愚痴を聞いてくれない夫への不満~子育て中転勤族妻の愚痴を聞くのは誰だ~

この記事をシェアする

広島には縁もゆかりもなく、1人目出産後に夫の転勤で引っ越してきた私にとって、気軽にグチを言える相手は夫だけなんです。でもやはり夫は男性。愚痴を聞く姿勢がなってない。子育て中である転勤族妻の愚痴る相手についての悩みをお届けします。

子育て中転勤族妻の宿命!ママ友以外大人の知り合いがいない

結婚すると、生活する環境が変わったり遠方に引っ越したりする人もたくさんいると思います。私も結婚後夫の転勤により、新天地広島で子育てをすることになったひとりです。

独身時代は本音で語れる友人を新しく作れた

私は結婚する前から、転勤ありの仕事をしていました。はじめて配属された土地は縁もゆかりもなく、知り合いは一人もいない状態。それでも仕事を通して、気の合う友人に出会うことができました。本音を言い合え、わがままも許させれる。そんな友人関係は大人になっても築けるんだな~としみじみと思っていました。しかし子育て中のママになると、そういう訳にもいきません。

地元でない子育てママの私 ママ友以外友人はなし

出産と同時期に夫の広島への転勤が決まった私たち家族。赤ちゃんのお世話について相談できる人はおらず、引っ越してきて1ヶ月はスーパーのおばさんしか会話をする大人の相手がいませんでした。
日中会話する主な相手は、生後間もないわが子だけ。「このままではまずい」と思い、子育て広場などに参加することにしたのです。子育て中のママが集まる場所に参加をするうちに、ママ友が次第にでき、子育てについて相談できる相手も増えてきました。お茶をしたり子どもをいっしょに遊ばせたりできる友人と過ごす時間は、楽しいひとときです。

でも、やはり学生時代や独身時代とは違いますね。地元でない私には、ママ友以外大人の知り合いはいないのです。

ママ友への愚痴は誰に言う?それは夫でしょ

同じ月齢の子どもをもつママ友はできましたが、学生時代や出産前のような友人関係を結ぶのは難しいのが現状。価値観の違いがあっても意見を述べるというよりは、本音を抑えて同調するといった関係です。
もちろん素敵な考えを持っている人や尊敬できる人にも出会えましたが、ママ友同士はどこかしら繋がりがあることも。誰かの愚痴など軽率に話せば、本人に伝わりかねません。子育て方針だけではなく、気が合わない人について気楽に愚痴れる人などいないのです。
そんな身近に愚痴れる友人がいない私にとって、唯一愚痴れる相手が夫。ママ友への愚痴を言っても、誰かに広まる心配もありません。そう、夫は私のストレス発散に必須の存在なのです。
しかし、子どもが成長するにつれて大人の会話にも入ってくるようになりました。そのため、子どもの前で他の人の愚痴を言う気にもなれず…本当に愚痴りたい!というとき以外愚痴は言わなくなりました。どうしても愚痴りたいときは、子どもが就寝したあとに夫への愚痴パレードです。帰宅が遅い夫の帰宅時間を把握するためにも、「本日は愚痴があります」とLINEに送信。夫の返事は「はい」だけですが、まあそれでも聞いてくれるので良しです。

夫への愚痴をママ友に話してすっきり

娘が幼稚園に入園しバス通園するようになると、ママ友でもない幼稚園ママと話す機会も増えました。必然的に毎朝顔を合わせる同じバス停のママたち。同じ幼稚園ママとは言っても、年代や出身が違い、ファッションセンスも異なるんです。
そのうちのひとりのママが苦手な私。子育て方針も趣味も、日中の過ごし方も異なるんです。普段は「そうなんですね~」と話を合わせることで、なんとなくやり過ごしていました。

そんなある日、子ども同士の約束のことで、「あとでLINEします」(休みの連絡のためにLINEは交換したんです)と降園後にその苦手なママから言われた私。1時間経っても、2時間経っても連絡はありません。「連絡まだですか?」といったLINEを送ることもできず、待ち続けましたが、結局その日に連絡は来ませんでした。さらに翌朝、まるで連絡する話はなかったかのようないつも通りの態度。
「いや、うちの子は連絡待ってたんですけど(怒)それを2時間以上、『まだ?』と子どもから私は聞き続けられたんですけど!」
と怒り心頭の私ですが、直接言えるわけもなく…帰宅後すぐに「本日は愚痴があります」と夫にLINEを送信しました。夫が帰宅後、今日の出来事の話をしたところ「そうゆう人なんだから、仕方ない。それが当たり前」との返し。女性って愚痴を「うん、うん。そうだよね」と同調して聞いて欲しいものじゃないですか。そうでない人もいるかもしれませんが、私はそうなんです。結果、「なんでやねん!!そこは妻に同調するところやろ!!」と怒りの矛先は夫へ。

結局この話(幼稚園ママへの話はかいつまんで)をママ友にし、夫への愚痴を話すことで私の気分はすっきり。夫の愚痴を堂々と話せるママ友はやっぱり貴重な存在です。そして、夫へは「愚痴を話しているときは、『うん、うん。そうだね~。大変だね~』と聞いてよね」と釘をさしました。

愚痴はやっぱり女性同士でするものかも

ママ友への愚痴は地元に帰ったときに幼なじみにすることにして、普段は子育て仲間のママ友と夫の愚痴を言い合って気分転換をしています。夫に愚痴の聞き役として期待しないことが大切かも(笑)

担当ライター

この記事をシェアする