雛人形、いつから飾る?今年は1月から4月まで長~く飾るといいことありそう♡

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見目麗しく、飾るだけでその場を華やかにしてくれる雛人形。皆さんはいつから飾っていますか?できることなら1年中飾っておきたい…そんな風に思ったことはありませんか?
私は毎年、2月中旬から3月3日までの間、雛人形を飾るのですが、片付けるときにいつも、「もっと長く飾っちゃダメなのかなあ…」と名残惜しくなってしまうんです。でも、早く片付けないといけない、と聞くから…後ろ髪をひかれる思いでお人形を箱へとしまいます。
そんな私ですが、ある日!
「雛人形は長~く飾っておいていい!!」という素晴らしい情報を入手!
一体どういうことなのか…?この記事で詳しくご紹介しましょう♡

「人形の藤娘」スタッフさんに聞いた!雛人形はいつから飾れる?その理由とは?

雛人形、いつから飾っていいの?1月から4月まで飾っていいんです!!

さて、「雛人形は長く飾ってもいい」。これは一体どういうことなのか…?広島の老舗人形専門店「人形の藤娘」のスタッフさんに詳しくお伺いしてみました♪

一般的に雛人形は節分の翌日である「立春」(2021年は2月3日)に飾るものとされています。皆さんの中にも「節分が終わったら雛人形を飾る」と覚えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、初節句を迎える家庭では、親戚やご近所へのお披露目を兼ねて、お正月から雛人形を飾る…という風習もあるのだそう。
さらに、雛人形は3月3日に片付けないと、子供がお嫁に行けなくなる…と言われていますが、これは旧暦の3月3日を指しています。ちなみに2021年の旧暦の3月3日は、4月14日。
つまり、今年初節句の家庭では、1月1日から4月まで、実に3ヶ月もの間、雛人形を飾っておける、というわけです。

知ってた?雛人形は子供のための「お守り」なんです

そもそも雛祭りとは、平安時代のお人形遊び「ひいな遊び」と、草や紙で作った人形(ひとがた)に自分の災いや厄を移して川や海などの水に流す「流し雛(ながしびな)」の行事が、いつからか結びついたものだと言われています。
つまり、雛人形は、子供に降りかかる災いを代わりに引き受けてくれる「身代わり」として古くから伝わっているのです。
そう、雛人形とは本来「どうかこの子をケガや病気から守ってください」という願いがこもった「お守り」として、受け継がれてきたもの。そして「元気に大きくなりますように」という、贈り手の愛情を形に託したものでもあるんです。
コロナ禍の今年は、子供たちの「厄除け」としていつもより長く飾ってあげてはいかがでしょうか?

雛人形を飾ると運気もアップ!季節感を取り入れてお家時間を楽しもう♡

お家の中に季節のアイテムを飾ることで、運気がアップする…と言われているのをご存知ですか?
春先の季節のアイテムと言えば、やっぱり雛人形!雛人形を飾ることで、お家の中に、一足早く春を呼び込んでくれますよ。
また、雛人形を飾ることで、お家の中がより華やかになるもの。思い出してみてください、子供の時、お母さんが出してくれた雛人形を、幸せな気持ちで見つめていたことを。
今度はあなたが我が子にその気持ちをプレゼントしてあげる番。雛人形で親子のおうち時間をより楽しいものにしてみませんか?

雛人形を飾るスペースがない…それなら“つるし雛”がおススメ!

春色のかわいいアイテム♡「つるし雛」って知ってる?

雛人形を飾りたいけれど、うちにはスペースがない…という方におすすめなのが「つるし雛」です!

つるし雛とは、そもそも江戸時代より伝わるお飾りの一つで、お母さんやおばあちゃんが子供の成長や幸せを願って縫い上げたお人形を吊るして飾る伝統文化のこと。
現在は天井から吊るすタイプのものや、棚などに飾っておける置き型タイプなど、さまざまなデザインや大きさのつるし雛があります。
いずれも雛人形と比較すると省スペースなのが魅力です。

