出産前に夫婦で旅行!妊娠後期の遠出で気をつけたいこと

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妊娠9ヶ月のころに夫婦水いらずの旅行を決行。気をつけたことや行ってみてよかった点を紹介します。子どもが産まれるまでは夫婦でゆっくりと二人の時間を楽しめるチャンス!体調が良ければ、ぜひ旅行やちょっとした遠出をしてみませんか。

つわりも終わり体調が安定

食べても気持ち悪い、食べなくても気持ち悪いという食べつわりが終わったのは安定期に入って少ししてからでした。妊娠中期は体調も良く元気満々!毎日のようにウォーキングやヨガに通い、快適な妊娠生活を送っていたように思います。

するとだんだん気持ちに余裕がうまれ、いつの日か「旅行でもしたいな」と思うように。土日が休みの夫とは普段から外食や外出をしていましたが、妊娠がわかってからは遠出を避けていました。つわりで車に長時間乗れなかったというのもありましたし、初めての妊娠で「遠出って大丈夫なの?」という不安があったからです。

インターネットで調べてみると、体調が安定しているならある程度の遠出はOKとの情報が。それならゆっくり二人の時間を過ごせる今しかない!と思い、夫に相談。出産前の妊娠後期に旅行を決行しようという話になりました。

夫婦で旅行に行こう!

いざ旅行に行くといっても、行き先は絞られてきます。広島からの近場となると中国地方か四国地方あたり。交通手段も妊娠後期なら限られますよね。考えたポイントは以下の通りです。

・旅行の行き先

・新幹線?車?

・移動にかかる時間

・何泊するのか

・グルメ旅や温泉旅などのテーマ性

特に気にしたのは移動にかかる時間。いくら安定期が終わって体調がよいからといっても、環境の変化で体調が変わることもあるでしょう。またかかりつけの産婦人科が遠くなってしまうという不安もあります。

そこで最終的に決まったのは以下の通り。

・行き先は広島から比較的近い山口県の湯田

・テーマは温泉でのんびりと

・出産前の旅行ということで高級旅館に奮発

住んでいた場所から湯田までは車で二時間弱でした。それなら休憩をはさめば辛い距離ではありません。お腹が大きくなってきた体にもきつくないと判断できる近さでした。それに夫婦そろって温泉が大好き!広島にはあまり温泉地がないので、久しぶりの温泉に胸がわくわくしていました。

妊娠後期の旅行で注意したいこと

旅行の時期は妊娠9ヶ月を選びました。臨月だとやはりいつ産まれるのかという心配がありますし、お腹も大きくなりすぎて二時間のドライブもきついかもしれないと思ったからです。

そして旅館を選ぶ基準は妊婦に優しいかどうか。私が考えた妊婦が行きやすい旅館の条件はこちら。

3階建てくらいのこじんまりとした旅館(階段で程度に運動できる、そして歩き回れる規模)

・夕食は個室か部屋食(体調が変わったときのことを考えて)

・施設内のあらゆるところがバリアフリー

・温泉、お風呂場に手すりがある

・妊婦さん歓迎プランがある

今まで意識したことがなかったので気がつかなかったのですが、じゃらんで検索すると意外と「妊婦専用プラン」があったりします。サービス内容がプラスされていたりお得な料金になっていたりと内容はさまざま。妊婦と限定されると行きやすいですよね。

そして迎えた旅行当日

旅行当日も無事体調は安定。ルンルン気分で車に乗りこみました。大事をとってドライブ中の休憩は二回取とることに。サービスエリアで水分補給をしっかりし、大きなおなかで頻尿になりがちだったのでトイレも毎回済ませるように工夫。そのおかげで移動中は何のトラブルもなく、無事旅館に到着。足のむくみも感じないままに終わりました。

選んだ旅館はアットホームな小規模旅館だったせいか、スタッフの皆さんが「妊娠おめでとうございます」とか、「赤ちゃんたのしみですね」とか声をかけてくださいました。旅館自体は古く歴史を感じさせましたが、ところどころリニューアル工事がされていてバリアフリーになっていたので、段差が少なく転ぶ心配も皆無。安心して過ごすことができました!

旅行の目玉でもある温泉は旅館の中のものだけで済ませることに。湯田温泉は同じエリア内にあちこち日帰り温泉できるスポットがあるのですが、歩き回るのがしんどいかなと思い、一日中旅館の中でゆっくり過ごすことにしました。夕飯は部屋食にしたおかげでのんびり…。畳の上に座布団というのが基本スタイルでしたが、事前に伝えていたおかげで座高の低い和室用のいすを用意してくれていました。 

夫婦での旅行を終えて

全体を通して大満足の旅行。帰り際には仲居さんが「また出産したら赤ちゃんを連れてきてくださいね」と声をかけてくれました。妊婦だけでなく、小さな子どもにも優しい旅館だなと嬉しくなりました。3世代でわいわい旅行!というテーマでなければ、こんなアットホームな小規模旅館がおすすめですよ。

そして場所を変えることで夫との時間も特別なものに感じることができます。「赤ちゃんが産まれたら、温泉タイムが賑やかになるね」「赤ちゃん がご飯食べるときはどきどきしちゃうだろうね」といったなんでもない会話も楽しいものに。非日常的な空間は私たちにとても特別な時間を与えてくれました。

二人での時間はあと少し

赤ちゃんが産まれると思ったようにゆっくりと時間が取れないのは事実。妊娠中は温泉でリラックス、食べ歩きでおいしいものなど…。好きなテーマでいろいろな場所へ夫婦で出かけてみてくださいね。

担当ライター

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