妊娠中に予習していたものの…わが家の寝かしつけ遍歴

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赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているママやパパも多いのでは?私も妊娠中からいろいろな方法を予習していましたが、いざ寝かしつけをするとなると思うようにうまくいかず…ネットで情報を検索する日々が続きました。試行錯誤の末、ようやく行き着いた寝かしつけ方法とは!?

寝かしつけ?予習しておけばなんとかなるでしょ!

「寝かしつけは大変だよ~!」と、先にママになった友人からよく聞かされていました。大変と言われても、あまりイメージできていなかった私。とりあえずいくつか寝かしつけのやり方を覚えておこうとネットを検索すると、いろいろな方法が出てきます。抱っこでユラユラ、背中とんとん、絵本を読む…。どれも簡単そうだし、これらを実践すればせいぜい30分くらいで寝てくれるだろうと思っていました。

「ママの声を聞くと安心して寝てくれる」という内容もよく目にしたので、妊娠中から夜寝る時間になると子守唄を口ずさんでお腹の赤ちゃんに聴かせることに。産後も同じ唄を聴かせてあげれば大丈夫だろうと、タカをくくっていました。

授乳で寝落ちの新生児期、このままいけばすんなり眠る子に?

里帰り出産をした私は、産後もそのまま実家で生活していました。この時期の娘は授乳のあと寝落ちすることがほとんど。抱いているといつの間にか寝ていたということも多く、寝かしつけに苦労した記憶はあまりありません。たまに寝ぐずりをすることはあっても、抱っこすると落ち着いてくれる娘。実家の家族からも「育てやすそうな子だね」とよく言われ、このまますんなりと眠ってくれるようになると思っていました。

娘が生後1ヶ月を過ぎたころには広島に戻ることに。生活環境の変化で寝なくなるかも!?と心配していましたが、戻って以降もスムーズに寝てくれていました。しかし、寝かしつけに悩む日々は突然始まるのです…。

生後3ヶ月過ぎから始まった「寝かしつけ」の日々

娘が生後3ヶ月を過ぎたある日。いつものように夜の授乳を終え、寝落ちしたのを見計らってゆっくりと布団におろそうとしたときのことです。私の手が離れたとたん、目を覚まして泣き出してしまいました。慌てて抱っこして落ち着かせたものの、眠る気配はありませんん。もう一度授乳して寝落ちさせようとしましたが、おろすとまた目を覚まして泣いてしまいます。結局抱っこでユラユラし、完全に眠るまで待つことに。無事に寝かしつけ布団におろせるまで、1時間近くかかりました。

たまたま機嫌がよくなかったのかな?と思っていましたが、この日を境に、授乳→寝落ちという必勝パターンはあえなく崩壊。完全に眠るまで抱っこで揺らし続ける日々が始まりました。調子がいいと20分ほどで寝てくれるのですが、2時間以上かかることも少なくありません。夫が代わってくれても抱かれ心地が違うのか寝てくれず、やはり私が抱っこで寝かしつけることになります。このままでは腱鞘炎になってしまう!と、もっと楽な方法を探すことにしました。

添い乳には失敗!そういえば子守唄はどうだろう?

まずチャレンジしたのが添い乳です。以前は授乳で寝落ちしてくれていたので、添い乳ならもっとすんなり寝てくれるはず!とさっそく挑戦してみることに。ところが、私も娘も添い乳のセンスがなかったらしく、うまく授乳ができずにあえなく断念。次の方法を探すことに。

このときになってようやく、妊娠中から子守唄を聴かせていたことを思い出しました。聴きなれている唄だしきっと眠ってくれるはず!そう信じて何度か口ずさんでみましたが、子守唄で眠ってくれることはありませんでした…。せっかく予習したのに、私の娘には効果はなかったようです。

それからも、抱っこしてスキップしてみたり、耳元で寝息を聞かせてみたり、顔をティッシュでなでてみたり、目にした情報はことごとく試しましたが、これだ!という寝かしつけ方法にはめぐりあえませんでした。生活リズムをつけたり、日中なるべく疲れさせたりといったことにも気をつけましたが、劇的な変化はなく…。結局、娘が眠るまで抱っこしてユラユラを続ける日々が続き、もうあきらめていました。

結局行き着いた寝かしつけ方法とは…

いつの間にか娘も生後7ヶ月をむかえ、体重も7kg近くになっていました。日々重くなる娘に、長時間の抱っこでの寝かしつけに限界を感じていたある日のこと。

夕食後、寝かしつけまでの少しの間に、カーペットの上に娘を転がし、メリーを回していました。食器を洗い終えいざ寝かしつけようと見ると、すでに寝ているではありませんか!もしかして抱っこしなくても眠ってくれるのでは…。そう思い、翌日から添い寝&メリー&とんとんでの寝かしつけを試してみることに。

とは言え、また抱っこになるんだろうな~とかまえていましたが、わが家の娘にはこれがハマったのです…!メリーを見つめオルゴール音を聴いているうちにウトウトしだし、とどめの背中とんとんで30分前後で眠ってくれるようになりました。多少時間はかかっても、自分も横になれるので体力的負担もまったく違います。

この方法が定着してから、毎日の寝かしつけはぐんと楽になりました。

ぴったりの寝かしつけ方法が見つかりますように…

1歳4ヶ月をむかえた娘も今では、添い寝&とんとんで眠ってくれています。今このときも寝かしつけに苦労しているママもいることでしょう。毎日本当にお疲れ様です。

妊娠中は簡単に考えていた寝かしつけですが、私にとっては子育ての大変さを実感するひとつの難関でした。すべての赤ちゃんが眠ってくれる方法はないのかもしれませんが、少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。

担当ライター

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