つるし雛は一つ一つのモチーフに意味がある♪

つるし雛に使われている小さなモチーフにはひとつひとつ意味が込められており、どれも縁起のよいものばかり。ここではいくつか代表的なものをご紹介しましょう。

【這い子(ほいこ)】

赤ちゃんがハイハイしている姿を現しているお人形で、「ほうこ」とも呼ばれています。子供がたくさんハイハイして、元気に育ちますように、という願いが込められています。

【俵ネズミ】

大黒様の使いである、と言われているネズミは金運をもたらしてくれる、と言われています。俵は穀物が豊かに実る「五穀豊穣」の象徴。子供が食べるのに困らないように…という願いを込めて飾られます。俵にチョコンと乗ってるネズミがとってもキュート♡

【春駒】

昔の子供が遊んでいた馬の形のおもちゃ「春駒(はるこま)」をかたどったお人形です。子供が元気に遊んで大きくなってくれますように…という願いが込められています。また、馬は仕事が順調に進み、財運に恵まれる象徴である、とも言われています。

【亀】

亀は「万年生きる」とも言われ、健康と長寿にあやかる縁起物。さらに、亀の遅くとも一歩一歩前に進む姿は「たゆみない努力の象徴」とされ、子供たちに「しっかり努力をすることで幸せな人生を歩んでほしい」という願いが込められています。

【兎】

ウサギは優しく素直で言い争いをしない、と言われていることから「芯の強い優しい人に育ちますように」との願いが込められています。

つるし雛は2つ目の雛飾りとしても人気!

先ほどお話した通り、雛人形は子供のお守り。そのため、基本的に一人につき一つ用意してあげたいもの。でも、女の子が二人以上いるご家庭では、正直、複数の雛人形を飾るとなると、スペースを確保するのが大変ですよね。
そんなご家庭にも、つるし雛がおすすめ!
長女には雛人形、次女にはつるし雛を贈る…というご家庭はとっても多いんですよ。

「つるし雛って、どこで買えばいいんだろう」というママ、広島には「人形の藤娘」があります♪
藤娘では、雛人形やつるし雛の展示販売は2月末まで!まだ購入していない…という方はお早目に!

【予告】2月から「五月人形」「鯉のぼり」取り扱いスタート!

もうすぐ売り場に「五月人形」「鯉のぼり」がやってくる!

「人形の藤娘」では、2月下旬になると店内が徐々に「端午の節句」に模様替え。続々と「五月人形」が入荷され、2月下旬~4月末まで五月人形・鯉のぼり大展示会「端午の節句物語」が開催されます。鎧飾りから、ケース飾りまで、多彩なラインナップが勢ぞろい、有名作家の希少な逸品に出会えるチャンスです!どれも数量限定なので、早めの来店をおすすめします♪

2021年最新記事はこちら▼

オンラインショップがリニューアル♪掘り出し物に出会えるかも♡

オンラインショップ

さらに「人形の藤娘」では、昨年12月25日にオンラインショップをリニューアル♪新たにオンラインでも雛人形の取り扱いがスタートしました!遠方でなかなか足を運べない人も利用しやすくなった、と評判です。なかなかおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に雛人形を選びに行けない…という方は、オンラインを活用してみてはいかがですか?
オンラインショップはこちら

さらに、公式LINEで藤娘を「友だち」追加をすれば、リモート接客も可能!スタッフがお人形選びのポイントや、疑問にしっかりと答えてくれます(※要予約)

友だち追加はこちらから♪

子供たちの幸せを願って…♡雛人形やつるし雛を飾りましょう!

雛人形を飾る目的や、いつから飾ればいいかなど、知っているようでなかなか知らなかった雛人形についてのアレコレ。その由来や飾る意味を知ったら、ますますお人形が愛おしく感じられますね♡
まだまだ終わりが見えないコロナ禍、子供たちの健やかな成長を願って今から雛人形やつるし雛を飾ってみませんか?「人形の藤娘」では、雛人形や雛飾りの知識豊富な専門スタッフが、豊富な品ぞろえで皆さんを出迎えてくれますよ♪雛人形の展示販売期間は2月末までなので、早めの来店・お問い合わせがおすすめです!

【人形の藤娘】

所在地

広島市南区宇品神田4丁目2-1

電話番号

082-252-0299 (代)

営業時間

10:00~18:00

定休日

なし ※ただし6~11月は水曜定休

公式サイト

https://www.fujimusume.jp/

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担当ライター

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