夏の公園は「広島トヨペット交通公園」がおすすめ!親子で魅了される理由とは?

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広島市西区にある「広島トヨペット交通公園」。まだ行ったことのない方にはもちろん、夏場の公園探しをしている方にも、ぜひおすすめしたい公園です。わが家は親子ともども、この交通公園が大好き。普通の公園とは、ひと味もふた味も違った魅力があります。なぜそんなにおすすめなのか、少し気になってきましたか?♡それでは、広島トヨペット交通公園の魅力をたっぷりご紹介しましょう。※旧:大芝公園交通ランド

元自動車教習所ならではの魅力

広島トヨペット交通公園は、自動車の教習所だったところを再利用した公園。園内のいたるところにその名残が見られます。そこが、他の公園にはない広島トヨペット交通公園ならではの魅力です♡早速、くわしくご紹介しましょう。

標識

教習所時代の設備がかなり残っている園内には、たくさんの道路標識があります。
こちらの写真は、園内の一部の様子。標識は実際のものより低めに設置されているので、子どもの視界にもしっかり入ります。(公園なので、もちろん車は通りません。)

横断歩道や信号機

横断歩道や信号機もあり、「赤は止まる・青になったら左右を確認して渡る」など、実際の交通ルールを安全な環境で体験できるところが魅力です。信号は時差式で、きちんと赤と青が入れ替わるように設定されています。
これまで何度もこちらの公園を利用するなかで、信号無視する人は見たことがありません。みなさん子ども連れということもありますが、信号を無視できないもうひとつの理由。それは、園内にいらっしゃる管理人さんたちです。
管理人さんは赤信号で渡っている人を見かけると、相手が大人であろうと子どもであろうと「信号は守ってくださいね~」と優しく声をかけてくださいます。

子どもの身近に「ルール違反をしてはダメ!」と教えてくれる大人がいるって、ありがたいですね。昔の日本のいい部分が残っているような気がします。

踏切

遮断機は止まっていますが、踏切もあります。公園の端の方にひっそりとあるので、ぜひ探してみてくださいね。
はじめて交通公園に行くなら「公園のどこかに踏切があるんだって!どっちが先に見つけるか競争ね」と声をかけておくと、ひとつ楽しみが増えるかもしれませんね。

ゴーカート

教習所時代に練習用として使っていたであろうコースを、そのまま利用したゴーカートがあります。ひとり乗りは100円、ふたり乗りは150円と、とってもリーズナブル。公園入口にある券売機で先に券を買って列に並びます。
見ていると、何度も繰り返し乗っている親子もたくさんいるようです。
わが子もこのゴーカートが楽しいようで「どこ行きたい?」と聞くと、しょっちゅう「くるまのこうえん!」と答えています。

・ひとり乗りは小学校3年生・身長120cm以上から
・ふたり乗りの運転する人は18歳以上
・小さな子どものひざ上乗車はできない

など、いくつか制限がありますのでお気をつけくださいね。例えば、

・18歳未満の子ども同士で
・上の子は助手席・下の子をパパやママが抱っこして運転

このような組み合わせで、ふたり乗りゴーカートを利用することはできません。
インターネットの利用案内には載っていませんが、私が行ったときは「ふたり乗りの助手席も2歳以上」と券売機のところに書いてありました。

安心できる遊具

もちろん公園なので、すべり台などの遊具も充実していますよ。こちらの遊具は、階段をのぼったところのスペースが広く、高さもあまりないところが嬉しいポイント。安心して見守ることができます。

先ほどのすべり台より、少し難易度の高い遊具です。小学生ぐらいと思われるお兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでいる姿もよく見かけます。
足元がスカスカのこんなトンネル(輪くぐり?)もあり、小さな子どもにとってはちょっと冒険気分!?勇気を振り絞って果敢に挑戦する子どもの姿に出会えるかもしれません。

輪くぐりの先にある、すべり台部分です。こちらも、ふた股になっています。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、交通公園の遊具はどちらも親が見守りやすいところが魅力です。

夏の公園探しで重要な“日陰”

