メインの鯛は釣り好きの義父にお任せ!?初めてのお食い初め!我が家の失敗談を披露

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出産して2ヶ月間、県外の実家へ里帰りしていた私。広島へ戻ってきてからは慣れないワンオペ育児に毎日げっそり…。生後100日のお食い初めというビッグイベントも日が迫っていることに気づかず、ギリギリになって焦ってようやく準備をスタートさせました。そのため、いろいろヒヤヒヤするような事態が発生!そんな我が家のお食い初めドタバタ失敗談をご紹介します。

お食い初め用の食器は早めに調達!

みなさんは我が子が生後100日を迎えるまでに、お食い初めがどんなものか知っていましたか?お恥ずかしいですが、当時私が抱いていたイメージは「お食い初めって鯛で祝うアレでしょ?」という程度でした。それほどの知識しか持ち合わせていなかったため、焦ってまず真っ先に調べたのは料理のメニュー。近所のスーパーで前日に揃えることができる材料か、作り方は大丈夫か、そのようなことばかりを心配して息子が眠っている時間を利用してちょこちょこ調べていました。そんなときに母からかかってきた電話。
「お皿は黒い方じゃなくて男の子は赤いやつやで。もう用意したやんな?」、「……ん?何の話?」そこで初めて専用の食器の存在を思い出したのです。そのとき、お食い初めをする予定日のなんと3日前!「母、もっと早く言ってくれー!!てか、黒と赤の2種類があるって何!?」パニックになりながらすぐさまネットで検索。

・男の子…内外ともに朱塗り
・女の子…内:朱塗り、外:黒塗り

と、性別で食器の色が異なるということをこのときまでさっぱり知りませんでした。そして急いで翌日配達可能なものを検索。翌日配達可能なものは結構あったのですが、両家でお食い初めをする日はあいにく祝日の月曜だったため、土日に対応しているところはなかなか見つからず…。結果、ベビー量販店でちょっとお高めのものを買ってなんとか間に合わせました。間に合ってよかったものの、ネットだったら同じ品質でもっと費用を抑えられたのに…とちょっぴり悔しい思いをしてしまいました。

メインの鯛は釣り好きの義父に任せたものの…

お食い初めのメインメニューと言えば、やっぱり鯛!釣り好きの義父に孫のお披露目をしたとき、「お食い初めの鯛は船出して釣りに行ったげるからな!任せとき!」と張り切っていたため、お食い初めの日程が決まった段階で義父に依頼すると、前日の夜に船を出して活きのいい鯛を届けてくれるとのことでした。
「わざわざ前日の夜中に釣りに行ってくれるなんて、息子は愛されて幸せ者やなぁ♪」そんな風に嬉しい気持ちで迎えたお食い初め当日。義父が鯛を持って広島の我が家まで来てくれました。しかし手に持っているのは、カチカチに凍った鯛。話を伺うと釣りの前日に雨が降って海が荒れていたことから鯛が釣れず、お食い初め当日の朝方まで粘ってくれていたのだとか。それでも釣れなかったため、自宅の冷凍庫で長らく眠っていた鯛を持ってきてくれたとの経緯でした。これはとんだ想定外…。そのため、鯛が解凍されるまで、調理できずしばらくみんなで談笑して時間を潰すハメに。10時開催予定が夜開催に変更。そのうえ落ち込む義父の姿を見て、義父に頼んでしまった私まで何だか申し訳ない気持ちに。近所のスーパーで注文していた方がよかったのでは…と悶々してしまったのでした。

事前にしきたりはチェックしよう!

鯛の関係で予定時間がズレ込んでようやくスタート。通常食べさせ役は、“年長者で子どもと同性別の人が行う”と友人より情報を得ていたため、義父に依頼しました。「とりあえず全部のメニューを唇にチョンチョンってあてる程度でいいんやね?」、「うん、そうだと思います~!」と快く返事をしたものの…。終わって食器のセットを箱に片づける際に、メニューの食べさせ方が記載された小さな紙がヒラリ。食べさせ方にも順番があったことをこのタイミングで知ったのでした。ちなみに食べさせ方は
<ごはん→お吸い物→ごはん→魚→ごはん→お吸い物>×3回→歯固め
というのが正しい順序とのこと。準備しなければならないものに気を取られて、正式な取り行い方にまで気をまわすことができず、結果間違った方法で行ってしまっていたのです。A型で変に神経質な部分がある私は、息子に申し訳なくなり義両親が帰ってからホロリ。「将来〇〇が食べることに困ることがあったらどうしよう…。週末もう一回自分らだけでやり直したい」と主人に提案するも、「気持ちがこもってたら問題ないやろ」とバッサリ。煮え切らない気持ちが消化されないまま終えてしまい、苦い思い出が詰まったお食い初めとなりました。

何事も余裕を持った事前準備が大切!

お食い初めをはじめ、子どもの成長や健康を祝うイベントはたくさんあります。今となってはお食い初め失敗談は私のなかでも笑い話と化していますが、子どもにとってはどれも一生に一度のイベントのため、できれば滞りなく行いたいもの。また、どんな意味を持って行われるのか知っておくと、さらにその重要性が分かり向き合い方も変わりそうですね。私のような失敗をしないためにも、余裕を持って準備を進め、しっかりお子さんの成長をお祝いしてあげてくださいね。

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担当ライター

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