お食い初めの鯛はどこで手に入れる?簡単確実に入手する方法とは

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お食い初めの次にある赤ちゃんのイベントと言えば、「お食い初め」。“一生食べ物に困らないように”や“健やかに育つように”という願いを込めて、家族みんなで赤ちゃんの成長を喜ぶお祝い行事です。お食い初めは、地域によって用意する料理などはまちまち。しかし、たいがいどの地域でも用意されるのが「お頭つきの鯛」です。今回は、長男のお食い初めを広島の自宅で行った私が、体験談を交えてお頭つきの鯛を用意した方法についてご紹介。長女のときに困った経験を生かして、手っ取り早く楽に鯛を用意した方法をお伝えします!

長女のお食い初めで起きた「鯛、どうする!」事件

長女のお食い初めをしたのは、2013年の冬。第一子ということもあり、実家へ帰省して長女のお食い初めを行いました。実家の母が病気で体調を崩していたこともあり、お食い初めの料理をすべて手作りするか、仕出し屋さんなどに頼むか決めかねていたときのことです。

たまたまタイミングよく、実家のポストへ仕出し屋さんのチラシが。なんとなく眺めていると、ちらしのすみっこに「お食い初め膳」というなんとも輝かしい商品名を発見しました。

急いで母と、「お食い初め膳なんてあるんやなー!」と言いながら当日どうするかを検討。今回は母の体調も万全ではなく、私も子守をしながらになるので、思い切ってお膳を頼もうということになったのです。

チラシに載っているお食い初め膳には、立派な尾頭つきの鯛がついており、「これを頼めばオールOK!」という内容でした。チラシを見たのがお食い初めの2日前だったので、予約をしたのもギリギリ。そこで起きたのが「鯛、どうする!」事件です。

長女のときは仕出し屋さんにお食い初め膳をオーダー

予約の電話を入れて初めてわかったのですが、お頭つきの鯛を一緒に予約するには5日前までに連絡が必要だったようで、当日に鯛がないという事態を招いてしまいました。両親とともに、「鯛どうするん!」「お食い初めに鯛なかったらあかんやろ!」と騒ぎながら、頭を抱えました。すでにお食い初めを経験済みの友だちに連絡をし、どのように鯛を調達したか調査。魚屋さんで手に入れたという友だちの情報をもとに、その魚屋さんへ連絡を入れてみました。

するとその日たまたま鯛を仕入れていたということで、お頭つきの鯛を用意してもらえることに。ギリギリバタバタで、なんとか鯛をゲットでき、なんとか長女のお食い初め膳を揃えることができたのです。

前日に予約していたお食い初め膳が夕方頃に届き、お頭つきの鯛もなんとか間に合ってセーフ。お食い初め膳をオーダーしたことのメリットは、漆塗りのきれいな器に入って料理が届けられるので、お食い初め用の食器を用意する必要がなかったということ。私の地元である関西では、お食い初めに歯固めの意味を込めてタコと石を用意するのですが、自分たちで用意するのはその二つだけでよかったのでとても楽でした。

自分で料理を用意するのも素敵ですが、仕出し屋さんのお食い初め膳などを利用すれば、時間の余裕が生まれます。きょうだいがいる家庭や、慣れない赤ちゃんのお世話に手一杯という人には、おすすめの方法だなと思いました。

長男のときは前もって大手スーパーの鮮魚コーナーへ予約

長女のお食い初めをした4年後、第二子となる長男のお食い初めを行いました。長男のお食い初めは広島の自宅で行ったので、主人と私の親たちも揃ってのお食い初めです。

第二子である長男のお食い初めですが、長女がすでに4歳を迎えておりそこまで手がかからなかったこと、また長女のときの経験から、お食い初めに必要なものをある程度把握していたため、時間にゆとりがありました。そのため、長男のお食い初めは手作りの料理がメインに。別で用意しないといけないのは、お頭つきの鯛と丸ごとゆでたタコ、お宮参りを行った神社で石を拾ってくることくらいでした。

長女のときの教訓から、まずはお頭つきの鯛を手配することに。「お食い初め 広島 お頭つき 鯛」などのキーワードを入れて検索し、広島の人たちはどのようにしてお食い初めの鯛を手に入れているのか調べてみました。

地元の魚屋さんなどもわからないのでどうしようかと思っていましたが、意外と大手スーパーで手配できることが判明。さっそく、近くにある大手スーパーへ連絡をし、お頭つきの鯛が手に入るか問い合わせをしてみました。

鮮魚コーナーへ電話をつないでもらい質問してみると、手配していただけるとのこと。長女のときの教訓を生かし、スーパーへ問い合わせをしたのはお食い初めをする日の2週間ほど前。二つ返事で「大丈夫ですよ!」とOKをいただき、前回の教訓が生かせてよかったと安心しました。

当日は、お頭つきの鯛を予約したスーパーへ行き、お願いしていた鯛とタコをゲット。用途を伝えていたので、紅白の線が入った紙の上に鯛を入れてくださり、とてもうれしかったのを覚えています。当日の朝から仕込んでおいた筑前煮やお赤飯などを食卓にならべ、いざお食い初めスタート。当の本人は眉間にシワを寄せて、「早くおっぱいください」と言わんばかりの表情でしたが、なんとか無事にお食い初めを終えることができました。

お食い初めの鯛は早めに手配すれば意外と簡単に手配できる

なんとなく、魚屋さんでしか手に入らないようなイメージを抱いていた“お頭つきの鯛”。しかし実は、早めに手配をすればいつも買い物へ行っているスーパーでも、手に入ることがわかりました。お食い初めで使う鯛をどこで用意しようか迷っている人は、一度なじみのスーパーへ問い合わせてみてください。思い出に残るお食い初めになりますように♡

担当ライター

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