【イベント終了】『tupera tupera 絵本の世界展』が福山上陸!子連れで美術鑑賞しよう♪

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「やさいさん、やさいさん、だあれ?」「すっぽーん!にんじんさん」。このフレーズでおなじみの仕掛け絵本「やさいさん」の作者、tupera tuperaさん。「tupera tuperaさんの絵本持ってる~!」というママも多いのではないでしょうか。
ハッキリした色彩の切り絵と、大人も驚く仕掛けのある絵本。子どもたちから大人気の絵本作家tupera tuperaさんの展覧会「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」が今、ふくやま美術館で開催中です。筆者もtupera tuperaさんの大ファン。家族みんなでこの展覧会に行ってきました。
今回は、tupera tupera展の見どころと、子連れ美術鑑賞の模様を徹底レポート!気になるママは、ぜひチェックしてくださいね。

絵本作家tupera tuperaさんって?

出典:ふくやま美術館

まずは絵本作家tupera tuperaさんをご紹介しましょう。
tupera tupera(ツペラツペラ)さんは亀山達也さんと中川敬子さんによる作家ユニット。お二人はご夫婦でもあり、現在は2人の子どもを育てるパパ・ママなのだそう。
tupera tuperaさんの代表作は
・やさいさん、くだものさん
・かおノート
・パンダ銭湯
・しろくまのパンツ
などなど。こちらのタイトル、一度は耳にしたことがあるというママも多いかもしれませんね。どの絵本も子どもたちから大人気で、我が子たちも毎日欠かさず読んでいます。
元々絵本作家ではなく、創作全般の活動をされていたtupera tuperaさん。今でも絵本だけでなくイラストや工作、ワークショップを全国各地で開催するなど、さまざまな活動をされています。Eテレで放映中の「ノージーのひらめき工房」。実は、このアートディレクションを務めている方こそ、tupera tuperaさんなのです!

tupera tuperaさんの絵本は鮮やかな色彩美が楽しめる“切り絵”が特徴。絵具作品ももちろんありますが、少し角ばってハッキリとした輪郭の絵は、子どもたちの興味を集めます。
また、大人も楽しめる仕掛けが施されている絵本もたくさん。小さな子どもが絵本を読むとき、途中で飽きたりどこかへ行っちゃったりすることってありますよね…。tupera tuperaさんの絵本はいろいろな仕掛けがあるので、飽きずに読んでくれることも。子どもたちから人気なのも、頷けます!

ふくやま美術館へ行ってみよう!アクセス方法

出典:ふくやま美術館

そんなtupera tuperaさん初めての大規模イベントとなる「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」。この展覧会はふくやま美術館で開催されています。
我が家は広島市内にある自宅から、車で向かいました!市内中心部からは高速道路を使えば車で1時間半ほど。意外と近いので、週末のお出かけにおすすめですよ。

交通アクセス

電車で

JR福山駅北口から西へ約400m

車で

山陽自動車道 福山東インターチェンジから約20分

駐車場情報

市営駐車場

ふくやま美術館に隣接

有料:68台

ふくやま文学館南側駐車場

ふくやま美術館から徒歩およそ2分

有料:30台

※有料展覧会を鑑賞すると1時間無料(受付に駐車券を提示する必要があります)

「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」の様子

「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」は、tupera tuperaさんの軌跡をたどる展覧会。代表作である数々の絵本の原画はもちろん、立体・イラストレーション・映像作品なども多数展示しているのだとか。
ここからは「ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展」の見どころをお伝えします。

入口にある写真撮影スポットは要チェック!

入口にはこんな写真撮影スポットがありました。

絵本「しろくまのパンツ」に登場する、白いパンツをはいた実物大しろくまくんオブジェです。展覧会の来場記念に、ぜひ写真撮影をしてみてはいかがでしょうか?

