美味しいグルメやキレイな景色を堪能!広島&広島近郊の観光列車5選

この記事をシェアする

広島県や広島の近隣県にも、観光列車が走っていることをご存じですか?観光列車は、窓から見える非日常的な景色を眺めながら目的地までの旅を楽しめます。電車の中で美味しいご飯を食べたり外の風景を眺めたり、電車が好きな子供は大喜びするでしょう。この記事では、広島県や広島近郊で乗れる5つの観光列車についてご紹介します。

【広島駅~尾道駅】瀬戸内の魅力を感じる!エトセトラ

出典:@tsunakichi120さん

「et SETO ra(エトセトラ)」は2020年10月に運行を開始した観光列車で、広島駅から尾道駅までの間を運転します。「エトセトラ」はラテン語で「その他いろいろ」、「えっと」は広島の方言で「たくさんの」「多くの」という意味があります。「エトセトラ」で行く旅は、「多くの瀬戸内の魅力を感じられる、自分たちだけの自由な時間を楽しむ」ことがコンセプトだそう。

車内では絶品スイーツが楽しめるほか、復路限定のトレインバーでは沿線エリアのお酒やおつまみを堪能することも!また、車内販売ではお菓子やおつまみ、ソフトドリンクやアルコール、車内販売限定のオリジナルグッズもありますよ。

住所

広島県広島市南区松原町番2番37号(広島駅)

運行区間

往路:広島駅~尾道駅

復路:尾道駅~広島駅

運転日

月・金・土・日・祝(月曜日は一部運休日あり)

公式サイト

https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_hiroshima/etsetora/

【岡山駅~瀬戸内各駅】観光スポットが豊富!ラ・マル・ド・ボァ

出典:@hayabusa_komachi7さん

「La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)」は岡山駅から宇野、尾道、日生、琴平の4方面 へ瀬戸内エリアを旅する観光列車です。各沿線周辺には、「こんぴら温泉郷」や「金刀比羅宮」「尾道水道」などの観光スポットがたくさんあり、観光も楽しめますよ。定員は51人で全車グリーン車指定。各車両には、リクライニング座席の他にも窓向きのカウンター席も設けられており、瀬戸内の景色を満喫できますよ!

車内販売カウンターでは、瀬戸内の食材が豊富に使用された、岡山の名物料理のお弁当などが販売されています。さらに、予約限定で「旅するせとうちスイーツBOX」の販売も!乗車日1ヶ月前の午前10時から前日正午までの期間で予約が可能です。

住所

岡山県岡山市北区駅元町1-1(岡山駅)

運行区間

ラ・マル せとうち/岡山駅~宇野駅

ラ・マル しまなみ/岡山駅~尾道駅 ※期間限定で三原駅までの延長運転あり

ラ・マル 備前長船/岡山駅~日生駅

ラ・マル ことひら/岡山駅~琴平駅

運転日

ラ・マル せとうち/(2022年11月以降の運転日は公式サイトをご覧ください)

ラ・マル しまなみ/2022年11月毎週土日

ラ・マル ことひら/11月23日・1月1日~3日

ラ・マル 備前長船/12月毎週土日(31日は運休)

公式サイト

https://www.jr-odekake.net/railroad/kankoutrain/area_okayama/lamalledebois/

【岡山駅~津山駅】桜をイメージ!SAKU美SAKU楽(さくびさくら)

出典:@biyori_satsuki_0828さん

「SAKU美SAKU楽(さくびさくら)」は、岡山駅から津山駅間を走行し、岡山の名湯・美作三湯や桜の名所などの豊かな自然に触れられる観光列車です。列車の外装は桜をイメージした淡いピンク色になっています。

車内販売では、ホテルグランヴィア岡山監修の特製弁当「岡山美作かえし寿司」や、全国的にも有名なイタリアンシェフ寺田シェフ監修の特製弁当「岡山県北イロドリちらし」、岡山のスイーツセットなどの販売があり、岡山の食を存分に楽しめます。
津山駅周辺には、湯原温泉・湯郷温泉・奥津温泉の美作三湯があり、温泉でゆっくり過ごすこともできますよ!

住所

岡山県岡山市北区駅元町1-1(岡山駅)

運行区間

岡山駅~津山駅

運転日

土・日・祝

公式サイト

https://www.jr-furusato.jp/train/sakubisakura/

【新山口駅~津和野駅】山口の郷土料理や特産品が楽しめる!SLやまぐち

出典:@shinchan_shuumatsu_heroさん

「SLやまぐち号」は、新山口駅を出発して、途中美肌の湯で有名な「湯田温泉」などの駅に停車し、山陰の小京都と呼ばれている「津和野」までの62.9キロを約2時間かけて走ります。1号車のグリーン車には展望デッキが備えられており、外の景色が楽しめますよ!途中の「船平山駅」周辺では、車窓からのどかな田園風景を堪能できます。3号車には蒸気機関車の歴史や仕組みを紹介している展示スペースがあるので、SL好きにはたまらないでしょう。

各車両には、ベビーカーも置ける荷物スペースや、4号車と5号車の間にはおむつ替えができる多機能トイレ、授乳などにも使用できる多目的室があるので、子連れでも安心です。

運行日のホームでは臨時売店でSLやまぐち弁当の販売があり、山口の郷土料理や特産品を味わえます。電車の窓から景色を眺めながら、美味しいお弁当を食べて楽しむのも良いですね。

住所

山口県山口市小郡令和1丁目2番1号(新山口駅)

運行区間

新山口駅~津和野駅

運転日

2022年11月第1~3週の土日

(2022年12月以降の運転日は公式サイトをご覧ください)

公式サイト

https://www.c571.jp/index.html

【木次駅~備後落合駅】絶景を楽しむトロッコ列車!奥出雲おろち号

出典:@kenstrainphotoさん

「奥出雲おろち号」は、出雲神話に出てくる「オロチ伝説」が息づく島根の奥出雲と広島の備後落合を結ぶ、絶景を楽しめるトロッコ列車として人気を集めています。開放的な窓から、爽やかな風が通り抜け爽快感抜群!新緑の季節や、紅葉の時期には多くの観光客が訪れるそう。

列車は「砂の器」の舞台で有名な「亀嵩駅」や、寿命百年の古狸が愛飲したという伝説がある「延命水」が湧いている「出雲坂根駅」などに停車。出雲坂根駅を抜けると、列車は急勾配を登り、標高差約160メートルもある「三井野原駅」に向かいます。

列車内では、地域ならではの駅弁や沿線の美味しい名物を楽しむのもおすすめ。「仁多牛べんとう」には美味しい島根和牛と仁多米が贅沢に使用されていて、お腹いっぱい食べられますよ!

住所

島根県雲南市木次町里方(木次駅)

運行区間

木次駅~備後落合駅

運転日

2022年11月1日~23日までは毎日運転

(2022年12月以降の運転日程は公式サイトをご覧ください)

公式サイト

http://www.hiikawa-summit.info/orochi/

観光列車に乗って、非日常的な体験をしよう!

広島や広島近郊には、さまざまな観光列車があります。観光列車では、美味しいお弁当を食べたり、キレイな景色を楽しんだりできます。興味のある方は、秋のお出かけで観光列車に乗ってみてくださいね!

関連記事はこちら▼

担当ライター

この記事をシェアする

関連記事