2019年のラン活スタートに向けて!ランドセル工房 生田の展示会に行ってきました

この記事をシェアする

毎年、アツい争奪戦が繰り広げられるラン活。年長さんのパパママだけでなく、年中さんや年少さんのパパやママも、ランドセルの準備について考え始めている頃かもしれませんね。なぜなら、人気のランドセルは夏の時点ですでに完売してしまうケースも多いから!とはいえ、大手メーカーのものや老舗メーカーのものなど種類豊富にあるので、どれを購入するか悩む人も多いもの…。そこで今回は、ランドセルの老舗メーカー「ランドセル工房 生田」の展示会へ実際に行ってきました。HPだけではわからない、生田のランドセルの魅力をご紹介します。

ランドセル工房 生田とは

出典元:ランドセル工房 生田
「ランドセル工房 生田」は、1950年創業の老舗ランドセルメーカーです。入学児童数が多かった1970年代はランドセルの需要が高かったこともあり、大量生産を行うために工場生産を行っていた、「ランドセル工房 生田」。しかし、子どもたちが6年間使用する大切な鞄だからこそ、“温かみのある特別なものを提供したい”という想いが日に日に強くなっていき、バブル全盛期には工場生産を廃止。手作りのランドセル工房へとシフトチェンジしたのだそうです。
そんな「ランドセル工房 生田」が作るランドセルは

・熟練職人が一つひとつ丁寧に作る

・牛革やコードバン(馬革)は天然素材を使用

・ランドセルの部分によって、革を使い分けしている

・子どもが使いやすい構造

・丈夫でしっかりとした造り

・好みに合わせてカラーや部品をオーダーメイド

などが魅力♡
我が家も家族みんなでいろいろと考えた結果、生田ランドセルがとても魅力的だと感じ、生田の展示会からラン活をスタートさせることにしました!

展示会会場の雰囲気

2018年6月9日。広島のRCC文化センターで開催された、「ランドセル工房 生田」の展示会へ実際に行ってきました!朝10時からスタートしていた展示会、私たち家族はのんびりと11時ごろ到着。会場内はアットホームな雰囲気で、ゆっくりとランドセルが見られる環境です。

中に入るとすぐに、スタッフの方が生田ランドセルのパンフレットを手渡してくれました。そして、子どもに
「実際に背負ったり中を開けたりしていいからね。たくさんランドセルを触ってみてね」
と優しく声かけしてくれたのです。初めてランドセルを目の当たりにする我が子は、ちょっと興奮気味!とても嬉しそうにランドセルを背負っている姿に、「大きくなったなぁ」と私は少し泣きそうになります。(笑)

子どもは声掛け通り、いろんなランドセルを背負っていきます。デザインを見て「見た目がかっこいい!」と言ったり、ランドセルを開けてみて「こっちのポケットの方が使いやすそう!」と言ったり、なかなかのこだわりよう(笑)子どもはカラーだけで選ぶかなと思っていましたが、機能までしっかりチェックしていました。

最後には「僕、これに決めたー!」と言って持って帰ろうとしたので、慌てて静止!(笑)展示会では、その場で購入して持って帰ることはできませんが、予約はできるようです。実際に予約している人も多くいましたよ。予約をする場合、お支払は後日になるそうです。

この後もスタッフの方が、ランドセルのこだわりやおすすめのランドセルを丁寧に説明してくれました。

ランドセル工房 生田のこだわり

スタッフの方が教えてくれた、生田ランドセルのこだわりポイントを4つご紹介します。

〇選び抜かれた素材へのこだわり

まず紹介したいこだわりポイントは、ランドセルに使用している素材です。生田のランドセルは、牛革・コードバン・ソフト牛革を主に使用しています。

牛革

出典元:ランドセル工房 生田
牛革はマットな触り心地で、温かみがありました。光沢感は程よく、上品なイメージです。

コードバン

出典元:ランドセル工房 生田
一方、コードバンはツルツルとしています。牛革よりも少し光沢感があり、少し固めです。生田ランドセルの場合、コードバンだと牛革よりも1万弱お値段が上がります。なぜならコードバンは、馬一頭につきお尻2枚分しかとれない貴重な素材だから。「革の宝石」とも呼ばれるそうです。触ってみると質感がまったく違うので、値段が上がるのも納得。丈夫なので、傷もつきにくそうだなと感じました。

ソフト牛革

出典元:ランドセル工房 生田
ソフト牛革は、ランドセルの背中部分と肩ベルトに使用されています。とても柔らかいので、ずっと背負っていても痛くなりにくいだろうなという印象でした。