もうひとつ、交通公園の大きな魅力!それは、日陰が多いことです。
この時期の公園は猛暑になるので、熱中症や日射病が心配…なんてママも多いですよね。

交通公園は木がたくさんあるので、直射日光が当たらない場所もたくさん見つかります。
それでも熱中症への注意や対策は必要ですが、陰があるだけで体感温度がだいぶ変わってくる気がします。

息子が大好きなお砂場も、なんと木陰に。わが家では「息子が砂遊びをはじめると、なかなか終わろうとしてくれない!」ということがよくあるのですが、ここなら長時間夢中になって遊んでいても「勘弁して~暑すぎて耐えられない」と思うことがあまりありません。
気長に付き合えるので、息子も満足してくれます。夏場に「おすなばあそびがしたい」といわれたら、迷わずここに来ます。

手洗い場の横には、玩具専用の水道も。バケツがあれば、お砂場まで水を運ぶこともできますよ。

水道からお砂場まで、30mくらいでしょうか。途中、信号つきの横断歩道がひとつあり、子どもにとっては意外と長い距離かもしれません。それを逆手に取って、お砂場までこぼさずに運べるか!?なんてゲームチックに楽しむこともできます。
そして、写真の左奥に小屋のようなものが見えますが、そちらは簡易の休憩所です。飲み物やアイスの自動販売機、イスとテーブルが設置されています。

朝から遊びに行っているときは、ここで10時のおやつがてらアイスを食べることもあります。アンパンマンの紙パックジュースも販売されており、子どもも大喜び。
ペットボトルのジュースは量が多いなぁというとき、小さな紙パックジュースがあると便利ですね。

ピクニック気分も味わえる広さ

敷地が広いからか木陰が多いからか、土日のお昼になると園内にシートを広げてお昼ごはんを食べている親子連れをたくさん見かけます。軽いピクニック気分が味わえるのではないでしょうか。
わが家の息子も「くるまのこうえんで、ごはんたべたい」とよく言っています。もはや交通公園に行くときは、お昼持参がお決まりのパターン。
お外だと、いつもよりパクパク嬉しそうに食べてくれます。

芝生の広場やイスも

交通公園には、芝生になった広場もあります。わが子が歩きたてのころ、ここでよく歩行練習をしていました。
キャッチボールをしている親子の姿も、よく見かけますよ。

車輪のオブジェ?みたいなものもあります。
電車の車輪や車のタイヤが好き!という子は、意外と多いのではないでしょうか。ここは、そんな子どもたちに人気のスポットです。

そして、交通公園にはあちこちにちょっとしたイスがあります。公園遊びをしていると、親も疲れるときがありますよね。
夫がいっしょにいるときは、こういうイスを見つけてはひっそり休憩♡子どもがパパと嬉しそうに遊ぶ姿を見ながら、「あぁ休日っていいな~」としみじみ感じています。

車でも自転車でも遊びに行ける!

歩いてお出かけするのが億劫な日もありますよね。でも安心してください。交通公園には、駐車場があります。24台停められるので、遠方のみなさんも気軽に遊びに行けそうですね!
ただし、土日祝はすぐに車がいっぱいになることもあります。駐車場が空くのを待っているパパたちの姿をよく見かけるので、早めの行動がおすすめです。
ちなみに交通公園は川沿いにある公園なのですが、川側の道はランニングコースとしてキレイに舗装されています。サイクリングがてら自転車で行くのもいいかもしれませんね。

1日かけてたっぷり楽しめる公園

夏はどうしても室内遊びに偏りがちですが、お部屋ばかりだと子どもは退屈してしまうことも。交通公園は、遊具あり・ゴーカートあり・日陰あり!3拍子どころではありません。さらに休憩所あり・イスありと、親子に嬉しいポイントが盛りだくさん!ぜひ一度お出かけしてみてくださいね。

広島トヨペット交通公園 基本情報

住所

〒733-0000 広島県広島市西区大芝公園1-50

開園時間

午前9時~午後5時(ゴーカートの利用は午後4時まで)

休園日

基本なし(台風などの悪天候で休園する場合あり)

ゴーカートは月曜日運休(祝日の場合は例外あり)

事前にご確認ください

広島市みどり生き物協会HP

http://www.midoriikimono.jp/transport_top.html

担当ライター

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