知らなきゃ損!妊娠するまで全く知らなかったマザーズハローワークの存在

大学卒業後、企業へ就職しバリバリに働いていた私。仕事を辞めるという選択肢すら持っていなかったのですが、妊娠中の体調不良などもあり、息子の出産を理由に9年間務めた会社を退職しました。予定外の専業主婦生活が始まり、ハローワークという場所に初めて足を運ぶことに…。ハローワークについて全く無知だった私が、実際に職業応援セミナーを受講するまでのエピソードをご紹介します。

新卒から勤めた会社を泣く泣く退社

私は大学時代、農学部で家畜の生殖について学びました。元々の動物好きも高じ、大学の研究室での実験や研究の日々はとても刺激的で充実したものでした。そのうちに将来は、大学で学んでいる生殖に関わる仕事に就きたいという希望を持ち始めたのです。

大学3年…一生懸命就職活動を行いましたが、なかなか内定をもらえない日々が続き…結局最後の最後に唯一内定をいただけた会社に就職することになりました。その企業は、女性医療に関わる製剤を多く扱う製薬メーカーでした。
就職難民になりかけていた私を救ってくれたこと。さらに希望通りの分野の製剤を製造販売している企業であったこともあり、その企業に対して人一倍感謝の気持ちを抱いていたのではないかと思います。

その後、無事大学を卒業し、日本に本社を置く製薬メーカーの営業担当としての新社会人生活が始まりました。医師や薬剤師などの医療人と一緒に仕事する日々は、勉強になることだらけ。時間がいくらあっても足りず、猛スピードで駆け抜けているような毎日でした。その後、勤続7年目に広島で主人と出会い結婚しましたが、仕事を辞める気は一切なく、相変わらず忙しい毎日を送っていました。

ところが…第一子妊娠を機に、その状況がガラッと変わってしまったのです!!
妊娠が判明してすぐに辛いつわりが始まった私は、頭痛や眠気、吐き気、さらにイライラ感などに悩まされました。私にとって日々の業務は、体調が良く元気な状態でもフル稼働してやっとこなせているような状況であったため、つわりが始まると同時に全く仕事が追い付かなくなってしまったのです。
その後も一生懸命仕事を続けようと努力をしましたが、体力的な限界を向かえ、妊娠8ヶ月に入ったときに出産を理由に長年お世話になった会社を退職しました。

職を失って初めて身近に感じたハローワーク

退職後はすぐに里帰り出産の準備、帰省、出産からの初めての育児とイベントのオンパレードで休む間もなく、あっという間に時間が過ぎていきました。

そして、息子が生後3ヶ月を迎えたころ、広島の自宅に戻りました。息子と2人きりの部屋でふと思ったこと…それは、「私の人生プランの中に、結婚や妊娠・出産はあったけど、仕事を辞めて専業主婦になるなんて思ってもなかったなぁ…」
自分自身も働き者の母に育てられたため、世の中の専業主婦がどのようなライフスタイルで生活をされているのか思い描くこともできませんでした。そんな違和感のある日々を送り、失業保険のことを思い出しました。

失業保険は退職日の翌日より31日目から1ヶ月以内に、受給期間の延長申請を行わなくてならないため、里帰り先から郵送での手続きを完了し、そのままの状態になっていたのです。息子も元気に1歳の誕生日を迎えたこともあり、ついに初めてハローワークという未知の場所へ足を踏み入れることにしました!

初めてのハローワークは、正直言って施設全体が暗い雰囲気に包まれているような感じを受け、「息子と一緒に来る場所ではなかったかな…」というのが最初の印象でした。しかし実際に職員の方に求職相談をすると、こちらの現状にしっかと耳を傾け、これから始まる失業保険の給付に関する疑問にも一つひとつ丁寧に答えてくれました。私が利用したハローワーク広島東には女性の職員さんも何名かいらっしゃるので、抵抗なく相談することができました。

広島にはマザーズハローワークという強い味方が!