しろくまくんの隣には大型タペストリーがあります。ここでは家族で記念撮影する姿が多く見られました。
我が子たちは家で繰り返し「やさいさん」や「おばけだじょ」などのtupera tupera作品を読み聞かせしていたので、タペストリーを見て大興奮。「あ、にんじんさんだ~!」「おばけだじょ~!」とわくわくしながら会場に入ってくれました。
これから展覧会へ行く予定があるママは、子どもと一緒にtupera tupera作品を予習しておくことをおすすめします!

実際の絵本も自由に読める!展示方法がユニーク

展示内容は、絵本の原画が中心。立体作品も多数あり、次々と色彩豊かな絵が登場!子どもたちも目移りするように楽しんでいました。
また、絵本の原画展覧会は実際の絵本を読んでおくとより楽しめますが…、知らない絵本も中にはありますよね。この展覧会では、なんと原画の下に自由に閲覧できる実際の絵本を用意。
子どもたちもこの絵本を手に取り、パラパラとめくって中身を確かめていました。原画と絵本。2つの見比べができるため、展覧会を200%楽しめちゃいます。

そして途中にはフロアに投影した映像を楽しむ「映像作品」も。映像なら「触っちゃダメ!」と注意しなくてよいので、子どもたちも自由に映像作品を鑑賞できました。
こんな風に飽きさせない工夫がいっぱい。「双子を連れて美術鑑賞はまだ早いかな…」と筆者も不安に思っていましたが、意外ときちんと作品を見て楽しめ、大人も子どもも大満足の展覧会となりました。
大人気の展覧会なので、もちろんたくさんの鑑賞客がいます。子どもと一緒に行くならパパ・ママは目を離さずに、楽しくみんなで鑑賞しましょう!

展示の中には写真OKスポットも!?

こちらは絵本「パンダ銭湯」のワンシーンを再現した立体作品。ここは、写真撮影OKのスポットです。パンダ(?)と一緒に湯船に浸かる娘。いい湯だな~の、ワンシーンです。
展示の終盤にある作品ですが、こんな風にいろいろな仕掛けのある展覧会なので、最後まで子どもも飽きずに楽しめますよ。

ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展

会期

2019年1月20日(日曜日)~3月24日(日曜日)

開館時間

9:30~17:00

鑑賞料

一般1,000円 高校生以下無料

※対象者は無料もしくは割引になる場合があります。詳しくはこちら

ママに優しい!ふくやま美術館の設備

ふくやま美術館には、トイレにおむつ交換台の用意があります。授乳室は特別な用意がありませんが、「女子更衣室」が空いていれば授乳スペースとして貸し出してくれるそう。その際は受付・近くの美術館スタッフに問い合わせてみてくださいね。
また、ベビーカーの貸し出しもあります。予約は不要ですが台数に制限があるのでご注意ください。

美術鑑賞のあとはお外遊び!新幹線が見えるスポットも発見しちゃいました

さて、美術鑑賞が終わったらちょっとひと息。子どもたちが遊びたそうにしているので、館内庭園でお外遊びをしました。
ふくやま美術館には芝生広場があり、屋外オブジェが展示されています。天候さえ許せば、ここで走ったりかくれんぼしたりと思い切り遊べますよ。

隣接する福山城へお散歩するのもおすすめ。美術館からつながった丘を登ると、JR福山駅が見えます。
ここからは、なんと離発着する新幹線を見つけました!乗り物が大好きな息子は大喜び。みなさんもぜひ新幹線を見つけてくださいね。

家族みんなで楽しめる♡tupera tupera 絵本の世界展

美術鑑賞、ママとしては「うちの子はおとなしくできるかな…?」というのが正直なところ。とはいえtupera tupera 絵本の世界展は、子どもも楽しめる工夫がたくさんある展覧会。家族みんなで美術を楽しめました。週末、お出かけ先を探しているママはぜひふくやま美術館に遊びに行ってみてくださいね!

ふくやま美術館

住所

〒720-0067 広島県福山市西町2丁目4番3号

電話

084-932-2345

休館日

月曜日(祝休日の場合翌日),年末年始

駐車場

あり(有料)

公式HP

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/

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担当ライター

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