【子育て体験談】卵と乳のアレルギーが発覚!生後6ヶ月から3歳までの経過

この記事をシェアする

上の子に何も食物アレルギーがなかったため、「下の息子もきっと何のアレルギーもないだろう」と気楽に構えていたのですが、なんと生後6ヶ月で息子の食物アレルギーが発覚!3歳を迎えた現在までの、アレルギーについての子育て体験談をお届けします。

生後6ヶ月 ベビー用のヨーグルトで嘔吐

食物アレルギーはないだろうと、謎の自信があった私。その自信はあっさりと崩れ去りました。

食欲もあり、順調だった離乳食

生後5ヶ月のときに離乳食をはじめたところ、食欲旺盛で野菜や果物を何でもよく食べた息子。離乳食は順調に進み、乳製品をそろそろあげてみようと、ベビー用のヨーグルトをスーパーで購入しました。

ヨーグルトを息子に与えるタイミングがないまま週末を迎えたのですが、ちょうど花見の季節だったこともあり、娘とママ友たちと花見にでかけることに。息子はまだ小さいため、パパと家で留守番してもらうことにしました。昼に食べる離乳食をパパに伝え、5時間ほど花見を楽しんだ私。帰宅したところ、「○○の調子が悪い」と夫に言われ、様子を見てみると…。

ヨーグルトでアレルギー発覚

顔と手足がパンパンに腫れ、赤くなっていたのです。それでも、おっぱいを欲しがる息子。おっぱいをあげてみると、大量に嘔吐してしまいました。はじめは何かの病気かと思いましたが、ふとごみ箱を見るとヨーグルトの空き箱が。「え?これあげたの?」と思わず夫に確認。すると、「おいしそうに全部食べてたよ」との言葉が返ってきました。

その瞬間、原因コレかも!?とすぐにピンときた私。日曜だったこともあり、すぐに病院に行くべきか悩みましたが、しばらく様子を見ていると息子がすやすやと眠りはじめたため、息子の体調を注意深く見守りながら翌日まで待つことにしました。翌日、かかりつけ医を受診しアレルギーの検査をしてもらったところ、乳は4、卵白は5、卵黄は3という結果に。検査結果から、2歳になるまでは卵と乳を避けることになりました。

1歳半頃から自分で卵と牛乳を避けるように

母乳育児だった私は、自分が摂取するものにも気をつけるようになりました。

母乳からも食物アレルギーは出る

アレルギー検査をするまでは、卵や乳を気にせず食べていた私ですが、検査以降は積極的には食べないようになりました。ただ、卵といえば鶏卵というイメージ。魚卵はすっかり油断していたんです。ある日夕食に白子を食べ、夜中授乳をしたところ息子が全身真っ赤に。次の日病院に行きましたが、魚卵も注意が必要とのことでした。

1歳半には自分で避けるように

息子がアレルギーと分かってから特に気をつけていたのが、お姉ちゃんから食べ物をもらってしまうこと。お世話好きなお姉ちゃんは、離乳食をあげるのを手伝ってくれたり、おやつの時間には弟のお皿を出してくれたりしていました。息子も、よく遊んでくれるお姉ちゃんのことが大好き。お姉ちゃんがくれるものなら、泥のプリンでも、石ころでも、貝殻でも、なんでもすぐに口に入れていました(笑)そのためお姉ちゃんには、食べ物は必ずママに確認してからあげるようにと徹底。卵と牛乳はダメと伝えていました。

そのせいなのか、息子が自ら卵と牛乳を1歳半頃から避けるように。パンもバゲット以外は選ばず、ゆで卵やチーズが外食で出てきても、お皿に残していました。

3歳になり負荷試験をしたいのに、本人が嫌がって食べない

2歳を過ぎた頃から、医師に言われたとおり、少しずつ卵と乳を与えることに。しかし息子自身が卵と乳を避けるようになっていたため、ハンバーグのつなぎとして混ぜ込んでみたり、お好み焼きに牛乳をプラスしてみるなどの工夫が必要でした。ハンバーグやからあげなど、混ぜた状態で摂取する卵や牛乳は問題なく食べているので、この頃にはある程度アレルギーを克服していたのだと思います。

しかし3歳を迎えた今では、息子自ら「卵と牛乳は嫌い」と言うようになってしまいました。いつの間にか、食物アレルギーから嫌いな食べ物に変化してしまったのです。今の課題は、少しずつ食べられる量を増やしつつ、原形をとどめた状態でも食べられようになること。

息子がおいしいと言って食べたものに卵や牛乳を使っていたときは、「入ってたんだよ~」と教えるようにしています。小学校入学までには、卵焼きやそのままの牛乳を摂取できるようになれたらいいなと思っています。

食物アレルギー食品が嫌いな食べ物になってしまったことを後悔

うちの息子の場合、ある程度の量を食べられるようになった卵と乳も、本人が嫌がるようになってしまいました。あまり「食べちゃダメ」や「食べたらかゆくなるよ」など、言い過ぎない方がよかったかなと子育てを反省中。ただ、これはあくまでうちの息子の体験です。担当医師にしっかりと相談しながら、食物アレルギーの負荷試験などを進めてくださいね。

担当ライター

この記事をシェアする