ハローワーク広島東で初回手続きを終えると次に待っているのが、雇用保険受給説明会です。雇用保険受給説明会は必ず出席しなければならないうえ、所用時間が1時間程度かかるため子連れの参加はできません。その後流れは、求職する意志を表すため、実際に求職活動をしたという実績を積んでいかなければならないということでした。
しかしハローワーク広島東には、子どもが遊ぶスペースや子どものケアをする施設も整っていません。そのため働く意志はあるものの、1歳になったばかりの息子を連れてのハローワーク通いはかなり厳しいというのが実感でした。

そこで、雇用保険受給説明会のときに子ども連れの人におすすめというマザーズハローワークに行ってみることにしました。
広島市中区立町にある「マザーズハローワーク広島」は、都会のオフィスビルの3階にあり、通常のハローワークとは門構えから全く違っていました。入ってみると、ほとんどの職員が女性で、フロアも広々と清潔感があり、大変良い印象を持ちました。また、キレイなトイレがあることも私にとってはうれしいポイントでした!

そして、最大のメリットはチャイルドコーナーがあること!フロアの一角にチャイルドコーナーがあり、マザーズハローワークの利用者の子どもであれば、誰でも利用することができます。また常駐の保育士さんが見てくださるので、安心して就職相談や求職検索を行うことができました。

就職応援セミナー体験談

失業保険の給付を受けるためには、定期的に求職活動を行ったという実績が必要です。そこで職員の方に教えてもらった手段の一つがセミナーへの参加でした。マザーズハローワークでは、ママが社会復帰するための支援をする「就職応援セミナー」がいくつも開催されています。
しかも人数限定ではあるものの、託児が無料なんです!小さい子どもを持つママにとってこんなにありがたいことはありませんよね♪子どもを預けて、集中して受講することができました!
開催されているセミナーは以下のようなものがあります。

  • マザーズセミナー(自己理解と職業理解、ビジネスマナーなど)
  • パソコンセミナー
  • メイクアップセミナー
  • 就職応援セミナーなど

いろいろなセミナーを受講しましたが、今回は「就職応援セミナー」を受講したときのエピソードをご紹介します。就職応援セミナーは、求職活動を始めたばかりの私にとっては大変役立つセミナーでした。私が受講した際のセミナーの詳しい内容は以下のとおりです。

最近の求人情報について

近隣の求人情報を紹介。ママ向けの事務職などは、求人は多いが希望する人も多いためどうしても競争率が高くなることなどの説明がありました。

求人票の読み取り方

ハローワークの求人情報が掲載されているものを求人票ということ、また求人票に掲載されている情報の見方の紹介。ハローハーク内パソコンで閲覧した求人情報はプリントアウトし、自宅に持って帰ることもできるということも教えてもらいました。

面接時の服装

面接官に好印象を与える服装について。面接時はカジュアルスーツなどがおすすめですが、無理して洋服を準備する必要はないとのことでした。また、服装よりは清潔感の方が大事!
髪型や洋服のシワ、靴などに少し気を配るだけで、相手に与える印象を良くすることができるということを教わりました。受講者の中には、今まで一度も会社員として働いた経験のないママもいたので役に立ったという感想も聞かれました。

まだ会社を退社して1年ほどしか経っていなかったため、知っていることばかりだろうと思いつつ受講しましたが、意外や意外新しいことを数多く学べたセミナーでした。何でもやってみなきゃわからないこともあるなぁと反省したマザーズハローワークでのセミナー体験でした。

社会復帰を希望する人はぜひハローワークへ

妊娠・出産を機に始まった専業主婦生活。私の社会復帰への第一歩は、ハローワークへ行くことでした。マザーズハローワーク広島では、ママのための就職セミナーがいくつも開催されたおり、楽しく学べるものばかりです。社会復帰を考えているけど、何から始めたら良いかわからないとお悩みのママには、ぜひマザーズハローワークへ行ってみることをおすすめします!

担当ライター