妊娠中ってなにが起こるかわからない!安定期に入った私がもしものために準備したこと♪

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息子が1歳6ヶ月のときに第二子の妊娠が判明したのですが、私たち夫婦は両実家とも遠方にある核家族。悩んだ末、里帰りはせず広島で出産することにしました。そこで今回は、同じように里帰りをせず上の子の面倒をみながら出産準備を進めている妊婦さんに届くよう、私自身がもしものときのためにとリサーチしていた、上の子の預け先についてご紹介します!

第一子妊娠中は切迫早産で、ひたすら自宅静養の日々…。

まずは、第一子妊娠時のことから振り返ります。以前私は、製薬会社の営業として働いていました。長時間の運転や、得意先の予定が終わるまでの間、立ちっぱなしという場面も多々あり、身体的には大変な毎日…。しかし、人が好きで車も好きな私にとっては、やりがいのある仕事でした。そんな中、第一子の妊娠判明。すぐに辛いつわりが始まったのです。吐き気や頭痛、倦怠感がひどく、悲惨な妊娠初期を過ごしました。体調が悪く、仕事がうまくいかないイライラもありました。

その後、待ちに待った安定期に入り、つわりの症状が落ち着くことを期待していたのですが…。今度は、少し歩くたびにお腹が張り、痛みが走るという症状が!しかも徐々に強くなっていったため、急遽受診することになりました。結果、切迫早産との診断。“絶対安静”で、お腹の張り止め薬を服用する日々が始まりました。

ただ、絶対安静と言われたものの、仕事の関係上そういう訳にもいかず…仕事を続けていました。
案の定、トラブルはそれだけに留まりません。妊娠7ヶ月に入った頃、仕事中に動けないほど強い張りを感じた私は、上司の運転で産婦人科へ直行。お腹の痛みが強く、自力で動くこともできない状態だったため即入院となり、病院で2週間過ごしました。退院後も、車の運転や立ち仕事はダメだという主治医の判断で、自宅で療養生活を送りました。

しかしありがたいことに息子は妊娠37週までお腹の中で持ちこたえてくれます。妊娠生活が辛かった分、息子の大きなうぶ声を聞けたときには、ものすごい達成感でした。

私が次男を妊娠中、万が一に備えて息子の預け先を探そうと思ったのは、このときの壮絶な体験がきっかけとなりました。

元気いっぱいの長男!もし、私がダウンしたら…準備開始!

長男出産から1年4ヶ月後、第二子を妊娠。するとまたも、妊娠判明後すぐに、ひどいつわりが始まったのです!
先ほども紹介した通り、このとき不安に思ったのは、「長男のときにあれほど大変な妊娠生活を送ったのに、今度は長男を見ながら出産まで過ごさないといけない…」ということ。第一子妊娠時は、自分の体調と闘うだけで必死だったのに、今度は息子とも格闘しなければいけません。

わが家の息子は、とにかく走るのが大好き!その上、誰かと一緒でないと遊べないタイプです。しかしつわりで全く動けない日は、息子といっしょに遊ぶことができず、何度も泣かせてしまい、私の不安はどんどん大きくなる一方でした。

広島市南区周辺での、子ども一時預かり情報を徹底リサーチ!

安定期に入ると、多少お腹の張りはあったものの、薬の効果もあり、第一子妊娠時よりは過ごしやすい日々が始まりました。そこで私は、妊娠初期のように体調が悪くなってしまった日にも息子には楽しく過ごしてもらえるよう、息子を預かってもらえる場所探しを始めることに。
広島市南区在住の私が見つけた預かり先は以下の通りです。

  • 広島市ファミリーサポートセンター
  • 近隣保育園の保育園の一時預かり
    第二みみょう保育園、あい保育園仁保、広島和光保育所
  • 公募型常設オープンスペース あいあいキッズイオン宇品店

 

公募型常設オープンスペースのあいあいキッズイオン宇品店は登録せずに利用することができますが、ファミリーサポートサンターや各保育園の一時預かりを利用する際には、事前の登録が必要。そこで私は、息子とお散歩がてら各所へ出向き、登録作業を進めていきました。

お世話になりました!保育園&ファミリーサポートセンター

事前に登録しておいてよかったと思ったのは、お腹の張りが強く外で遊んであげられないときや、私が病気をしたとき。出産まで、保育園やファミリーサポートセンターには大変お世話になりました!実際に利用させてもらった感想もお話させてください。

  • 保育園での一時預かり
    各園で多少違いはありますが、広島市認可保育園では、ほぼ同様の料金システムで利用できます。保育園では、在園児さんと一緒に過ごすので、息子にとっては刺激的だったようです。預けるときは泣いていましたが、毎度楽しく過ごしていました。作った作品を持ち帰ることもありましたし、現役の保育士さんから息子の様子を聞けるのは、私にとってもありがたいことでした。
  • 広島市ファミリーサポートセンター
    広島市ファミリーサポートセンターは、提供会員さんの自宅で子どもを預かってもらうサービスです。提供会員さんは、指定の講習を事前に受けた20歳以上の方。私は自宅の近隣に住む3人の提供会員さんとマッチングし、利用しています。主にお世話になった方たちをご紹介しましょう。


<元保育士50代会社員>

保育士の職を離れ、ご主人の会社で事務をしているが、やっぱり子どもとふれあいたいとの思いで提供会員をされているとのこと。平日は仕事をしているので、基本的に預かり先は会社の応接間でした。しかし、応接間にたくさんのおもちゃを用意してくれて、天気の良い日には公園にも連れて行ってくれるため、息子もとても楽しそうに過ごしていましたよ。

<50代主婦>
大学生のお子様が遠方におられ、時間ができたので提供会員をやっているとのこと。ご自宅も大変きれいで広く、絵本やおもちゃをたくさん用意してくれていました。子どもが大好きな様子が見て取れて、親としても安心して預けられたことを覚えています。

<60代主婦>
1歳のお孫さんが遠方に住んでいて、孫の成長を近くで見ることができず寂しいので、提供会員をしているそう。孫代わりに子どもを可愛がってくれるので、私も預けるたびにほっこりしていました。

預け先によって、過ごし方も全く違いますが、私が動けないときに息子をみていただき、本当に感謝しています。また、これまでは親としか過ごしたことがなかった息子が、初めて経験することも多かったためか、いろいろなことができるようになりました。靴を自分で履こうとする、一人でも遊べる時間が増えたなど、良い経験になりました。

初めて母親と離れて、ひと皮むけた息子

第二子妊娠で、息子を人に預けることになり、最初は罪悪感を抱きました。しかし、実際に一時預かりを利用してみると、母親から離れる寂しさを我慢しながらがんばる息子を見て、成長を感じることができる毎日へと変化。私にとっても、息子にとっても良い経験になったと思います。また、息子の預かり先を安定期にしっかり準備できたので、その後の妊娠生活を安心して過ごすことができました。私の体験が、子どもを預けることに不安を抱いているママに少しでも勇気を与えられたらいいな♪と思います。

担当ライター

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