です!

私が利用したのは、長男が2歳くらいのときでした。特別展に関連する画家のトークショーにどうしても参加したくて、電話で利用を申し込みました。当日は美術館側が手配してくれたボランティアの方が、館内の一角にフロアマットを敷いて預かってくださいました。トークショーはちょうど2時間だったため、心置きなくトークに没頭!子どもも機嫌よくボランティアの方と遊んでくれました。
託児サービスが利用できるのは、土日と祝日のみ。利用の1週間前までに電話予約が必要です。

●広島市現代美術館 https://www.hiroshima-moca.jp/nursing/

期間限定で託児サービスをしている「広島県立美術館」

広島市の名勝「縮景園」に隣接する「広島県立美術館」(広島市中区)は、広島ゆかりの作家作品やアジアの工芸品などをメインに、5千点を超えるコレクションを所蔵しています。平成28年夏に開催された特別展「ジブリの大博覧会」では、来場者が20万人を超えて話題を集めました。

この美術館では、特別展開催中の特定の日のみ、外部の託児運営会社に委託して託児サービスを行っています。最近では、特別展「ブリューゲル展」(平成30年10月8日〜12月16日)の開催中、11月10日(土)に託児サービスが行われました。利用料は子ども1人につき30分250円で、利用できるのは最長3時間、生後3カ月〜6歳までが対象です(ただし詳しい条件は特別展ごとに変わるようです)。

こちらでの託児は「特定の日だけ」というのが意外とハードルが高く、まだ私は利用したことがありません。できれば毎週末とか祝日などにも実施していただけると、利用しやすいな…と思っています。

子育て中のママ・パパだからこそ「文化」を楽しもう!

日常からちょっと離れて、映画やアートの世界にひたることは、子育て中の息抜きにもなります。託児サービスを行う映画館や美術館が、これからもっと増えることを期待しています。

担当ライター