【注目】広島大附属の小中高・幼稚園が定員削減を検討中!どう変わる?

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広島県内でも人気の高い『広島大学』の付属幼稚園・小学校・中学校・高校が、今後「定員の削減」を検討していることがわかりました。毎年高い倍率を誇る受験校だけに、子どもを入園・入学させたいと考えている家庭にとって気になるニュースです。定員削減には、運営費交付金の縮小傾向や、教職員の働き方改革があるそう。今後の進展から目が離せません!

広島大学附属校ってどんな学校?

出典:広島大学公式サイト

広島大学附属校は、広島大学が運営する小学校・中学校・高校です。それぞれが教育実習や研究の場としての役割を持ちつつ、質の高い教育環境が整っているのが特徴。そのため「入りたい学校」として人気があり、倍率も高めです。

広島大附属小・中・高で定員削減を検討中!附属幼稚園も

そんな広島大付属小学校・中学校・高校、および幼稚園では、児童・生徒・園児の定員を減らす方向で検討を進めているそう。

ちなみに、南区翠校舎の現在の定員(1学年あたり)は以下の通り。

  • 広島大学附属小学校:男女32名ずつ
  • 広島大学附属中学校:120名(男女60名ずつ)
  • 広島大学附属高校:200名(文系・理系に分かれる)

小学校はもともと男女各40名の定員でしたが、すでに削減が進められていて、2025年現在では男女各32名に。今後は定員数をさらに見直す可能性があるようです。

定員削減の理由は「運営費交付金の減少」や「教職員の負担軽減」

出典:photoAC ※画像はイメージです。

広島大学によると、定員の削減を検討しているのには、財政的な要因があるとのこと。国が財政難であることから教育運営のための運営交付金が減少傾向にあり、学校運営にしわ寄せが出てきているそうです。
それに加えて、教職員の働き方改革も進めていく必要があります。教育の質を落とさず、教員一人ひとりが児童・生徒に向き合う時間をしっかり確保するためにも、定員を見直す必要があるとの判断のようです。

子育て世代にはどんな影響が?

広島大附属の学校や園は、将来の進学や教育環境を重視する保護者にとって魅力的な選択肢のひとつ。そのため、定員削減が実施されれば、これまで以上に入試の倍率が上がる可能性もあります。
一方で、少人数教育によって、より丁寧な学習指導やサポートが受けられる可能性もあり、「教育の質」を重視する家庭にはメリットとも言えます。とはいえ、今後の具体的な定員数の変更や時期などはまだ発表されておらず、不安に思うママ・パパも多いかもしれませんね。

今後の動きに注目!保護者も柔軟な対応を

広島大学附属校の定員削減については、今後の正式発表や説明会の場などで、詳細が明らかになるでしょう。広島県内で子育てをしている家庭にとって、教育の選択肢はとても大切!わが子の入園・入学のタイミングで柔軟に対応できるように、細やかに今後の情報チェックしたいところですね。
人気の高い広島大附属校だからこそ、少しの変更でも多くの家庭に影響がありそう。今後もpikabuでは、広島の子育て世代に必要な情報をわかりやすくお届けするので、ぜひ参考にしてくださいね!

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担当ライター

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