生田のランドセルは丈夫な面と、優しい面を兼ね備えたもの。使用していると、自分の体になじんでジャストフィットするそうです。

〇コバ塗り

次に紹介するのは、生田自慢の技術である”コバ塗り”です。コバ塗りとは、ランドセルの革の断面を処理する技法のこと。断面部分にニスを塗った後、サンドペーパーで磨いて美しく仕上げます。ランドセルの断面にフチを付けたものよりも耐久性が高いので、6年間毎日使ってもきれいなフォルムが続くようです。

コバ塗りランドセルは、まず皮を丁寧に張り合わせ、断面を均一に削ります。その後、塗る→磨く→塗る→磨くを何度も繰り返し、仕上げ塗りをして自然乾燥させたら完成です。言葉で言うのは簡単ですが、ニスを均一に盛り上げるには、熟練職人の高い技術が必要。生田では、技術を継承したコバ塗りの専任職人が一つひとつ丁寧に仕上げているそうです。高級感のある見た目は、きちんと理由があったのですね。

〇内装

毎日使うものだからこそ、内装も注目したいですよね。そこで、子どもとランドセルの中をのぞいてみました。A4ファイルサイズがスッポリ入る大きさで、使いやすそう!ステッチも整っていて、外から見えにくいところもとてもきれいでした。さらに、サイドにマチがあるのでポケットの部分も大きく開きます。筆箱を入れるのにちょうど良さそうです。

一番小さなポケットの内側には、謎のフックがありました。このフックは、鍵を付けたキーホルダーを引っかけることができるそうです。フックを活用すれば、鍵を落とすこともなさそうですね。

他にも、ランドセルの両サイドにフックがあったり背カンが左右にスライドしたりする機能もあり、充実した機能性も魅力的だと感じました。

〇セレクトオーダーランドセル

最後に紹介したいおすすめポイントは、自分好みにカスタマイズできるランドセルもあること!中でも、5種類のランドセルからベースを選び、内装やカラーをカスタマイズできる“セレクトオーダーランドセル”が、特に人気なのだそうです。
カスタマイズできるのは

・ランドセルのフチのカラー
・前ヒモのカラー
・背中のソフト牛革のカラー
・ステッチのカラー
・内装変更(単色カラーや柄物)
・フタの下にある鋲
・フックの金属変更
・防犯ブザーの金属変更
・持ち手
・ネームプレート
・フタ部分の革変更

です。私が気になったのは、フタの下にある鋲と内装変更。フタの下にある鋲は、シンプルで高級感のあるタイプからPOPなモザイク柄タイプ、エンブレムタイプなどがありました。外側と統一感を出して大人っぽくしてもいいですし、あえてテイストを変えてみても“オーダーメイド感”が出て素敵ですよね。

ランドセル工房 生田スタッフのおすすめランドセル

スタッフの方におすすめのランドセルを聞いてみました!

〇CORDOVAN SPECIAL(コードバン スペシャル)

出典元:ランドセル工房 生田
生田のおすすめ素材、コードバンを使用したランドセルです。カラーは定番のブラックとレッドの2色。ランドセルのふちを丁寧にコバ塗りしているので、高級感があります。子どもが背負ってみると、かっこいい印象になりました。流行に左右されないスタンダードなデザインは、6年生になっても違和感なく使えるのでおすすめです。

〇KOBA hana(コバハナ)

出典元:ランドセル工房 生田
ランドセルのサイドに雲と花がデザインされた、かわいいランドセルです。カラーはビター&ストロベリーと、ミント&ベリーの2色。どちらも落ち着いたカラーなので、飽きがこなさそうです。会場にいた女の子で、ミント&ベリーのランドセルを背負っている子がいました。肩ベルトの内側やランドセルのふちがライトカラーなので、かわいいというよりおしゃれな印象でしたよ。

〇セレクトオーダーランドセル KOBA

出典元:ランドセル工房 生田
5種類あるセレクトオーダーランドセルの中でも、スタッフ一押しのランドセル。大人っぽいデザインが特徴です。こちらのランドセルは、本体のカラーをブラック、ネイビー、ブラウン、グリーン、キャメル、レッド、ローズ、ピンクの8色から選択可能。派手っぽくなりやすいピンクもトーンが落ち着いているので、上品な印象になります。グリーンを背負った我が子は、インテリ系男子のように見えました!

生田ランドセルは早め予約がポイント

ランドセル工房 生田のランドセルを実際に見てみると、どのタイプのランドセルも上質で温かみがありました。ただ、生田のランドセルは人気が高いので、2018年8月上旬時点でほぼ完売しています…。2019年以降に生田のランドセルを検討している人は、お早めに!できれば、展示会で予約することをおすすめします。

住所

〒544-0011

大阪市生野区田島6-2-16

電話番号

06-6757-6723

公式HP

https://www.randsel.jp/

営業時間

10:00~18:00

担当ライター

この記事をシェアする

関連記事